代表取締役 渡邊 智恵子
設立 | 1985年9月4日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.avantijapan.co.jp/index.html |
経理担当として始まったキャリア
明治大学商学部を卒業後、株式会社タスコ・ジャパンの経理としてキャリアをスタートしました。
入社して2年も経たない頃に「35歳までに5つの会社の役員になる!」と堅く心に決めまして、経理を通して会社全体を見ることを意識していましたね。
会社のお金の流れを見られることで、会社が今どこに注力して伸ばそうとしているのか理解できますから。それを続けていましたら、徐々に経理としての仕事をこなすだけではなく、経理業務を通して経営者の視点を得られるようになってきたんです。
経営者の目線で物事を判断できるようになりますと、今度は役員としての仕事も任されるようになりました。そして会社で役員として仕事をしていく中で、運命的な出会いがあったんです。
運命的な出会い
前職で仕事をしている時に、コットンを輸入代行するお仕事を任されまして、そこで初めてオーガニックコットンに出会いました。
私自身それまでオーガニックコットンについて全く知らなく、繊維についての知識もありませんでした。そのお仕事をきっかけにオーガニックコットンの魅力に気付き、もっと世界にオーガニックコットンの魅力と社会的意義を広めていきたいと思い、アバンティでオーガニックコットンを専門に扱うに至りました。
経営者としての仕事とは
経営者が社員と決定的に違うのが、社員には目の前の状況を見て仕事をしていただかなければなりませんが、経営者は目の前の状況だけではなく更にもっと先を見て仕事をする必要があります。
私はこれを「5年、10年後のための営業活動」と例えたりしますが、経営者として、会社の目標を定め、一緒に働いてもらう社員を先導していく必要があります。そういう意味で、社員目線と経営者目線、2つを持ちながら行動していく責任があると思います。
私は性格的に、トップに立ちたいという気持ちが非常に強いほうでして、例えば、働き始めてすぐの頃、部長が目の前に居たときに、私がどのように頑張れば、その人を超えられるかを考えていました。
私の上司が社長になったときには、私もその年までに社長になると思っていましたし。基本的に、目標を立てるのが好きで、またその目標を人に言ってしまうんです。そうすると後には引けないし、必ず達成しなきゃいけなくなる。自分を追いたてることでより力を発揮するタイプなんです。
上を目指す気持ち
社会人になったらまず、「会社にとって必要な人になること」を目指して欲しいですね。
任された仕事をこなし、あなたじゃなければ頼めない仕事を増やしていくことが大事です。そして、今度は自分で仕事を創って行きましょう。
社員にも「自分の環境は自分で創りましょう」と伝えております。与えられた以上の仕事を創ってこなしていくと、他の人より忙しくなりますが、あなたがやってきた結果があなたの環境を形作ります。
私も最初は経理として入社し、新卒でしたから与えられた仕事を始めることしか出来ませんでした。
しかし、そこで結果を残し、認められたことで、私自身の環境を創ることが出来ました。