代表取締役社長 コミュニケーションディレクター 小柳津 林太郎

株式会社CyberX 代表取締役社長 コミュニケーションディレクター 小柳津 林太郎

コミュニケーションディレクター 小柳津 林太郎

株式会社CyberX 代表取締役社長
設立 2008年5月
事業内容
  • モバイルを中心としたソーシャルアプリ開発
    [PRBlog]http://profile.ameba.jp/cyberx0501/
    [PRTwitterID]@cyberx_PR
会社HP http://www.cyberx.co.jp/#/top

最終面接で「表現者として大成したい!」とアピール

当社は株式会社サイバーエージェントの
モバイルコンテンツ事業を担う関連会社です。
僕自身も新卒で入社したのは、サイバーエージェントでした。
志望したのは、「たまたまが重なって」ですね。

中学までをアメリカで過ごし、一浪を経て経営学部に進学しました。
そこで、英語演劇のサークルで表現することの面白さに目覚めてしまい、
就職活動を開始した当初は「サラリーマンになるか?」
「演劇を目指すか?」本当に悩みました。
ただ、一浪した上に親にこれ以上は迷惑をかけられないと…

じゃあ、就職と決めた時も<表現者としての自分>を目指したくて、
安直ですがテレビ局のアナウンサー試験を受けました。
この時も広告業界には全く興味がなくて(笑)
ある時友人から「サイバーエージェントのセミナーが面白いらしい」
と聞いて、軽い気持ちで参加してみたんです。
ところが、会社説明が他とは違い自分の興味を刺激してくる何かがあったし、
僕と相性が合うと直感したんです。                                  

最終面接で代表取締役社長CEO 藤田晋さんに
「僕は表現者として大成したい」と正直に話したところ、
藤田さんから「だったら経営者になり、会社を通して社会に表現すればいい」
と勧められました。
自分としては「じゃあ、すぐに経営者を目指します」と言うわけでもなく、
まず社会人としての経験を3年間積みつつ、
戦っていけるかなと入社を決意しました。

入社後に配属されたのは、マーケティングプラン部門でした。
最初はマーケティングの「マ」の字もわかないところからのスタートでしたが、
兎に角がむしゃらに働きましたね。
顧客の広告出稿戦略を考えるので、
常に<勝ち>を意識する仕事だったのもあります。
2年目の終わり頃には、
マネージャー職としてチームを引っ張っていく立場になり
「おっしゃ!」と気合いも入っていました。
そんな時に藤田社長から「今度、携帯サイト会社を立ち上げるから、
小柳津君は社長に興味あったっけ?」と声をかけられたんです。

掴んだチャンスには全力で人生を賭けてみてもいい

いつかは…と考えていたことですが、
会社設立とはどういうことなのか?
その意味もまだ曖昧な部分があり、不安がなかったと言えば嘘になります。
でも、チャンスって人生でそうそう降ってくるものではない。
ならば人生を賭けて飛び込んでみよう、
チャンスは全力で掴むものだ!
と株式会社CyberXの代表になることを決めました。

設立から3年経過しましたが『世界に通用するモバイルサービスを創る。
そして、モバイル企業の日本代表になる』これは、
常に意識してきた当社の信念です。今の日本のインターネット業界は、
まだ世界標準に成りうるコンテンツを生み出せてはいません。

しかし、スマートフォンが主流となりつつある今だからこそ、
携帯電話分野で最先端を行く日本から挑戦する価値があると考えています。
当社のコアビジネスは国内ユーザー向けソーシャルアプリケーション、
ゲームコンテンツ、mixiやGreeなどのソーシャルウェブサイトでの広告収入、
アイテム課金ですが、こうしたビジネスモデルを海外向けに展開していく為に、
グループ企業7社と<協調と競合>を上手く共存させながら進めています。                                 

仲間探しには全力をつくす!

採用に関しては
新卒採用はサイバーエージェントと一体で実施していますが、
一貫して言えるのは「仲間探しには全力をつくす」。

モノづくり企業として、
設立当初からエンジニアやクリエイターの採用・人材育成には
力を注いできました。
当社の社員は、素直で頑張り屋が多く、
仕事・成果に対する執着心が強い、ここは絶対にブレることがありません。
あえてサイバーエージェントとの違いを挙げるとすれば、
総合職の幅を広げていく!ある職種に特化するだけでなく、
クリエイター、エンジニア、プロデューサーの仕事を取り込んだ<総合職>
というか、要は制作に携わる人間が考え行動した方が仕事が早く回るはずです。

こうした変化に適応していく柔軟さは世界展開を目指す企業では必須ですからね。
当然、人材育成もこれらを見据えているので、
英語・中国語、アジア圏に強い人材を求めていますが、
もし今は多少言語に不安があっても、
他言語の人々とコミュニケーションを取ろうとする姿勢、
間口の広さや積極性を買いますね。    

生涯思い求めていける軸を見つける

実は、祖父も父も全員医者の家系、
僕自身は長男という立場で、継げる病院も実はありました。
でも、絶対に曲げない信念があります。

それは「中途半端な人生は送らない。
後悔しない人生を送る」こと。経済学部に進学し、
就職か演劇の道に進むか迷うなど、
まわり道をしたからこそ気づけたのかも知れませんが、
継ぐべき家業があったことで、ご先祖様に…何より自分自身に申し訳ない生き方は、
絶対にしたくありません。

皆さんには、仕事だけでなく、
生涯思い求めていけるブレない軸を言語化して持つべきだとアドバイスします。
軸があれば、どんなに高い壁が立ちはだかり、苦しい状況にあっても、
そこで折れるか…乗り越える為に原点に立ち返るか選ぶことができます。           

もちろん、僕自身も演劇を通じて知った「表現の面白さ」が、
人生の軸になっています。これをさらに追及し続けていきますよ!