代表取締役社長 小野 弘貴
設立 | 2003年3月 |
---|---|
事業内容 |
|
会社HP | http://grandeconsulting.jp/ |
紹介文
ワクワクする夢の実現を。人と企業のコミュニケーションを作り出す、
グランデコンサルティングの小野社長にインタビュー!
ロジックだけではないコンサルティング
大学卒業後は銀行に就職しました。営業を教えてもらいました。
サラリーマン時代は楽しかったです。やんちゃでしたから。
でも、正直3年後の自分にワクワク出来ていませんでしたね。
いろいろな経営者の考えや想いに接するうちに、「自分でやるんだ!」と思い始めました。
もともと自営業の家庭で育ちましたから、そんなDNAも持ち合わせていたのかもしれません。
銀行を退職し、米国留学。MBAをもって、外資系コンサルティング会社に入社しました。
アカデミックなものを現場で実践してみたかったからです。
戦略コンサルタントとして、経験も自信も積み上げていました。
ところが、徐々に違和感を覚え始めます。
コンサルタントの基本、いやビジネスの基本は論理的思考力です。
クライアントに対し、最先端でかつ優れたロジック(戦略、制度や業務プロセスなど)の
開発、導入に尽力しました。
戦略は正しいはず、制度は機能するはずだったのですが、期待された成果を
十分に発揮することはむしろ稀でした。
ロジック・プラス「何か」が必要だと強く感じたわけです。
その「何か」をお客様に提供するために起業しました。
右脳派コンサルタントの「企業コミュニケーション」
私たちは「企業の伝わるコミュニケーション」をお手伝いしています。
企業のコミュニケーションの受け手は、お客様はもちろんのこと、
株主や従業員、学生、社会と幅広いわけです。
いつ、誰に対して、どんな点を、どのような手段で伝えるかを提案しています。
今後ビジネスの世界では、左脳は当たり前。
そこにどれだけ右脳的要素を付加できるかが大事だと考えています。
お客様にウチの商品・サービスを買ってもらう。良い学生にウチで働いてもらう。
これらにいたるには、いままでのようなスペック偏重のコミュニケーションでは
十分ではありません。
お客様や学生さんと共感できるコミュニケーションをとらなければなりません。
その一つの答えが「漫画力」。マンガを活用したコミュニケーションです。
企業のIRやCSRなどのシーンで、会社の理念、価値観、哲学を
ストーリーテリングの手法用いて訴求しています。
巷では漫画を活用したものも増えてきましたが、私たちのそれはただのマンガではなく、
その会社のどこを訴求するのが良いのか?どういうストーリーにするとより伝わるのか?
というコンサルタントの左脳的視点で右脳的に表現するマンガを作っています。
「実現村」の村長です!
私たちは2009年10月に「実現村」を立ち上げました。
実現村とは、会社で働いている人たちの仕事の成功や、ワクワクする夢の実現を
互いに応援し合うリアルなコミュニティです。
組織の中の上下関係ではなく、上も下も横も様々な立場の人々が集まる村。
日々の気づきや悩み、勇気や知恵を共有することで、化学反応を起こしたいと思っています。
人生の師が、成功者だというのは遠い昔の話です。
雲の上の成功ストーリーではなく、歯を食いしばって頑張っている仲間の
失敗談や小さな成功ストーリーを伝えていくことで
「私もこれなら頑張れる」と勇気をもって行動して欲しいと思っています。
会社員を元気にする、日本を元気にする「実現村」が「村」なのは、
日本の伝統的な村文化(DNA)こそが源泉である!と思ったからです。
あきらめた人がいる。その人に良いおせっかいを焼く場があったらいいと思っています。
かつて村文化にあった見返りを期待しないGIVE&GIVEの交流をして欲しいと思っています。
「実現村」をきっかけにたくさんの人に夢や想いを実現してほしい。また将来は
「日本だけでなく世界に実現村が広がり、世界中でワクワクする夢が増えていく」
という私のワクワクする夢が、実現村に込められています。
学生の皆さんへ
メッセージは1つです。
「第一志望の会社に入社することが一番良いとは限らない。
大切なのは、どんな会社でも自分がどうしたいのかを持つこと」です。
以前、元気で勢いのある学生が、第一志望に内定を取ったとたんに
丸くなってしまったことがありました。
非常に残念と思いました。内定がゴールになってしまい、その学生自身の
「自分はこれをするんだ!」という勢いやその人の魅力がなくなってしまったように思います。
私自身、銀行は希望する会社ではありませんでした。
だからこそ、言いたいこと(言えること)ではなく言うべきことが言えたのではないかと思っています。
最近、悲しいかな皆さんのお手本になるべく先輩たち、上司たちがいません。
そういう人に限って、ネガティブな指導をします。
「会社はこういうところ、あきらめろ」って。皆さんにも会社や環境に染まらずに、
自分自身を主張してほしいなと思います。