代表取締役 今井 祥雅
設立 | 平成元年12月22日 |
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事業内容 |
・コンサルティング ・マーケティングリサーチ |
会社HP | http://www.mindshare.co.jp |
【起業するにはまだ甘い!その言葉でサラリーマン生活へ】
私は学生時代に、イベントの企画や運営をする学生団体の代表を務めていました。
自分の考えが形になって仕事になることがおもしろく、
広告代理店や新聞社を相手に、学生企業をやっておりました。
卒業後には法人化して独立しようかと思っていたところ、某大手新聞社の局長さんに、
「まだまだ甘い、まずは会社に入ってやってみろ」という言葉を頂き、
初めて就職を考えました。
では、将来独立する為にはどの会社に就職(社)するのが一番良いものかと考え抜いた末、
株式会社リクルートへ就職しました。
いろいろな企業を知ることのできる大手広告代理店や新聞社なども考えましたが、
学生企業の時に飛び込みに行って獲得したお客様、株式会社リクルートのマネージャーに、
「うちの仕事なら毎日社長に会えるから、リクルートがいいんじゃないか?」と言われたことが
入社の決め手になりました。
それまでは給料を振り込む側だったので、
毎月一定の額の給料が振り込まれるっていうのも良いものだなって思いましたね。
以前は振り込んで残ったお金が自分の給料という感じでしたので、全く安定していなかった(笑)
【リクルートと三田クラブ】
リクルートへ入社と同時に1人暮らしを始めました。
初任給が月給18万7千円なのに、田町に3LDK、家賃21万円の家を借りてしまい、
さて、どうやって家賃を払っていこうかと考えました(笑)
そこで同居人を集い、シェアハウスというかたちで、5人で住むことになりました。
会社、大学の絆を超えて、夜な夜な色々な人材が集まるようになり、
三田にはおもしろい所があるらしいぞと、さらに色々な人が集まるようになりました。
そのうちに企業から新商品開発のマーケティング調査の依頼なども入り、
ビジネスの話で盛り上がりました。
名称「三田クラブ」。
実はこの場所がマインドシェアの発祥の地でもあるんです。
リクルートという会社を学べた経験、組織人を経験したこと、
仕事上で出会った社長さん達が大きな力になったのはもちろん、
三田クラブで出会った人との出会いが独立のきっかけの一つとなりました。
【平成元年の12月に起業】
今でこそ、「マーケティング」という言葉が知れわたっていますが、
22年前はマーケティングという言葉は知れわたっていませんでした。
将来的には、マーケットが飽和状態になって、作れば売れる時代から、
作るだけでは物が売れない時代になる。その時には広告・宣伝だけでは足りなくなる。
マーケティングがかならず必要な時代が来るだろうと考え、
「企業が伝えたいことを、消費者の立場での共感を引き起こし、ワクワク感を醸成する。
企業と消費者がマインドをシェアする」
という意味を込めて、株式会社マインドシェアを立ち上げました。
【会社の理念】
「既存の概念にとらわれず、常に新しいマーケットを作り出して行く」
社訓は「選ばれる価値」。
メンバーから3年前位に立案されて作りました。
個々が、君の価値は何か?君は何者?という観点から、現在は名刺にタグラインを入れて、
社員全員が何者かを表しています。ちなみに私は「この指とまれ!」
魅力的な指を出すと共感する人が集まってくれる、という意味を込めています。
【座右の銘】
「人生一生自己紹介」
社会に出たら常に自己紹介。
生きてきた経歴、バックグラウンド、価値や趣味、
日々、今日よりも明日、自己紹介を良くしていくことを私は48年間続けています。
どんな人でも最初は「私は○○です」から始まります。
彼女や彼氏に対しても、「自分はこういう者です」「付き合ってほしい」というのも
一種の自己紹介だと思います。
【就職活動をしている学生さんへ】
就職活動は、大学を出る時の自己紹介。
私は25年間、就職・面接道場というものをやっていますが、
面接で何を喋ったらいいか分かっていない学生さんが80〜90%位います。
結局面接で会社が知りたいのは、「君は何者?君の価値は?」なので、
学生時代までに意思を持ってやってきたことを、学生時代のハイライトとして話せて、
それと夢や将来を自分の言葉で話せれば大丈夫だと思います。
あとは、学生時代に色々とやって見て、インターンでも、先輩を訪ねてみてもいいし、
出来るだけ多くの社長さんに会って見ると良いと思います。
それでも面接で悩んでいたら、私に連絡して来て下さい!