代表取締役CEO 岡 広樹

代表取締役CEO 岡 広樹

設立 2011年2月10日
事業内容
    • インターネットメディア事業
    • AR & VR開発事業
    • セールスサポート事業
会社HP http://hyperbuzz.jp

やればできる

社長になろう。
そんな考えは元々持ってはいませんでした。
持っていたのは、貧乏な家庭だったので、死ぬほど稼ぎたいという想いぐらいでしょうか。
実際に稼いでみると金銭欲なんてなくなりましたが(笑)

かつての自分を振り返ってみると、陸上競技に学業に音楽。
様々な事に打ち込んできた時期があります。
しかし、陸上にしても、音楽にしても、
きっかけは強い情熱からというものではありませんでした。
幼馴染の彼女がいるから陸上部へ入り、楽なイメージだった100m走へ。
中学の時に頭が悪すぎて高校に上がれないと言われたから勉強を始める。
友人に誘われたシンガーコンテストにノリで出てみる。
この様なスタートにすぎません。

しかし、陸上では大阪記録を叩き出し、高校の成績は常にトップクラス。
シンガーコンテストでは優勝。
「頑張ったら出来るんかな」
そう、何事もベストを追求して本気でやれば出来る自分を見つけていました。
興味を持ち、本気で打ち込む事さえできれば人は成長できる。
この事に気づく事が出来たのです。
そして、これは仕事に関しても同じことであったのです。

想いと自信と性格

仕事のきっかけもあいまいな物。
当時いわゆるニートであった自分が友達と話していた時です。
「お前の会社にいるアルバイトで一番稼いでいる奴はどれくらいなん?」
その様な質問をしたところ、月収で200万だと言います。
じゃあ俺が250万稼ぐから入社させろ。
こんなことを言って私は入社を果たすことになるのです。
実は、制度上の問題で稼ぐことは不可能だったのですが(笑)

稼ぎたいという想いは先ほど述べたとおりです。
それに加えて根拠のない自信。
そして負けず嫌いな性格。
これらを引っさげて働き始めた私は、すぐに営業として全国一位を取るに至るのです。

しかし、ここまで来てなお、
起業をしたいという想いは具体的にはなっていませんでした。
ただ、このまま仕事を続けた未来に面白い未来は描けなかった。
面白いことをしよう。
そう思ってからは早く、二週間ほどで偶然の縁もあり、ノリで独立を果たしました。

遠い未来は目標に置かず

スタートは5人。
会社を作りたいと思っていたわけでもなく、
それなりに稼いで、それなりに楽しめれば良い。
そのくらいの考えしか持っていませんでしたね。
その為、企業理念なども曖昧なまま。
今の弊社が出来上がったのは、そこからしばらくしてからの事です。

これという明確な変化のきっかけはありません。
ただ、周りの人の影響というのは強くあったのだと思います。
元々人と会う事が好きな性格だったこともあり、
様々な人との出会いは、私の考えを会社の考えを、徐々に変えていくことになりました。

とは言え、最終的な会社の成功は未だ定めていません。
具体的には上場などは視野に入れていますが、それが成功とは思えませんね。
遠い未来の事は意識して目標として持たないようにもしています。
1年後の予想はある程度つくでしょう。
しかし、5年後10年後。
その時にどの様な社会が存在するのかはわからないです。
その時に面白いと思ったこと、それに全力で打ち込むだけです。

私にないものを持つ人物を

私は好奇心旺盛すぎる人間だと思います。
自分自身で出来る限りの事は何でもやってみたいのです。
しかし、一人で行うには当然限界もあります。
やってみたい事を事業のアイデアとする事は簡単だし、
言葉にする事も簡単です。
ただ、それを一つ一つ形にする能力があるかというと別なのです。

この様な意味で、弊社が欲している人物は、まず好奇心旺盛で面白い人。
そして、私にはない力を持った人ですね。
そこに加えて必要な事を言えば信頼に他なりません。
例えば、面接の際に言った事。
みなさんはそれを本当に実行できるでしょうか。
その場しのぎに固めてきた言葉は、その場は良くてもその後に大きく響きます。
嘘のない関係を築くという事はとても重要なポイントとなる事でしょう。

一緒に働くからには、ありのままの自分で働いてほしいと考えています。

スピード感と興味

会社にとって、あるいは組織にとって必要な事。
まず真っ先に挙げるとすれば、それはスピードですね。
何かを考え、興味を持った時。
その興味に沿っていかに早く手を出せるかということは、
この社会で重要な要素となります。

事業を創り上げる上で重要なのは、競合優位性と市場規模。
あと一つ、どうしても欠かせなものは、
本気でやりたい仕事であること。
やはり、自分がやりたいと思えることじゃないと続かないですよね。

私はこれから、興味をもったことに対して少しでも多く挑戦していこうと考えています。
自分がこれまで触れてこなかった開発技術の面、
また海外展開を視野に入れた必要スキル面など、
色々な所に興味は尽きません。
事業に対しても同じ。
私が興味を持ったところに対して、少しでも多く挑戦していきたい所ですね。

リスクなんかない

もし起業を考えているのであればすぐにでもその欲求のままに行うべきです。
「起業をしても、失敗した時のリスクが……。」
こんな言葉を私はよく聞きます。
しかし、リスクとは何のことでしょうか。

実際の所、起業し、失敗したとして、その後に就職が出来なくなるなんてことはありませんし、
現代の日本で生きていくことができなくなるなんてことはありません。
失敗するリスクなんてない。
私はそう思うのです。
失敗して借金を抱えても自己破産なりしてもう一度ゼロから始めればいい。
そこに恐怖心を抱くぐらいの弱い意志なら起業しても上手くいくとは思えませんが(笑)

ただ、起業をするとその人には経営者という肩書きで、
経営者の枠の中に入り込む事が容易に出来るようになります。
そこで得られる経営者との接点は、そのまま人脈へとつながります。

さらにその人脈は、信頼関係につながり必ず良い影響を皆さんにもたらすでしょう。
少なくとも私には、たとえ事業で失敗したとしても助けてくれる仲間がいます。
起業無くして得られなかった仲間です。

リスクなんてない。
あるのはメリットだけです。
起業しようと考えたら、すぐにでも起業することをお勧めします。