代表取締役 新枦 孝典
設立 | 平成18年7月14日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://kainzu.com/ |
年功序列から実力主義へ
中学時代、授業中に将棋をしているくらい勉強に興味がなかった私は、
当時失業率が非常に高かったことも受けて、普通科ではなく
工業高校へ進学をしました。
そこで就職を見据えて勉学に励み、最終的には松下電器の子会社である
ビル管理会社に入社しました。
そこでビルの電気や空調など機械設備の管理を6年間勤めました。
そのまま定年までそこで働くつもりでしたが、ある日そこの10年先輩責任者の
給与明細をたまたま目にした時、あまり自分と変わらないその金額に
急に先が見えてしまった気がして、初めて転職を考えるようになりました。
そこの会社は良くも悪くも旧体質で、完全年功序列型だったんですよね。
決してそれが悪いとは言いませんが、誰よりもまじめにコツコツと仕事をしていた
当時の私は、もっとやった分だけ評価されたいという欲求が日に日に強くなっていきました。
起業の芽生え
結局その想いを拭いきれず、以前から興味のあった
通信系の営業会社に転職を決意しました。
そこでは今までとは打って変わってゴリゴリの体育会系で、
その厳しい環境下のもと、営業活動のイロハを学ばせてもらいました。
同時に営業スキルだけでなく、成績が上がるにつれて新しい人脈がどんどん増え、
この時の経験がまさに今のビジネスの基盤となっている気がします。
ある程度営業に自信がついてきた頃、
「自分でもやってみたい」という想いが少しずつ芽生えるようになり、
同時に、利益第一主義である当時の会社の考え方に違和感を感じ始め、
「起業家支援」をコンセプトに持つ同業の会社に大阪支社の責任者という
看板付きで入社をしました。
そこで2年間、数字周りや営業戦略など経営に重要な要素を学ばせてもらい、
2006年7月、いよいよ前職の仲間と4名で株式会社カインズを立ち上げました。
すべては人と人とのつながり
今思えば無謀でしたが、当時の私たちは資本金30万円でも
絶対に成功するという自信に満ち溢れていました。
が、案の定、通帳は2週間で底がつき、仲間も一人二人と離れていき、
残された私ともう一人がとった行動は、夜勤アルバイトでした。
来る日も来る日も、昼間はNTTの代理店として通信回線の営業を
一軒一軒回り、夜は書類仕分けのアルバイトに励み、睡眠時間は3時間ほど。
そんな非人間的な生活を約1年続けていましたが、
この頃の経験は今でもとても大きな糧となっています。
この頃に比べたら、ちょっとやそっとの苦境は全然平気ですからね(笑)。
そうこうしているうちに少しずつ本業の通信事業のほうが軌道に乗り始めました。
1社目の通信会社で培った人脈が功を奏し、そのような状況下でも
支援してくださる方々がたくさんいらっしゃったからです。
今でもよく思いますが、本当に私たちはたくさんの人脈で、
色々な方々に助けられてきました。それがすべてです。
人が人を呼び、代理店となって支援してくださる方々が増え、
今では1000社を超えるまでに至りました。
しかも損得ではなく、人間性で付き合ってくださっていると自負しています。
ですから私自身社長だからといって奢り高ぶることなく、代理店さんに対しても
社員に対しても一人の人間として対等にお付き合いをさせていただいています。
バイタリティあふれる方と働きたい
現在はNTTの通信回線を主とした代理販売を行っていますが、カインズとしては
ほとんどその代理店様に対しての販売サポートをメインで行っています。
できるだけ好条件で代理店さんと契約し、その代理店さんがしっかり販売できるよう、
そのサポートを徹底して行っています。
ただ、残念ながら移り変わりの激しいこの業界。
そんな中でも永く代理店さんにご発展いただけるよう、今後は色々な商材を開拓し、
新規事業にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。
そのためにも、若くバイタリティ溢れる、
それでいて私たちのビジネスに欠かせない人間関係を重んじる、
そんな方々と一緒に働きたいですね。