代表取締役社長 荒山 元秀
設立 | 平成7年1月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.madoc.co.jp/ |
夢ラインの追求が起業のキッカケに
私は1981年に同志社を卒業し、その後京セラに入社をしました。
そこではセラミック事業部、戦略開発室、経営推進室など
いくつかの部署で沢山の経験をしました。
私が35歳の時、稲盛さんからの哲学を学ぶ中で「将来に何を残せるか」ということを考え、
「企業を元気にしたい」そんな企画を提出したのです。
なぜ、企業を元気にしたいと考えるようになったのか・・・
それは、「夢ライン」という、不良品0のラインを構築しようとした時に、
経験したことがキッカケでした。
当時、毎月6000万個の部品を出荷していたため、不良品を0にするなんて、
夢のまた夢だと、挑戦しては破れての繰り返しの中で、当初は誰もが諦めれていました。
その時、若手の一人が「だったら、1個1個丁寧に自分たちで商品を扱えばいい!!」
そう言って最新の注意を払いながら不良0のロット(6000個)を作ったのです。
たった1ロットですが、この1つの実践が夢ラインを作っていきました。
たかが10000分の1、されど10000分の1。
その一人の最初のひとつの実践が、みんなの概念を変えていきました。
10000分の1を全員が、一つ一つ 丁寧に丁寧に作っていけば、
不良0の夢ラインに近づいて行くんだ・・・そんなことに気づかされたのです。
人は実現不可能だと思うと、夢を追うことを辞めてしまいます。
しかし、そんな中誰かが一歩踏み出し道しるべを作ることで、
まわりの人達も向かう方向へ突き進んでいけることを、この夢ラインで経験しました。
幸福を求める者は 夢なかるべからず
皆さんはこんな言葉があるのはご存知でしょうか。
【夢 七訓】
夢なき者は 理想なし
理想なき者は 信念なし
信念なき者は 計画なし
計画なき者は 実行なし
実行なき者は 成果なし
成果なき者は 幸福なし
故に
幸福を求める者は 夢なかるべからず
渋沢栄一
まさに、夢を持つことが幸せになる第一歩であり、
幸せになりたいのであれば、夢は必ず持たなければいけないのです。
この想いを企業の人々に伝え、そして企業を元気にしていきたい。
そして、私がやりたいことを、稲盛さんが行われたような創業の苦難を通して
学ぶべきと考え、平成7年に独立を果たしました。
荒山社長が情熱を注ぐものとは・・・
この活動の1つの事例が、「ちきゅうにやさしい施工研究会」です。
現在、地球温暖化や産業廃棄物の問題など、地球環境保全をめぐる問題は広く論議され、
年々強まってきています。経済活動の中心にいるわれわれ中小企業においても、
環境保全と資源循環型経済の問題について努力する必要があるのですが・・・
では、ある会社だけが孤軍奮闘して、何か変わると思いますか??
正直、それでは厳しいと思います。
それぞれで頑張るのではなく、スイミーのようにお互いの様々な情報と技術を持ちより、
1つの集団として活動すれば大きなソリューションを生むことができます。
※ちきゅうにやさしい施工研究会についてはコチラ