代表取締役 辻 陽平
設立 | 2007年6月1日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://yumeshokunin.jp/ |
夢職人とは・・・
私は素材メーカーで企画営業などを経て、2007年6月に株式会社夢職人を設立しました。
夢職人は、ナノテクノロジーを軸とした会社です。
そんな会社がなぜ歯ブラシやメガネクリーナーを作っているか、不思議に思った方も
いらっしゃるでしょう。
実はこの2つの商品の両方に弊社のナノテクノロジーが駆使されています。
例えば「MISOKA」について話しますと、
「ナノシオンドリームテクノロジー」をブラシに秘めることで、
歯の表面の親水性を高くし、水の膜が汚れを付きにくくしています。
歯の表面にワックスが付いたような状態をイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。
このワックスとは一体何かというと、ずばり“ミネラル”です。
山奥の清流や、鍾乳洞がいつまでも綺麗な状態が保たれている理由の一つは、
豊富なミネラルがあるからなのです。
そこで、歯ブラシ×ナノテクノロジーで組み合わせた結果、「MISOKA」が生まれました。
実は「MISOKA」の販売にはある戦略が込められているのです。
一番最初に思いついたことが、自動車のコーティング分野に参入することだったのですが、
参入障壁が高く、どうしても実績が必要でした。
しっかりと実績を残し始めた「MISOKA」の次のステップとして、「視界革命」の販売を開始します。
そして、ゆくゆくは自動車コーティングの分野へと挑むという戦略を考えたのです。
現状では「MISOKA」が予想以上の売れ行きで、大手百貨店様などで多数取り扱って頂いております。
単なるステップ商品なの??
そんな事はまったくありません。
社名に思いを込めたとおり、私たちは常に職人であり続けます。
ですから、「MISOKA」は1本1本が手作りで、グリップの形やブラシの硬さにもこだわりを持ち、
箱の組み立てもすべて手作業で行います。
そこまでして、本当の「ものつくり」だと私は考えています。
ものづくりで成長してきた日本は、残念ながら景気悪化の影響や合理化、
人件費の削減など様々な理由でだんだん外国にシフトしているのが事実です。
大手メーカーに勤めている方が、自社の製品を作ったことがないし、
作っているところもわからないというケースも非常に増えていると聞きます。
「ものづくり」の面白さや難しさを知らずして、
ものを売るということは、何かちょっとおかしいんじゃないかなと思うんですよね。
関西の学生へメッセージ
関西は良い意味で成熟化した都市になってきています。
じゃあ、規模の面で関東を超える都市になるかといったら、難しく感じます。
「ものづくり」が活発な関西には、日本で唯一の技術や商品がたくさんあります。
その部分は他の地方にはない魅力であり、関西ならではの強みです。
私達が目指すべきは、魅力的な地方都市を作ることなのではないでしょうか。
自分たちの強みを理解し、目指す方向性をしっかりと見据えれば、
必ず関西は今まで以上に活発化します。
就職活動でも同じことが言えると思います。
自分の特性を理解せずに無理な目標を抱くのではなく、自分にはどのような特徴があって、
それをどう活かすべきか。
それを理解することで今まで視野が狭いために見えてこなかった可能性が見えてきます。
世の中に自分のポジションを確立すること。ここを意識してください。
関西で育った人間だからこそできることが必ずあります。
就職活動頑張ってください。