取締役社長 橋本 美智子
設立 | 2005年3月 |
---|---|
事業内容 |
|
会社HP | http://www.visionbridge.jp/index.html |
紹介文
NPOや学会・会議などの事務局アウトソーシング事業を行っているビジョンブリッジ。
「土日も忙しい!でも毎日充実していて幸せです。」と語る、
エネルギッシュでとってもチャーミングな橋本社長にインタビュー!
起業ストーリー
周りや誰かの価値観ではなく、自分の気持ちに素直になる。
30代前半の時に、アメリカの「ATMフォーラム」という国際非営利団体で働くことになりました。「ATM」とは、自動現金支払機ではなく、非同期転送モード(Asynchronous Transfer Mode)のことで、音声・画像・データなど速度の異なる伝送が同時に行える高速デジタル交換技術のことです。
現在、インターネットのバックボーン技術としても使われています。
私はそこでグローバル展開の活動の一翼を担い、アジア太平洋の事務局責任者として11年程働きました。
「ATMフォーラム」に入ってすぐに、「10年後にはこの組織はなくなりますよ。」と言われました。
潰れるという意味ではなく、この組織の目的が10年後には達成されるので、発展的に解消するという意味です。
それで、10年後の次のステップを考えて、国際的に通用する米国公認会計士の資格を取りました。
11年間ATMフォーラムで働いて、次のステップとしてどこで働くか考えていたとき、
知り合いの会社から何社かお誘いをいただきました。
でも誰かの下で働くよりは、「自分で何かやりたいな」と思いました。
考えた結果、自分の気持ちに素直になろうと思い、45歳でビジョンブリッジを立ち上げました。
事務局のアウトソーシングをやろうと思ったのは、前職でのアメリカでの経験です。
アメリカでは一般的に普及しているアウトソーシングの形態ですが、日本ではまだそれを専門にする会社はありません。事務局の仕事は専門性が求められる仕事で、すぐに誰でもできるわけではありません。
これまでの経験を活かせるチャンスだと思いました。
今後のビジョン
事務局のアウトソーシングのニーズはまだまだあります。
アウトソースすることでコストを削減できますし、
専門性のある人がやった方が効率的です。
これまでは、知り合いの方の紹介でお仕事を頂くことが多かったのですが
、これまで付き合いのない会社様とのお仕事が増えてきました。
今まで以上に“甘え”は許されないなと思いました。
これまで以上にお客様の満足いくサービスを提供していきたいと考えています。
社長のテーマカラー
「グリーン」
自然でナチュラル。ありのままのイメージです。
社長を表す漢字一字
「素」
自分の気持ちに素直でいたい。人にも自分にも正直に嘘をつかないように。
今後求められる人材
自分で物事を考えられる人。
問題点を見つけて動ける人です。
あと、客観的自分を見て「自分の本当の姿・気持」がわかっている人。
自分が何をしたいのか見つけるのは難しいですが、
疑問を持ちながら悩みながら前を向いて歩き続ければ見つけられると思います。
学生へのメッセージ
大きな視野を持って社会を見て下さい。
自分に正直に、妥協することなく頑張り続ければ、
自分が共感できるものを持っている会社を見つけられるはずです。
「成功とは、失敗を重ねてもやる気を失わないでいられる才能である。」
(ウィンストン・チャーチル)