代表取締役社長 三木 正孝

株式会社レイ・クルーズ 代表取締役社長 三木 正孝

代表取締役社長 三木 正孝

株式会社レイ・クルーズ
設立 2004年9月29日
事業内容
  • Webサイトの企画・運営
    ・『医師転職コンシェルジュ』
    ・『薬剤師キャリプロ』
  • 医師・医療人材に特化した人材紹介事業
  • エグゼクティブを中心としたヘッドハンティング事業
  • 国内・海外事業投資 等
会社HP http://www.raycruise.com
医師転職コンシェルジュHP http://www.doctor-concierge.jp/

起業経緯

総合商社・ニチメン株式会社(現・双日株式会社)に11年間勤務後、
2004年に起業、株式会社レイ・クルーズを設立しました。
当社が現在取り組んでいるのは医師に特化した人材紹介事業です。
それでは、なぜ私が医療業界に目を向けることになったのかをお話しします。

私は以前から国の財政悪化に起因する様々な問題
(健康保険財政難、医療制度、年金問題etc.)に関心を持っていました。
その中で、国民皆保険制度という世界に誇るべき素晴らしい制度には敬意を表しつつ、
その維持発展の難しさを漠然と感じたり、
病院に対して一患者として感じた違和感がありました。
そして、身内・友人に医師などの医療関係者が多いことや、
両親が長年祖母の介護にあたっていたことなどもあり、医療分野に注目をしました。

そして「世の中に善循環の影響をもたらしたい」という想いから、
医療の透明性向上と医療に関する(医療提供者側と医療消費者側の)認識ギャップや
情報格差の是正に微力ながら貢献すべく医療分野での事業展開に挑戦しています。
その第一歩として始めたのが、【医師転職コンシェルジュ】です。

三木社長が情熱を傾けていることとは・・・

私は、医師不足問題の解消に情熱を傾けています!!
医師の適正配置に少しでもお役に立ちたいという想いで日々活動しています。
医師転職コンシェルジュ、今は医師と病院のためのサイトですが、
元々は「患者向けに有益な情報を伝える」という目的を持って立ち上げたものなんです。

昨今、医師と患者の信頼関係が崩壊しつつある現状に、
皆さんも気づいているのではないでしょうか。
例えば、産科や小児科などの診療科目の相次ぐ閉鎖や医療事故などはなぜ起きるのか。

それは、まず第一に現場の医師たちの過酷な労働環境が挙げられます。
日本では医師の絶対数が足りてないんですね。
第二に医師たちにとっては、あまりに酷な世の中の風潮があります。
例えば、非常に成功確率の低い手術の場合、
事前に説明をしていたとしても結果が悪ければメディアや患者側に強く批判されてしまい、
ひどい場合は刑事告訴されてしまう恐れがある、そんな世の中になってしまっているんです。
これでは医師は積極的な治療をしたくてもできません。

昔は医師と患者が信頼しあい、もし手術結果が芳しくなくとも
「すべて手を尽くしてくださった」と悲しみながらも、そう考えていたものが
今では「ミスがあったのではないか」とか「信用できなくなった」など、
一生懸命頑張っている医師たちにとっては極めて厳しい環境となっています。

私は、この部分の想いのすれ違いを少しでも緩和していけるよう、
医師の適正配置と診療環境改善に医師転職コンシェルジュを通じて貢献していき、
更には、患者に向けて医療情報を伝えていく必要があると思っています。
これにより医師と患者の信頼関係を回復させていきたいと考えています。

そして、日本の医療に関してもう一つ考えていることがあります。
それは“日本医療の国際化”です。
言葉の壁や制度の問題はありますが、海外からの患者の受入れ(医療ツーリズム)
や外国人医師がもっと日本の病院を目指して来日するような環境整備を行っていく必要性を感じています。
アジア諸国の中には国策として非常に積極的に取り組んでいる国もあります。

医師不足問題はすぐに解決されることでは決してありません。
しかし、少しずつでも着実に目標に向かって努力していくことが大切だと考えています。

医師転職コンシェルジュは、日本の情報だけでなく、海外にも目を向け、
国境の壁をなくした、メディカル=医療の新大陸として、
医療業界の発展に貢献するサイトに成長させるべく日々努力していきます。