代表取締役 松尾 圭介

株式会社ディー・オー・エム 代表取締役 松尾 圭介

代表取締役 松尾 圭介

株式会社ディー・オー・エム
設立 2005年7月
事業内容
  • モバイル媒体の企画/運営業務
  • モバイルアフィリエイト事業
  • モバイル広告商品の企画/開発
  • モバイル広告商品の取扱販売業務
  • モバイルを媒介した電子商取引業務
  • モバイルを活用したマーケティング全般の支援業務
  • モバイルを活用した新規事業の創造/提案
会社HP http://d-o-m.jp/

就職氷河期時、銀行へ入行

私が就職活動を行ったのは、96年の就職氷河期まっただ中でした。
就職に学歴が意味を成さない時代に、幸いにも内定を頂けました。
当時はコンサル会社や商社が就職に人気のある時代で、私も企業相手の
仕事がしたいと思っていたので、どちらの企業に行くか迷った末、98年に銀行に入行。
融資関係の仕事をしたいと、興味と好奇心が強かったので
割と軽いノリで就職先は決定しましたね(笑)

そんな動機で入行したのですが、入行した時点で転職サイトに登録するなど
「銀行に定年までは勤めないかもしれない」とは漠然とではありますが思っていました。

そんなある日、サイバーエージェントの藤田社長の講演を聞く機会があり、
その若さで代表取締役に就任していることを目の当たりにしました。
今までは、20代〜30代は一般社員、役職がつくのは40代になってからやっと、
というのが普通の道のりだったのが、東証マザーズの制度が出来上がり、
優秀な人材は続々と起業をする時代。
20代の若さでビジョンを語り社長業を行っている藤田社長に驚愕し、
改めて自分を振り返りました。

今の状況に不満はなく、大企業ならではのメリットも享受していましたが、
恩のある上司が転勤した時をきっかけに銀行を退職しました。

経験を得た社会人人生

従業員規模には拘らずに、一番若い経営者の元で会社を一緒に作りあげたいと、
光通信グループの子会社に転職。
親会社のバックはあったものの、事業内容などがまだ確立していない会社で、
モバイルインターネットに目をつけ、メディアレップの事業に従事しました。
今ではモバイルインターネット業界は盛り上がりを見せていますが、
まだまだ創世記のとき。
ネット・モバイル業界の知識は十分ではありませんでしたが、
業界のネットワーク作りなどチームで奮闘していった結果、商品を創りあげました。

次に私は、再び会社の立ち上げから関わることのできる企業へ行こうと
新しい道を探しました。

その後、韓国系資本の日本法人立ち上げに参画し社長のカバン持ちや
本社とのやりとり、事業開拓、人材面等のの様々な仕事を経験させていただきました

最終的に経営責任を負える立場になりたいと
前職で経験したモバイルインターネット業界が盛り上がりをみせ始めたのを機に、
2002年に、モバイルコンテンツ企業の創業に参画しました
そしてコンテンツを運営しながら広告の取扱いなど事業の幅を広げていき?DOMを設立。
代表取締役に就任したのは、2005年のことですが、
それまでに培ってきた経験を糧に、自己の責任と、周りからの協力を大切にしています。

まだまだこれからの会社でありますので、「成長」に対して
前向きに行動していくことの繰り返しができる会社にしていきたいと、奮闘しています。

座右の銘

「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」

稲穂は実れば実るほど、重みで穂先を垂れ、頭を下げていきます。
「学識や徳行が深くなった人ほど、謙虚になっていく」という意で、力がついて、
成功している時こそ、謙虚に生きていきなさい、という戒めを表現した口語です。

どれだけ成功しても、周りに対して自身を持ちつつ謙虚であることを大事にしています。

テーマカラー

「トルマリン色」

弊社のコーポレートカラーでもあります。
何も考えずに手にとってしまうこの色が、私のテーマカラーですね。

求める人材

「バランスのとれた人」を弊社では求めています。
誰よりも自信のあるナルシストであり、けれど心から頭を下げられる人という意味で、
バランスのとれた人です。

また、自分自身をよく知ろうとする人も欲しいですね。
この2つの要素を持ち合わせていれば、どこへ行っても通用すると思います。
「ベンチャー企業」とはベンチャースピリットをもつ人の集まりでそう呼ばれるものです。
当社も環境よりも個人のマインドを大切にしていきたいですね。

学生のみなさんへ

環境を自ら創造していってください。
「どこへ行こうが自己責任」
「どこへ行くかの前に、自分が何をしたいか」
この2つが大切です。

新卒入社は一生に一度のラッキーな機会です。
多数の企業が未経験者の採用のために必死になり活動してくれる機会はそうそうありません。
各企業の担当の方に感謝をしながら就職活動、がんばってくださいね。