代表取締役 景山 伸作

株式会社ジー・パートナーズ 代表取締役 景山 伸作

代表取締役 景山 伸作

株式会社ジー・パートナーズ
設立 平成20年9月1日
事業内容
  • 各種教育機関の生徒募集に関わる広報支援事業及びコンサルティング
  • 進学情報誌、学校パンフレット等、各種印刷物の制作・発送代行
  • 進路説明会、その他イベントの企画・開催・運営
    若年者対象キャリア設計セミナー、教師対象セミナー等の企画・開催・運営
  • 学校教育における教材の開発・販売
  • WEBサイト制作・運営 ネットワーク及び通信システムの設計・販売・保守
会社HP http://gakuhi.jp/

ミュージシャンを目指していた学生時代

私は近畿大学出身で、中学校の頃からずっと音楽活動を行っていました。
本気でプロを目指していた私は、卒業をしてからも活動は続けていたのですが・・・

ある日、母親に呼び出されて家に帰ると、お寿司と当時の彼女がいたんです。
何だろうと少し戸惑っていると、2人から「就職をしなさい!!」の雨嵐。
母親だけならともかく、彼女とセットで言われるとさすがに思い悩みましたね(笑)
そして就職を決意し、いざ職探しへ。
それでも音楽活動は絶対に続けたかったので、
しっかりとプライベートの時間が取れる会社を探しました。

そこで見つけたのが、進学情報誌の会社でした。
仕事内容としては、学校に行き「情報誌に生徒募集を載せませんか??」というものです。
ここには17年間在籍したのですが、30歳になるタイミングで、
「今からデビューできたとしてもキラキラにはなれない」
ということに気づき、一時期、相当落ち込みましたね。
なぜそうなってしまったか落ち着いて思い返すと、本当にプロを目指すのであれば、
アーティストを目指す人達が集まる環境へ飛び込む必要があったのではないかと思い返したのです。

つまり、大学をなんとなしに決めるのではなく、芸大など同じ志を持つ人が
集まる大学へ行くべきだったのではないかということです。
これに気付いた時に考えが切り替わりました。
幸いなことに、今自分は進学に携わる仕事をしている。
なのであれば、ミスマッチのない進学を促すための企画を作っていこう。
そう決意したのです。
それと同時に、今までは会社が用意したものをただ販売していただけでしたが、
自分で企画を0から創り上げてみようとも思いました。

高校生向けのバンドコンテストを開催

バンドコンテストって、関係ないだろ!!
なんて声も聞こえてきそうですが、これは高校生向けの情報誌を作る際の
広報イベントとして上司から任されて行ったイベントです。
通常の業務と並行してイベント運営を行っていたので、
正直大変な面は多々ありましたが、どうにか成功を収めました。
結局このイベントは8年間続き、最終的には“なんばhatch”で行うくらい、
規模の大きいイベントになりました。

そして、その後新たにイベントを行うことになりました。
今までの大学の合同入学説明会というと、ブースを構えてそこに担当者がいる。
なんて一般的なものでしたが、私たちが考えたのは、
大学の講義を疑似体験できる合同入学説明会でした。
やはりいくら大学の説明を聞いても、実際に授業を受けてみないとわからないですよね?
このイベントは業界初のもので、皆さまから反響を頂く内容の濃いものになりました。

ついには京セラドームでイベント開催・・・

この成功を見た上司は「専門学校もこのイベントに組み込んでよ」
と提案をくれました。
しかしながら、方向性に違いを感じこの話からは降りることに。
結局他の担当がついて行ったのですがうまくいかず終わってしまいました。
後日マネージャー会議が開かれ「やはり景山に任せよう」ということになったそうです。
私は相変わらず断り続けていましたが、
普段怒らないマネージャー陣の真剣なお願いに押され、
最終的には根負けし第2回を担当することになったのです。

そして開催場所はというと・・・なぜか京セラドームに(笑)
今までの何倍もの規模に正直焦りました。
ありがたいことに、イベントに参加希望をだしてくださる大学、専門学校が
予想以上に多く、思い切ってドームを借りることにしたのです。
当日は5000人の高校生が参加してくれ、テレビ取材も入り、
なんとか成功を収めました。この成功体験は大きな糧になりましたね。

大きい会社で働くことへの限界を感じた

その頃、会社が希望退職者を集い始めました。
これを機に私の仲間が何人もやめていく中、
私は「どうにか会社を助けたい」そう考え今まで以上に一生懸命働きました。
しかしそれはまったく意味をなしませんでした。
大きい会社の中で一営業マンがどれだけ頑張っても何も変わらないのです。
会社を辞め、私は起業の準備にとりかかりました。
起業に必要なものは何か、そもそもユーザーとクライアントにとって、
この業界で「必要なものは何なのか?」をとにかく考え研究しました。

学生と学校の間にあるミスマッチをなくす

業界のことを研究していると、ある問題点に気づきました。何かというと・・・
“大学4年間で学校側に支払う金額が明確でないまま、受験をしている”
ということでした。
その結果、入学後に授業料が支払うことが出来ずに辞めていく学生が毎年後を経ちません。
もちろん、すべてがこの問題のせいだとは思っていませんが、
現実、支払う金額が不透明なまま受験をしている方が大半です。
合格したのにも関わらずお金の工面ができず入学を諦める人もいます。
これは情報屋として、情報を流す側の責任だと感じました。

学費問題ソリューションのパイオニア

その想いから学費.jp(http://gakuhi.jp/)を立ち上げ、ジー・パートナーズを設立しました。
このサイトはユーザーが主導権を持った情報を届けることがコンセプトになっています。
普通の情報サイトであれば、掲載側の都合で情報を開示しますが、
私たちは常にユーザー視点に立つことで双方のミスマッチを防げると考えています。
今後、学費.jpは情報開示だけでなく、
600万の学費をどう支払うかなどのカウンセリングも行えるサイトにしていきます。
そして、目指すは全国展開!!

“教育を提供する側と受ける側のミスマッチをなくす”
これを追求するのが私たちの使命です。