COO最高執行責任者 長山 衛
設立 | 2008年12月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.netshop-soken.co.jp/ |
私、バンドやってる社長です!
私、オリンポス16闘神というハードコアバンドでギターをやってます。
バンドの世界って、目立った者勝ち、という部分があるんですよ。
ギターって普通は6本の弦でできているものですが、
8本弦のギターを特注で作ってもらい1年かけて独自の奏法を編み出しました。
当時国内では私だけしか弾くことができないものだったんです。
凝り性で目立ちたがりで、そういう変わったことをよくやってきました。
だから、もともとは音楽で食べていきたいという思いがあったんです。
学生の頃はオーディションに出てみたり、レコード会社の面談を受けたり。
いいところまでいったな…!と思った時もありました。
しかし、結果的に契約には至らなかったのです。この世界はやっぱり難しい、と感じました。
大学卒業を機に、この先どうすればいいものかと、
そろそろ就職を考えなくてはと、考えて様々な仕事を渡り歩き、
最終的に自分に合ってると感じた会社がネットショップを運営する会社でした。
音楽をやっているときもそうですが、私はひとつのことに凝る性格。
自分ひとりで夢中になれて、自分で完結させられるような仕事は無いかなと、
探して行きあたったのがこの会社の仕事でした。
音楽で食べていくことは叶っていませんが、バンド活動は今でも続けています。
人が、集まらない!!
私がその会社に入社した当時、「ネットショップ」という事業は黎明期にありました。
インターネットを通じて食べ物などの商品を売る事業は世の中に登場してまだ間もないものでしたから、
比較的簡単に売り上げを上げることができました。
仕事をしていく中で、努力の甲斐もあり楽天MVPや、Yahoo!ショッピング新人賞など、
より評価を受けたネットショップに対する賞を受賞し、事業部で年商を3億にしたこともあります。
その頃は事業部長にも就任し、会社の将来について考えられる立場にありました。
売り上げも上がったし、そろそろ会社の規模を大きくしたいなと、人を採用することに決めたのです。
そこで求人を出したものの…、なかなか人が集まりませんでした。
こんなオイシイ市場なのに。おかしい…。
原因を探ると、ふたつ見つかりました。
ひとつはネットショップの数の多さ。
急激に成長した事業です。ショップ数が膨れあがり、人手不足となっていました。
そしてもうひとつは「ネットショップ」というイメージ。
ネットショップの仕事はインターネットを経由するとはいえ販売に関わる仕事です。
つまりサービス業、接客に重きを置く仕事なのです。
にもかかわらず、「ネット」というイメージから、プログラマやデザイナーの仕事を志向する人の応募が多くありました。
できればひとりでこつこつと物事に取り組みたいと考えている方々です。
適性を考えると、こうした専門技術を持った人たちよりも、
技術は無くともアルバイトでたくさん接客の経験をしたことのある人の方が欲しい。
適材適所の実現がネットショップ事業では難しいのです。
このままでは、人が集まらない。
ネットショップ運営者の育成を
2008年9月、リーマンショック。
周囲の会社が次々と倒産していきました。
優秀な人材が市場にあふれ、そしてここに優秀な人材を欲しがる業界があるという事実を考え、起業を決意しました。
これまでの経験を生かし、
ネットショップのコンサルティングや運営代行を行う事業とともに、
ネットショップ運営者を育成する講座を開きました。
私のノウハウをお伝えし、ネットショップ事業を展開しようとしている方だけでなく、
学生や主婦など、今よりももっと多くの方々にネットショップ運営に関心を持って頂ければと考えています。
ちなみにオフィスは…
元小学校です…!!
廃校になった学校を区が貸し出していまして、校舎の半分は企業が、もう半分はフリースクールが利用しています。
このオフィスに入居してから1週間ほどは、パソコンもいじらず備品づくりに専念していました。
電気ドリルとニス塗りで机を制作するところからはじめたんです。
黒板もそのまま使用しているし、グラウンドや体育館も使えます。
フリースクールに通っている生徒の音楽の授業が聞こえて来たり、
意外に楽しいところです。
テーマカラー
活力の「赤」!!
ネットショップ事業に活力を、という思いから赤を頻繁に使います。
座右の銘
「戦う前から負ける事を考えるやつがいるか!!」
アントニオ猪木のことば。
当時、世代交代が噂される中、若手との試合前に「負けたらどうしますか…?」と取材してきた記者に対して、
こんなセリフを言いながら猛ビンタしたんです。
今後の目標
・5年後に20億の売り上げを!!
・認定講座受講者を1万人に!!
就活生へメッセージ
不安を感じるのは当然のことです。
しかし、不安だ、などと考える前に飛び込んで欲しい。先に不安を感じていたら前には進めません。
行動してから不安を感じればいいのです。
私には、あの時もっと思い切って飛び込んでみれば…、と振り返った経験があります。
思い切って何かに飛び込んでから自分のやりたいことを見つけましょう。