代表取締役社長 藤堂 高義
設立 | 2004年 |
---|---|
事業内容 |
|
会社HP | http://www.azkk.co.jp/ |
第1章】〜起業の目覚め〜
中学、高校と全国有数の進学校に通いました。
ところが、中学2回生の時に試験で最下位の結果を出し、
それからは堕落の一方。
勉学で周りに勝てないことを悟った私は、
いつか必ず世の中に役立つことで大成することを野望に持ち、
自己啓発も兼ねて歴史書や兵法書、四書五経などの文書を読み漁りました。
大学受験を迎える頃、ほとんどの大学にE判定が出ていた私は、
それでも世の中に役立つ仕事として医者の道を諦めきれず、
結局その後2年浪人生活を過ごすことになります。
3度目の受験で、「そもそも何で俺は医者になりたかったんだ?」
「世の中の役に立つ仕事は医者でなくてもあるのでは?」
そう考えるようになり、立命館大学の政策科学部という、
政治や政策を科学的に分析し、社会の枠組みを正していくという学部に
進むことを決意しました。
入学直前、「7つの習慣」というビジネス書にハマり、自分でも同じように
ミッションを掲げて壁に張っていたことを今でもよく覚えています。
そこには、学生時代に政治家と何人会う、とか、将来自分が国を変えるために
必要となる人脈を築く、など他にもいくつかのミッションが記されていました。
今思えばこの頃から将来何か自分で興そうという意識が芽生え始めたのかもしれません。
第2章】〜波瀾万丈〜
勉学よりも自分が掲げたミッションを成し遂げるために大学に進学した私は
とにかく色々なことにチャレンジしました。
入学直後、政策提言サークルたる団体を創り、大学や京都市に対して
様々な提案を持っていきました。
1年ほどで崩壊を迎え、その後は慶応SFCをはじめ、全国の大学から精鋭が集まり、
竹中元大臣の指導のもと創られた政策サークルに属し、3回生に上がる頃には
その代表を務めさせていただくまでになりました。
4回生に上がると今度はドコモ、三菱総研など名だたる企業が主催する
プロジェクトに参加し、同時に塾講師や家庭教師のアルバイトを重ね、
私の収入は月に数十万円を超えるようになっていました。
そのプロジェクトで初めてITという分野に触れ、深く知れば知るほど
起業したいという想いが強くなっていきました。
当時はちょうどITブーム真っ盛りでこれからはIT社長がモテる!
という安直な理由でしたが、ともあれまずはITベンチャーに入社して
もっとノウハウを蓄えようと思い、とある上場ベンチャーの京都支社で
新プロジェクトの立ち上げに参画しました。
ところが、それまでIT知識や経営ノウハウなど全く持ち合わせていなかった私には
このプロジェクトはかなりの重荷となり、結論を言うと、途中で投げ出してしまったのです。
それからというもの、今までの生活とは打って変わり、
毎晩京都の街で飲み歩きました。
すると一人二人と周りに飲み仲間が集まってくるようになり、
酒びたりの人生はエスカレートしていくばかりでした。
ただ、この頃出会った、今までとは全く違う属性の友人からは
多くの刺激と学びをもらいました。
中には365日休みもなく働き、10万円という少ない収入の半分を両親に送りながら
いつか自分のお店を持つことを夢に働くバーテンダーもいました。
そんな友人の話を聞くたびに、自分の小ささを痛感したのです。
結局これ以上ないというくらい2日間エンドレスでお酒を飲み続けた挙句、
彼らに比べるとこの世界では自分なんて最下層だと思い知り、
自分の居場所はここではないことを悟った私は、大学に戻ることを決意しました。
【第3章】〜起業、これから〜
大学に戻ってすぐに起業の準備に入りました。
いろいろ経験してきて改めて分かったこと、それは
「ヒトを救う仕事がしたい」
「社会に役立つことがしたい」
という、原点となる想いでした。
散髪屋を営んでいた祖母が、親のいない孤児やお金に不自由な子供たちを
毎月必ず無料で散髪してあげていたのをその頃よく思い出していました。
その時の子供たちの嬉しそうな顔。ヒトのため、世の中のためというのは
こういうことなのだと気付かされました。
以前に少し習得したIT知識を活かして自分もヒトを輝かせる仕事がしたいと思い、
効果の出るWEBデザインと仕組みを整えることで中小企業でもプライドを持って、
胸を張って大手企業と張り合える、そのためのサービスを提供する会社として
AZを立ち上げました。
WEBマーケティングを手掛ける当社は、CPS(cost per sales)の最大化を
ミッションに掲げ、リスティング広告やSEOの効果を最大限に引き出すだけでなく、
お客様のサービスの差別化要素を創るべく、一気通貫したフォロー体制を整え、
サービスを提供しています。
当社のロゴには向かい風に立ち向かう風見鶏、
挑戦を意味するChallengeのCが刻まれていますが、
私たちは今後も関わる企業や人々の
「その存在自身に誇りを持てるようなチャレンジャーズスピリット」
を支え、それによって内側から輝く組織や人のネットワークを創り上げ、
社会を革新することを理念に掲げ、社員一丸となって挑戦し続けていきたい
と考えています。