代表取締役社長 昆野 玲
設立 | 2008年8月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.kikakuseisaku.com/ |
王道を知りつつ“あえて”邪道な道を行く。小さい頃からそうでした。
無色透明よりも色があった方がいいし、
みんなと同じものより違うものが欲しい。
小さい頃から天の邪鬼な所がありました。
小中学生の時の作文の発表時間、みんなは真面目に書くけれど、
人の発表を聞くのは退屈そうに見えたんです。
そりゃあそうですよ、当時の作文なんて。
みんな形式に囚われていて、どれもこれも似たような内容ですからね。
だから、自分はあえて脚本のような、会話やギャグを入れた作文を書きました。
もちろん読み方も役に入りきって。
それを発表してみんなが笑ったり、面白がってくれるのがとっても楽しくて、
みんなとは違う面白い文章にこだわっていました。
もちろん与えられたテーマきちんとその中に入れ込みましたよ。
最終的には僕が登場するだけで拍手が巻き起こるようになりました。
こういう経験から、同じテーマでも見せ方で人の関心に圧倒的な差を感じました。
今の仕事にも、生きていると思います。
また、高校生の時、「個性を主張するって格好いい!」と強く感じたことがありました。
それはイギリスの田舎に行ったとき、のどかな田園の道端で鋲ジャンを着て
ツンツンに立った緑のモヒカンを見た瞬間、衝撃を受けました。
農村地帯に見事なコントラストを描くモヒカン。
仕事は農業と小さなスーパーしかないようなこの場所にガリガリのパンクス。
美しいとすら思える光景だったんです!
思春期でモテたいとばかり考えていた自分にはこの強烈な個性にはやられました。
このときから、より個性を大事にするようになりました。
しかし、ただ個性を主張するだけでは只のエゴになってしまうと僕は思っています。
本当にカッコイイと思うのは、王道が何かを分かっていて
“あえて”そこで違う道を行くことだと思います。
この考えが仕事にもつながっています。
お客様の個性を出せる会社に!
もともとは通信系の企業の制作部門で部長として働いていました。
一年半位前に分社化する話があり、制作部門が別会社に。
その時は、自分たちで新しいことをやっていける!という期待がありました。
しかし、立ち上げ当時の社長と方針が違ったためなかなか思うようにはできず。
そこでいろいろ悩んだ結果、自分でこの会社の株を買い取って
自分が社長になることを決意しました。
社長になるチャンスというのは、そんなにないし、何より自分達の制作するものには
絶対の自信を持っていたので今しかないという気持ちで自分で会社を経営していこう!
と決めました。
企画制作がやっていきたいのは、まさに王道をあえて行かずに、
お客様の個性を発信するお手伝いをすること。
お客さまの要望を聞きマーケティングを行った上で、
個性を出すためのコンセプトやデザインを提案していきます。
押さえるべき点は押さえて、良い意味で期待を裏切るような面白いものを
これからも創っていきたいと思っています。
昆野社長の漢字一字:「縁」
これまでいろいろな業界の人と出会ってきました。
たくさんの人と出会って「縁」とは大切だなといつも思います。
結局自分一人で出来ることって限られていて、その限界を超えていくには
きっかけが必要と思っています。
「縁」によって与えられたきっかけは自分を成長させてくれると信じているからです。
だから、自分の仕事と関係ある特定の人とだけつきあう訳じゃなく
いろんな方とお話しさせて頂いてます。
今付けている時計も、「縁」で知り合った人から頂いたもの。
このTシャツもそうなんです。
両方共自社製品を頂いたんですが、
すごく自分の会社にプライドを持ってお薦め頂きました。
すごく羨ましいし、自分の会社もそう思って欲しいなと・・・
「縁」の中から勉強させて頂いてる訳です。
学生の皆さんへ
大企業に入ったから大丈夫という時代ではなくなってきていますよね。
最終的に自分を守るのは自分でしかない。
どうやって自分の実力を付けていくか。
これを考えて仕事を選ぶ必要があると思います。
ゼネラリストかスペシャリストか。自分の人生や自分の性格のタイプを見極めた方がいい。
スペシャリストとしてやっていきたいのであれば、業務が細分化されている
ある程度規模の大きい会社で、何年か下積みをする必要があります。
ゼネラリストとしていろいろ挑戦したいと思うのであれば、
中小企業やベンチャー企業の方が学べると思います。
まずは自分のタイプや行きたい方向性を定めることです。頑張って下さい。