有限会社 アースライト 代表取締役社長 岡本 貴士
設立 | 2003年3月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.e-l.jp/ |
地域に笑顔をつくる学習塾を
大学在学中から大手学習塾の講師を務めていた私は、
そのまま大手進学塾に勤務。
しかし、学習塾の業界も大手になればなるほど、
能力が高く、経済的に恵まれた子供達ばかりを
大切にするようになっていく、
そこに矛盾を感じるようになりました。
そこで、地域の子供達や父母が本当に必要としている教育をしていきたい、
という想いで22歳の時に起業。
当時は本当に「情熱」しかありませんでしたね。
当然、親にも反対されました。
それでも、1年間で400万円を貯め、法人化。経営者としてスタートしたのです。
もちろん自分に本当にできるのか、という怖さもありました。
でも、私の中で「怖さに勝つ」のが起業という想いがありました。
それこそ「情熱」で駆け抜けてきました。
最初はもちろん大変なこともありました。
でも、自分が本当に達成したいと想ったことができる環境がそこにはあった。
ですから、毎日が楽しくて仕方ありませんでしたね。
子供の“自分はできるんだ!”を大切に
学習塾を運営している私がいうのもおかしな話ですが、
そもそも学習塾なんてなくても良いと思っています。
学校教育がきちんと子供たちひとりひとりに
行き届いていれば、本来学習塾なんて必要ないと思います。
それでも、行政や学校が見落としてしまっている部分を
補うことが、学習塾の使命だと思っています。
「ゆとり教育」が叫ばれるようになってから、
私達が子供の頃当たり前のように行っていた、
理科の実験などの機会がどんどん少なくなってきました。
でもそれは、私達大人の世界の事情であって、
子供たち自身はもっとドキドキワクワクするような機会や経験を求めている。
皆さんも、小学校の理科の実験が良い思い出になっていたりしませんか。
どんなに時代が変わっても、子供達の「好奇心」は変わらないものです。
だから、私達は子供たちにもっともっと楽しんで笑顔になってほしい、
ワクワクするような経験をしてほしいという思いから、
座学だけの授業でなく、理科の実験イベントや、季節行事などを行っています。
私が考える教育における一番大切なもの。
それは子供達の「自尊心=“自分はできるんだ!”という気持ち」だと思います。
自尊心のある子供は、自然と成長していくもの。
でも、現代の社会では、子供達の「自尊心」が摘み取られてしまっているような気がしてなりません。
「好奇心」が子供たちに、おかしな夢や目標を与えてくれる。
そして、自尊心がその夢や目標のために子供たちを努力させてくれる。
子供たちひとりひとりの好奇心と自尊心を高めてあげることで、
子供たちの可能性をもっともっと伸ばしていきたいですね。
テーマカラー
テーマカラーはオレンジ。
老若男女関係なく受け入れてくれる色なので。
敬天愛人
これは西郷隆盛の座右の銘。「天を敬い、人を愛しなさい」という意味です。
前半の「天を敬い」という言葉を私は、「ありのままに受け入れる」と解釈しています。
世の中生きていれば、どうにもならないことや辛いことはやってきます。
しかし、それをありのままに受け入れ、我慢しないで前向きに向き合っていくことが大切だと思います。
とらえ方一つ変えてみれば同じ物事でも見え方は大きく変わってきます。
辛くて、逃げたしたくなりそうな気持ちになった時、
この言葉を思いだして、物事や状況の一つ一つを受け入れながら、向き合ってきました。
後半の「人を愛しなさい」という言葉は、
「自分のことばかりを考えてはいけない」と解釈しています。
人のためにしていることでも、最終的には会社の損得を考えてしまう。
今は、まだまだできていないかもしれませんが、
将来的には、本気で「人のために働いている!」と胸を張って言える人になりたいです。
学生の方へ あなたの心を大切にしよう!
この社会は、心を上手にコントロールしないと、生きにくいと思います。
私自身も自分の心をおろそかにした経験があります。
仕事ばかりをしていて、心が燃え尽きそうになったことがあります。
心と仕事、どちらにも偏ることなくうまく両立させていくにはバランス感覚が必要。
そして、大切なことは、心はコロコロと態度を変えるものであることを知ること。
自分の信念を強く持って、自分の心と対話することが大切。
これから社会に羽ばたく皆さんには、心をコントロールする手段をぜひ知ってほしいと思います。