代表取締役 舘野 真一

株式会社データム 代表取締役 舘野 真一

代表取締役 舘野 真一

株式会社データム
設立 平成4年4月
事業内容
  • アンケートデータ入力・集計サービス
  • アンケート分析に関わるASPサービス
会社HP http://www.dtum.co.jp/

起業について

起業前は大手のシンクタンク企業に8年勤めていました。

しかし、よりスピード観のあるダイナミックな仕事をしたかったことや、企業数は多いのに、マーケティングノウハウが浸透していない中堅企業向けのマーケティング業務を始めることに意義があると感じたため、29歳の時に独立しました。

やりたいことができること、そして数字としてすぐ結果が反映される、効果が分かりやすい仕事ができるというのが良かったですね。

具体的な業務としてはアンケート調査の分析、マーケティング切り口の整理、仕組み作りなどを行なっております。

2009年の目標

自社で開発したASPをメインサービスにしていくことです。

これは、ネットを通じてお客様から弊社サーバーにデータが送られた後、それを分析するシステムでして、お客様のマーケティングにおける着眼点、つまりシグナルが見えるツールになっているんです。この後でも触れますが、何かをとらえる際の重要な視点、何かの本質を見えやすくするシステムです。これをどんどん広げていきたいですね。

社長のテーマカラー

「青」
冷静さを表したり、深く考えるイメージなので青にしました。
激動の時代、何が起きても不思議でない時代にあっても、常に冷静でいたいですね。

社長の座右の銘

「表裏観照」

何かをよく知ろうと思ったら表だけでなく裏も観る、という自戒の念を込めた言葉です。

何か(表)を明晰にとらえるには、あえて裏にも目を向け、見比べる必要があるということです。じつはデータ分析においても全く同じなんです。

「観」には見比べる、「照」には照らし合わせるという意味があります。
見比べ照らし合わせて初めて、どこが同じでどこが違うかが見えるようになるんです。
そして、この違う部分に何かの本質があることが多いんです。

上述したとおり、激動の時代においては何があたり前かは定かでありません。
だからこそ、表裏観照というシンプルながらも何かの本質を見えやすくするスタイルは、チャンスのシグナル発見にも有効と考えます。

これからどんな人材が求められるか。

常識が備わっているのは大前提。そこから価値を生み出すためには、着眼点が重要なんです。ですから、何が必要なのかをゼロから考えられる力や、それを探り出し、再び組み立てられる力も求められます。つまり前例にとらわれない考え方ができる人ですね。

学生のみなさんへ

自分で根本から考えたことというのは、たとえそれが失敗したとしても記憶に残りますし、新たなやり方を見つけ出せるようになると仕事が楽しくなってきます。

そのためには、それまでのやり方を否定したり、視点を変えるといったことや、我慢すること、新しいことに挑戦することなども必要になってくるのです。最後に残るもの意外とシンプルですし、そういったことの方が大事だったりします。