株式会社デザインリポート　代表取締役社長　嶋川修三

代表取締役社長　嶋川修三


設立	1998年7月22日
事業内容	紳士、婦人服、バッグ及び雑貨の企画、製造、輸入販売
会社HP	http://www.designreport.co.jp/jpn/index.html

大学2年生の時、1年間休学してアメリカに留学。
カリフォルニアのＵＣＬＡで、外国人のための英語教室に通い、
楽しい日々を過ごしていました。

帰国してしばらく経った大学4年の12月頃、やっと就職を考えるように。
大学の就職課で希望を聞かれ「英語を生かせるところ」と答えると、
たまたま見せてくれた商社に入社し、上京しました。

ある時、北海道へ転勤させられることになり、嫌だったので会社を辞めました。
そして、実家に戻り、家業のプリント工場を手伝うことに。
しかし、１年ほど勤めた頃、父から「後を継げ」と言われたことに反発して家を出ました。
27歳の家出です。

そして再び東京に出てきて、
アパレル業界で働いていた兄の紹介でアパレル関係の仕事に就くことに。
それが、今の仕事を始めるきっかけになりました。

その後、会社が倒産。
会社がなくなると何もかもなくなってしまい、また別の会社に入るとゼロからのスタートです。
それまでの努力が無駄になってしまうのです。
その経験から、「これからは自分のために仕事しよう」と思い、独立を決意。
自分で招いたリスクなら、どんな結末になっても納得できると思ったのです。

そして、別の会社に勤めた後、1999年に起業。
元部下と４名で、丸井の通販の仕事からスタートしました。
カタログ通販はお金を回収するまでのサイクルが非常に長いので、
起業してから半年間は資金面で厳しかったですね。
しかし、得意の企画力をメインに、アパレルの企画・製造・販売で成長を続けてきました。

現在は、企画提案型のＯＤＭに力を入れています。
国内だけでなく、中国でのＯＤＭにも進出しているところ。
今後も、当社の強みである企画力を生かした事業展開をしていく予定です。

また、マルチアーティスト・内藤ルネのライセンスビジネスも当社の重要な柱です。
たまたま僕の友人が彼の著作権者だったことから出会ったのですが、
内藤さんの作品を見て、非常に大きなインパクトを受けました。
私のライフワークとして大事にしていきたいと思っています。

テーマカラーは「ディープブルー」です。
理由はないけど、ただ好きだから。

人から言われたことだけをやっていてはダメ。
自分で考えて工夫して、仕事をより大きく効率よくできる人が必要です。

今は就職が大変だといわれますが、「日本での就職ばかり考えるな」と言いたいですね。
もっと視野を広げて、自分が行きたい国を決めて、その国の言葉を勉強して、
そこで就職するという手もありますよ。