代表取締役 中田 幸子
設立 | 1998/6/4 |
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事業内容 |
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会社HP | https://www.transition.jp/index.html |
ダブルスクールでキャリアを築く
大学在学中に認知心理学を研究し、
同じ時期にダブルスクールで工業デザインを学んでおりました。
様々な分野でインダストリアルデザイナーとして仕事をお受けしました。
その中で故松下幸之助相談役の下、実践マーケティングによる
流通戦略に携わる機会を得ました。
故松下幸之助相談役の下で
1970年代には、まだ日本企業には「マーケティング」という言葉すら
認知されていませんでした。
やはり松下さんは偉大な方だった思います。
日本でまだ浸透していない手法も取り入れていました。
マーケティングが浸透してない日本で、
既に更に発展したエリアマーケティングを行っていましたから。
エリアマーケティングとは、ただ物を売る方法を考えるだけでなく、
その地域ごと、生活文化ごとに売る物に対してアプローチの仕方を変え、
ベストの方法を模索していくためのマーケティングです。
私はそこで時代の先を見据えたビジネスについて意識するようになり、
トレンドを感知し、先に取り入れられることが大事だと思うきっかけになりました。
キャリア開発を日本に広める
その後マーケティングの手法を生かしてキャリアを築き、
同時にCDP(キャリア・ディベロップ・プログラム)を
日本企業に取り入れていきました。
「キャリア開発」、「キャリアマネージメント」という言葉、
現在の学生には広く認識されている言葉ですが、
実はここ10年で急速に広まった考え方なんです。
株式会社トランジションでは
現在トランジション社では、マーケティングとコンサルティングを主軸に、
企業の組織変革を支援する事業を行っております。
独自のマーケティングメソッドと私の今までのキャリアを基盤に
企業へコンサルティングを行い、
その企業の先を見据えるためのお手伝いをさせていただいています。
学生たちと深く向き合いアドバイスしていく
また、私自身は、大学の講師として、
学生に「キャリア開発」について教える機会もあります。
トランジション社の膨大な統計データを参考に学生たち一人一人が
どの業種のどんな仕事が向いているのか、そこまで深く学生と向き合って
キャリア開発を考えてもらいます。
学生たちにキャリアについて考えてもらうときに重要視しているのは、
その学生が目指している業務に適性があるかどうかですね。
統計データから、本当に向いている職業とはその人が小学生後半から中学にかけて、
得意だったものが深く関連しているんです。
私はその学生が現在やりたいこと、小さい頃好きだったことを聞き、
更に30年間の臨床心理、行動分析による統計データを使い、
学生たちにアドバイスしています。
今一度自らを振り返って
就職活動を行っている学生、また現在のキャリアについて悩んでいる方々に
伝えたいこと、それは、あなた自身が実はどんな資質を持った人なのか、
もう一度振り返って見てほしいということです。
ストレスに悩んでいる人は、あなたにとって必要な睡眠、運動、栄養が
本当はをどれくらい必要なのか、その状態から
今どれくらい離れてしまっているのか考えてみてください。
ストレスが他の人より負担になりやすい人もいれば、
適度なストレスでこそベストなパフォーマンスを発揮できる人もいます。
大事なことは、他の人より何が劣っているかではなく、
自分自身をきちんと理解しているかどうかです。
あなたが他の人よりどんなことが得意で、どのように職場で活躍できるかを
はっきりイメージ出来れば、
これからのキャリアはより有意義なものになっていくでしょう。