代表取締役 綿本 哲

有限会社 ヨガワークス 代表取締役 綿本 哲

代表取締役 綿本 哲

有限会社 ヨガワークス
設立 2003年9月
事業内容
  • ヨガ製品の取り扱い
会社HP http://www.yogaworks.jp/

宇宙に夢拡がる幼少時代

歴史の教科書に載るような人を見て、そんな人になりたいと思った小学生時代。
「どうしたら歴史に少しでも名前が残るのか?」を常に考えて行動していました。
そのためには自らが事を興して前に進んでいくが大事だと考えるように。
私の子供時代、コスモスというTVドキュメンタリが放映され、
それを見ては”宇宙”に興味をもつようになりました。
アメリカで、宇宙コロニー計画が現実になりつつある中で、
技術者として宇宙計画に関われば、残されたフロンティアでの功績として
歴史に名が残せるのではないか。
そんな目標もあり大学で宇宙航空学を専攻し、社会人として
ロケットの開発に携わり種子島宇宙センターと東京を往復する多忙な日々を過ごしました。
元来起業意識が高かった事もあり、ロケット開発事業の、国家規模でのプロジェクトとしての、
遅々とした時間の流れに疑問を感じだすのも時間の問題でした。
私は、「自分で事を興して時間を進めていく事」だと、起業に再燃。

幼少の頃から日々したしんできた父の事業であったYOGAが
心の中にある宇宙についてをテーマにしている事に興味を示し、
兄弟でその事業に携わりながらYOGA事業に携わることになりました。
YOGAはフィジカル面がクローズアップされていますが、
実際には感情のコントロール方法としては卓越したメソッドである事を強みに、
その効果についてをテーマにしたワークショップやセミナーを企業に提案していました。
そこから学んだのは、日本の企業の意思決定の構造であり、
それはトップダウンによる意思決定でなければ
新しいものへの取り組みに繋がりづらいという意思の障害でした。
そこでこれを根底から覆すためには経営者にYOGAのメソッドを理解してもらい、
会社全体で取り組まないと意味がないと考えるようになっていました。
その後、兄弟で事業ドメインを分け、私がビジネス面でのプロデユース能力を高める事、
弟がYOGAを含めた哲学、メソッドを深める事を担うように。
私は人間が生きていくには哲学必要であり、
企業活動を続けていくためにもその軸である哲学が必要と考えYOGAの手法を用いて、
起業家向けに企業戦略や、従業員のモチベーションマネジメントを中心に
コンサルティングを行っていったのです。

ヨガ事業起業のきっかけ

2001年頃にアメリカでパワーYOGAがブームになっている事を知り、
これを日本に紹介しようという企画を弟からもちかけられ、
コンサルティング事業で培った理想の企業形態やマーケットの形成を
ヨガ業界で叶えることができるのではと考えヨガ事業を起業しました。
当時、YOGAマーケットは学びの場とした、
先生を頂点にした生徒が構成するピラミッド市場しか無く、
先生の数だけピラミッドがある小さな市場の集合体であるヨガ市場でした。
そこにヨガマットという物販市場を形成することで、
それらのピラミッドを繋げる存在になると考えたのです。

ビジョンは、YOGAマーケットを居心地の良いマーケットにリードしていく企業になること。
新しく入ってくる人が長くそのマーケットに居続けることができる市場を目指したい。
今後は、物販のチャネルを有効に活用し、
YOGAビジネスを助けるサービスを幅を拡大していきたいですね。
そしてYOGAの先生を、教室を、経営を助ける存在でありたいと思います。

座右の銘

座右の銘ではありませんが「どうやったら人生面白くなるか?」
常に念頭にこの考え方を入れています。

人は生まれて死という恐怖(リスク)を抱えながら生きています。
平等に与えられているものは時間ですから、
どうしたら面白く生きられるかと考えることは工夫ちう叡智を生み出します。
私は何もしないことは、最大のリスクと考えています。
面白く生きるために、経験から知恵を得、
知恵を使って行動できる生き方をしていきたいと思います。

テーマカラー


海をイメージさせる青が好きですね。
海では人は何もしなければ死をもたらす最もリスクのある環境だと思います。
けれども工夫次第ですごく楽しいところに変わる。
そんな海が私は好きです。

学生へ、メッセージ

以下の3つのことを考えて生きてみてください。

・したいこと(want)
・すべきこと(should)
・できること(can)

したいことが明確であれば、すべきこと・できることが見えてきます。
社会人と学生の違いは、したいことに繋がる学習方法が与えられているかどうかです。
社会人になると、自分ができるという実力の評価基準が客観的に見にくくなります。
ですので、この3つを自分の中で落とし込み、バランスがとれているか考えてみてください。
そしてそれを用いてあなたの未来にむけた就職活動を頑張ってくださいね。