代表取締役 小林 正佳

フィエル株式会社 代表取締役 小林 正佳

代表取締役 小林 正佳

フィエル株式会社
設立 2007年12月
事業内容
  • IT比較.comの企画・運営事業と付随するIT営業請負事業
会社HP http://www.ithikaku.com/

企業向けIT製品選定のクチコミサイト「IT比較.com」

この会社を立ち上げたキッカケですか?

いまの会社以前にも創業、事業の創出など「立ち上げ」機会に恵まれてきたことと、
お客様から生の声を聞いたことですね。
具体的には、大手ITメーカ企業様は“IT知識に詳しく、
コミュニケーションセンスに長けた人材を探しているが採用面接にきてくれない”
といった悩み”があります。

一方で、中堅・中小企業様では”慢性的な兼業(IT専任担当者不足)などとても忙しく、
IT投資自体の見送りや、商習慣にあわず製品選定に失敗した”といった無念の声をききます。
私は、この双方のIT人材リソース不足が原因で、特に”中堅中小企業に、
適正な「IT情報」が行き届いていないのでは?”と思いました。
もしこのことが、中堅中小企業の成長にとって妨げとなっているならそこには「ニーズ」はあると思いました。
私が、今何をすべきか・・・思いついたのが、不足気味のIT専門家同士の接点を補完するサービス。
企業向けに特化した新しい情報提供サイトを企画・運営することでした。それがIT比較.comです。

特に中小企業では、パソコンに少し詳しいという理由だけで、
総務や営業あるいは役員の方がIT担当を兼任していることが多々あります。
仮に本当に詳しくても、やはり兼業でいっぱいいっぱいみたいです(笑)
忙しいから、有能なIT専門家と出会える絶対数もすくない。
しかもネットで調べてもわかりやすく露出されているのは大企業向け製品ばかり。
結局、一度出逢った有能な専門家を頼りにするわけですが、
現実の世界では対面に費やす時間的余裕もなく、ご縁は希薄になる。
そんな状態で解決策を探すから「取捨選択の余地がない」のは当然といった具合です。
このような状態を緩和できれば、IT市場の発展を担うことができるのではないか。

そう考え、2007年12月にフィエル株式会社を立ち上げました。

小林社長が情熱を傾けるものとは・・・

このサイトは中堅中小企業向けのIT製品が見つかるデータベースサイトですので
製品掲載点数は中堅中小企業向けでNO.1を目指しており、現状は1000点を超えております。
また、企業向けIT製品に特化したクチコミサイトはおそらく我々が初めてだと思います。
しかも、いまだ世の中に確たる1位はない。  
そこでIT比較.comがデファクトスタンダードになれるよう「こだわり」をもって情熱を注いでいます。 

1つめのこだわりは「会員の質」です。 
匿名だけど安心してコミュニケーションできることが重要ですので、
「フリーアドレスや携帯アドレスを禁止する」「ビジネスドメインを推奨する」
など会員登録に”敷居”を設けています。 

2つめは、より「ITに詳しくない人向けのインターフェイスを含む機能追加」です。 
例えば、同じ立場の会員に自分の関心事を簡単な操作でミニアンケートできれば、
ネットでの相談に抵抗がある人でもその質問や結果を製品選定の参考にできると思います。
ほかにも、企画段階で具体的なことが言えませんがクチコミを促進する機能や、
わかりやすいインターフェイスを提供してまいります。 
最後のこだわりは「IT専門家との接点づくり」です。 
IT担当者には、IT製品をすすめるベンダー企業から、
メールマガジン、機関誌・広報誌など定期的に届いているかもしれませんが、
これが頻繁かつ多方面ともなると、おそらくすべて見る人は少ないでしょう。 

IT比較.comは、IT関係者であれば、サイト上に自由にログを残すことができます(ITブログ)。 
ある専門家のブログが更新されれば、その翌週月曜日にフォロー中の専門家すべての近況がメール1通でまとめて届く。
ゆるくですが自分の意思で確実につながっていることができるようになります。 
何気ない日記に提案がついたり、共感者からコメントされたり、
もちろん、フォロー中の専門家だけに案件情報をお知らせするなんてこともできます。
IT比較.comで、IT製品の選定における取捨選択の機会を増やす!!
「企業間コミュニケーションの促進」をお手伝いします。

就活生へ一言!!

「何かしたい」でなく「何をすべきか」を明確にできるか? 
会社をただなんとなく「学び」ができる場と考え求めている方には問いかけます。 
もちろんその側面を用意するのは確かに企業側の大切な役割なのですが。 
その上でおそらく、私が皆さんの近くにいるとしたら、

「小さな会社で働きたい? やめておいた方がいいよ」
とつきはなします。
だって甘くはないですから(笑) それでも小さな会社を選ぶなら、
つまるところ、どれだけその会社に情熱を注げるか、
その会社のなすべき社会的使命に共感できるかですね。 
だからこそ、大きな企業では経験できない仕事に自分自身の成長を
感じやりがいに目を輝かせることができると思います。 
皆さんの成功を心より応援しています。