株式会社ライフケアパートナーズ 代表取締役 五十嵐 健祐

株式会社ライフケアパートナーズ 代表取締役 五十嵐 健祐

代表取締役 五十嵐 健祐

株式会社ライフケアパートナーズ
設立 2009年6月
事業内容
  • 経営コンサルティングサービス
  • 各種人材紹介サービス
  • 法務/経理/税務代行サービス
  • eコマースサイトの構築・企画・運営
  • 医薬品/医療機器仲介サービス
  • プロモーション戦略/制作サービス
  • 前各号に付帯する一切の業務
会社HP http://lifecare-partners.com/company.html

これからの医療に必要なこと

日本の医療を取り巻く環境は年々厳しくなっています。

高齢化によって増え続ける医療ニーズ、多様化・高度化する患者のニーズ、
社会保障費の相対的減少傾向、限られた医療従事者や
診療報酬というリソース、今といった劇的な変化の中で、
既存のやり方がほとんど通用しなくなってきています。

そこで、医療機関にも「マネジメント」が必要なのです。

私が医療の現場で実感したことは、
「医療者としての倫理観や優しさ、医療知識や技術はもちろん大事だが、
これからの時代それだけでは人は救えない。
それらに加えてマネジメンントがなければ日本の医療は駄目になる」ということでした。

私は今現在、医学生という立場ですが、私は激変していく医療環境を目の当たりにし、
今目の前で困っている人のために「医療の現場」を変えていきたいと強く思い、
その実現のためこの会社の立ち上げに至りました。

会社立ち上げの資金面では、自身の学生ネットワークを活用して、
学生向けの広告代理業と人材採用業によって1年半掛けて稼ぎ、
ノウハウやスキルの面では医療再生のコンサルティング会社に
半年間インターン経験させていただくことによって習得しました。

また戦略としても、医療、介護、福祉といった業界は、
市場規模も大きく、今後大きな成長が期待される業界であるにも関わらず、
公益性が高いあまり経営的視点が欠如しており、
起業家的人材があまり興味を持たない分野です。

つまり、自分のスキルを持ってすれば後発参入でも十分に勝算があると判断しました。

日本と世界の医療を変えていきたい

当社は今後目指していきたいことが二つあります。
一つ目は日本の地方医療を再生していくということ。

地方の高齢者や障がいを持った方、
低所得者などに対する医療サポートをもっと充実させていきたいです。
採算性の高い首都圏ではなく、大規模総合病院だけでなく、
医療現場を本当に必要としている地方向けの医療を
もっと盛り上げていきたいと思っています。

二つ目は世界に向けて日本の医療を広めていくこと。

日本では当たり前のように提供されている医療サービスの水準というのは
世界的に見るとかなりのハイクオリティな水準と言えます。
衛生環境、医療技術、医薬品の供給、また医療制度面においても
日本のスタンダードな水準が貢献出来る部分は大きいと考えています。

当社ではまず中国の地方都市にクリニックを進出し、
アジアの発展途上国への事業展開を考えています。

柔軟さのプロでありたい

人の数だけ考え方あるように、
特に人の数だけの価値観や死生観があり、
そこに一つの正解はありません。

自分の軸を持ちながらもそこを基点に、
相手の色や環境に柔軟に変化できるような存在でありたい。

あえてこの色!というテーマカラーというより、
あえていうなら、会う人によって変幻自在に色を変える「カメレオンカラー」、
柔軟さのプロになりたいですね。

自分を常に満足させない。

「飛行機は前進し続けることで大空を飛ぶことができる」

飛行機は前進速度がゼロになったら、失速し墜落します。

人間も同じで、安定に甘んじ、自分に満足した時点で
それ以上の成長はありません。

私は常に自分自身に困難な課題を与え続け、
それを常に解決していくことで自分を満足させない環境を自分で作り、
常に挑戦し続けていきたいと考えています。

変化への適応力が最終的な安定性を生むのです。

これから社会にはばたく皆さんへ

ぜひ大きな視点を持ってほしいと思います。

就職活動そのものは短い活動期間かもしれませんが、
50年、100年後を見据えた長期的な視点で、
自分の人生とキャリアを考えてほしいです。

また今後ますます国際化は進んでいき、
国という概念があまり意味を持たなくなっていくでしょう。

これからの長期的な時間軸と、グローバルな空間軸の中で、
自分自身はどのような役割でありたいか、
ぜひ常に自問自答してみてほしいと思います。