代表取締役 小野寺 恵美
設立 | 平成11年10月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://ear-nest.info/about.html |
好奇心旺盛な小学生時代
学生時代で一番楽しかったのは、小学校でした。
音楽が好きで、音楽教室に通ってピアノやオルガン、歌など習っていました。
学校でも鼓笛隊に入ってトランペットを吹いてましたし、
様々な楽器を演奏してだんだんと自分のリズムになって行くのが楽しくて・・
子供の頃って やりたいことしか考えなくて
出来なかったらどうしようなんて迷いは微塵も無く 体で覚えて行きました。
「ちびっこ歌合戦」や地方番組にも何度か出演した事もあります
両親から勧められたわけではなく、何でも自分で決めていました。
その代り、失敗しても親は助け舟を出してくれませんでしたが
それが今になって自分のためになっているのは、親の愛情だと思ってます。
とにかく何でもやりたがる、好奇心旺盛な子供でした。
自分のお店を持ちたい!
大学へは、進まず何か資格をとっておこうと思い専門学校へ進みましたが
一つのところに就職して、人と同じことをしたくないと、この頃から思っていました。
専門学校は2年で卒業し、その後は社会勉強として大手清掃用品レンタル業の営業職につきました。
社会勉強として営業職を選んだのは、自分の成績でお給料をもらえることに興味があったからです。
この背景には、父の影響があると思います。
私の父も経営者で、「営業は飛び込みが基本。人に頼るな。」とよく言っていました。
営業成績は、運よくトップクラスになることができたのですが、
知り合いから飲食店の店舗があるからやらないかと声をかけられ、低資金で始められるということもあり、
自分のお店を経営できるのならこれはラッキーな話しだと思い、
営業職を2年で辞めて勢いだけで居酒屋を始めました。
今思えば 店舗の話があって1ヶ月で開店して、何も出来なかったのに、
それでも来てくれていたお客様は本当に神様以外の何者でもありませんでした(笑)
しかし数年程経った頃、自分の仕事に満足感を得られず、
もっと人に喜ばれるサービスを提供したいという思いもあり 自分を高める為にも
平成11年10月に、アーネストを設立しました。
「ありがとう」と言ってもらえる素晴らしさ
アーネストの主な事業は、お客様のお宅に伺って、掃除や洗濯などを行う家事代行サービスです。
私たちは家事全てを代行するのではなく、サポートするという姿勢で行っています。
100%全ての家事を代行することは、時間にも限りがありますし、難しいことです。
もちろん、全部を代行して欲しいというお客様のご希望があれば対応しますが、
それは経済力のある方でないとなかなかできないことです。
私たちは、限られたお客様ではなく、広範囲にわたって、様々な方にサービスを使って頂きたいと考えています。
ですので、お客様に「どこまでできますか?」と話をしながら、できない部分を代行するようにしています。
「ここからここまでしかやらない」と一方的に決めるのではなく、お客様にあわせたサポートを行っています。
家事代行サービスをやっていて何よりも嬉しいのは、「ありがとうございました」というお客様の声を、毎日頂けることです。
会社を設立した当時、アーネストは飲食等の派遣事業を行っていました。
しかし、自分が忙しく働いている中で家事代行サービスの必要性を感じ、
自然に「ありがとう」と言ってもらえる仕事をしたいという想いから、今の事業を始めました。
お客様からの感謝の言葉が一番の喜びとして、人生を送っています。
お金を頂いてこのような感謝の言葉をかけてもらえる仕事は、なかなか無いと思います。
家事代行サービスは、もちろんビジネスではありますが、社会貢献の意味も含んでいるものと考えています。
例えば、現代病である鬱病の一番の特効薬は、掃除であると私は考えています。
様々なセラピーがありますが、まずは身の回りをきれいにしていくことが大切だと思います。
鬱病の種は誰もが持っているものだと思うので、
掃除を通して私たちのサービスは社会貢献に繋がっているものと考えています。
また、高齢化社会であることも踏まえて、買い物代行をやろうという話も出ています。
自分たちのできることは、何でもやりたいですからね。
一人一人が成長できる会社を目指して
これからの会社の姿として思うことは、生活に密着したサービスの提供を引き続き行っていきたいということです。
ここは、絶対に外したくないと考えています。
そして、今以上に社員一人一人の役割分担がきちんとできていて、成長できるような会社をつくりたいです。
あとは、アーネストという社名のブランド化を行っていきたいですね。
テーマカラー、好きな言葉、夢
私のテーマカラーは白です!
白い靴下を履いて、白いシャツを着ると、「仕事するぞ!」とやる気になれるからです。
好きな言葉は、京都の龍安寺の蹲に彫ってある、「吾唯知足」(われ、ただ足るを知る)という言葉です。
欲張らず、不平不満を言わず、現在を大切に生きる、といった意味です。
要は、今が一番良いということなんでしょうね。
知り合いの作家さんに教えてもらったのですが、本当に素晴らしい言葉だと思います。
夢は、こんなことを言うと笑われてしまうかもしれませんが、
動物と植物に囲まれた生活をすることです(笑)
動物が大好きなんです。
大好きな動物に囲まれて、自然体で生きていきたいですね。
学生へのメッセージ
身なりをきちんとすることと、敬語を正しく使えること。
当たり前のことですが、これが意外とできない人が多いと思います。
この二つは、とても大切なことです。
あとは、明るさが必要だと思いますね。
明るい空気には、人を惹きつける力がありますから。
明るい場所で、明るい会話をするように心がけ、
自然と明るいオーラを身に着けていって欲しいと思います。