代表取締役社長 押阪 雅彦
設立 | 1971年7月1日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.so-pro.co.jp/ |
運命を変えたディスコDJとの出会い
現在42年目を迎えます株式会社エス・オー・プロモーションは、
私の父がその当時ではめずらしい、フリーアナウンサー派遣の
プロダクションとして創業いたしました。
私の父が会社を立ち上げた時、私は小学1年生、
父はテレビに出ない日はない売れっ子のフリーアナウンサーで、
母も人気アナウンサーでした。
そういった両親の姿をみていた私は会社の後を継ぐという意識はなく、
漠然と芸能界やマスコミ業界の仕事に進むものだと思っていました。
しかし私が高校生の時、
先輩と一緒にディスコへ行った事をきっかけに
方向性の変化と人生の転機が訪れました。
ディスコへ行った私は、華麗に音楽を操っているDJの存在が魅力的に感じ、
DJブースにはりつき、目をくぎ付けにしてDJの仕事を見ていました。
そのうち1人で毎日ディスコへ行ってはDJブースに5時間はりつき、
仕事ぶりを見るようになっていました。
さすがに毎日来る私に現場にいるDJの人から
「おまえ毎日来ているけど、DJに興味があるのか?」と言われ、
「もちろんです」と答えた私に
「生半可な気持ちではできないが、1軒見習いの空きがあるから紹介するよ」
というお話を頂き、迷わずに私は「もちろんやります」と答えました。
私が紹介されたお店は週5日働き、交通費は支給されず、
夜ごはんのまかないしか出ず、大変厳しい縦社会という事もあり、
たいていの方は1週間で辞めてしまいますが、
私は好きな事を出来る喜びで苦にならず1年間続け、
1982年正式にディスコDJとして独り立ちを果たし、来年で30周年を迎えます。
諦めずに挑戦し続けたFM横浜で働く事
ダンスミュージックやソウルミュージックなど音楽に特化した趣味を持っていた私は、
音楽メディアとして代表的なFM局、
中でも若者向けサウンドしか流さないFM横浜に魅せられ、
このような音楽放送局で自分が選曲した番組をつくりたいと感じるようになりました。
ディスコDJの仕事を行いながらFM横浜で働くためのアプローチをかけていましたが、
採用はないの一点張りでした。
ところが1992年中途採用のチャンスが訪れ、
いかに私がFM横浜で働きたいかをぶつけた結果、入社する事が出来ました。
ラッキーな部分もあったかもしれませんが、
私自身が粘り強く夢を諦めなかった結果だと思います。
エス・オー・プロモーションの社長としての新たな道
FM局の局員として番組づくりを行いながら夜はDJを常に行っていました。
実際DJ をやっていた事で現場の音楽やどういった曲が人気なのかという事を
誰よりも知る事ができ、番組の選曲にも反映した事がリスナーにも支持をされ、
私が33歳の時には、番組本数を12本もかかえる、
大忙しの番組プロデューサーとして重宝がられました。
ところが私の両親が共に倒れてしまい、
父が創業をしたエス・オー・プロモーションの事を含め
真剣に考えなければならない立場にたたされ、家を継ぐ気持ちと
両親を助けなければならないという使命感からエス・オー・プロモーションにはいりました。
エス・オー・プロモーションにはいることを決意はしたものの、
アナウンサーの道を反発し音楽やラジオの道に進んだ私にとって、
アナウンサーのマネジメントや派遣事業はどうしてもきもちがはいらず、
今あるアナウンサーの派遣事業とは別にして、
新たに番組制作会社やFM横浜で築き上げた
イベントのプロデュースを行う制作部を立ち上げ、
私は制作部を中心に活動しながら家業を手伝いました。
私自身、自分が行いたいと思った事に対して諦めが悪く、
実際に諦めずにおこなった結果だと思います。
この5年間社長として数字的売上など常に苦労はありましたが、
子どものころから友達の長所しかみずに、友を大事にし、
積極的に友達づくりを行なってきたのが良かったのか、
ここ5年は多くの友達に助けられてやってきた実感があります。
「LET’S GROOVE ~SUPER DISCO HITS~」
今現在私達は「LET’S GROOVE ~SUPER DISCO HITS~」
の販売に力をいれています。
「LET’S GROOVE ~SUPER DISCO HITS~」とは、
DJ OSSHY選曲・監修による大人気ディスココンピレーションCD。
再びブームを巻き起こしている80sディスコの永久保存盤。
当時も現在も人気の高い、“ホント”のダンス・クラシックスだけを厳選収録。
EW&F「レッツ・グルーヴ」「セプテンバー」などを筆頭に、
マイケル「今夜はドント・ストップ」、シェリル・リン「ガット・トゥ・ビー・リアル」、
エモーションズ「ベスト・オブ・マイラヴ」など、王道中の王道を収録。
さらに、ボーイズ・タウン・ギャング「君の瞳に恋してる」や
クール&ザ・ギャング「セレブレーション」など、
これまでのディスコ・コンピでは考えられないほど豪華な選曲で、
多くの就活生や学生に是非とも聴いてほしいと思います。
今後のエス・オー・プロモーション
今後は今ある、アナウンサー部門、番組制作部門、
トークアカデミー部門の3部門を安定的に運営すること、
人様に感動を与え続けること、
3つの柱を多くの人に認知してもらえるようになりたいと考えております。
将来的には3つの柱を軸に、自社メディアの確立を目指します。
学生へのメッセージ
私から学生に伝えたいことは、2つあります。
1つ目は諦めなければ夢はかならず叶うと信じてほしい事です。
今現在成功を収めている各界で活躍されている方々は、
皆、夢に対して諦めなかったから今がある、と述べています。
2つ目は努力や練習は裏切らないという事です。
本番での成功は練習に比例し、練習しなかった事が本番で出来る事はありません、
普段から努力や練習を怠ってはいけません。
一方で、練習した分は比例して本番に必ず生かされます。