代表取締役CEO 岩井 陽介
設立 | 2006年8月 |
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事業内容 |
・ポイント・プリペイドカード等のカード機能を中心とした販促機能のASP事業、 及びそれに関わるSI・アプリケーション開発 ・高速メール配信ソリューションの提供及び運営 【アララ株式会社】 株式会社レピカの100%子会社 ・QRARを活用したスマートフォン向けARアプリ開発、企画・制作・プロデュース ・スマートフォン関連事業(「アプリソムリエ」「GuGuLog」運営ほか) 【株式会社VARCHAR】 株式会社レピカの100%子会社 ・システム開発(オープン系アプリケーション開発) ・システムコンサルティング |
会社HP | http://www.repica.jp/ |
「小学生のころから、夢は社長。」
僕はいつもいろんなことに興味を持ち、オモロイことばかり探してる子どもでした。
成績表で◎が付くのはいつも、「自主性が高い」。
近くの山で採ってきたクワガタやカブトムシを近所の子どもに売って、そのころから商売してました。
商人の街大阪で生まれたので、“自分で稼ぐこと”に興味があったんですね。
「水素と酸素を爆発して電気と水ができる。これって車のエンジンにできへんかな?」
「アフリカの人を教育してモノを作ったら、安く作れるんちゃうか?」
学校でも、授業で習ったことをヒントにそんなことばかり考えてました。
また、本が大好きで、成功者たちの伝記をむさぼるように読んでました。
発明家のエジソン、ユダヤ人相手に大儲けする日本人社長の話、龍馬がゆく、等々・・
そして、自然と大きくなったら「社長になろう」って思うようになったんですね。
「起業の理由?・・モテたかったから(笑)」
“「社長」になる”
そう信じて疑わなかった僕は、大学時代には友人たちと事業を興しました。
ただ、当時の僕が起業を考えた理由は、
「モテたい」「儲けたい」「オモロイことしたい」
これだけでした・・
子どものころからの夢を叶えたかったからじゃないの!?
と思われるかもしれませんが、
10代や20代の男が動く理由なんて、実際そんなもんでしょ!って感じで(苦笑)
本当の価値は“行動”にあって、動機は何でも良かったと今でも思ってます。
僕の学生時代は、いわゆる“バブル”の真っ只中で、
大学生はトレンドリーダーともてはやされ、
企業が“学生の意見をマーケティングに生かしたい”
とあの手この手でアプローチしてきた時代でした。
僕は、おもしろ半分で入ったインカレのパーティーサークルで
集客やイベント運営をしながら、ノウハウを培い、
「自分たちでもできるんちゃう?」と思い立ち、
すぐに仲間を誘い、自分たちのサークルを設立しました。
その後、パーティ・ツアー・イベントの企画・運営、人材(学生)の派遣、
サークルカタログ・学園祭情報等のインカレ版フリーペーパーの制作、
学生のトレンドをリサーチしレポートするマーケティング事業など
いろいろな事業を展開。
学生なのに、自分たちで企画書を作ってスーツを着て企業に営業に行ってました。
本当に充実した学生生活でしたね。
まぁ、やりたい放題でしたが(笑)
「一度は就職してみようかなぁ?」
そんな感じで、僕たちの事業は順調でしたし、
仲間たちとも楽しくやっていたから、
僕は漠然と、卒業後もこのまま続けていくんだろうなぁと思ってました。
でも、気付いたら、周りの仲間たちはみんな就職活動をして企業の内定をもらってて・・
何の準備も活動もしていなかった僕は、急に目の前に現実を突き付けられた気分でした。
そこで、いろいろと考えた挙句、
「一度は就職してみようかなぁ?」と思ったんです。
“社長になる”というビジョンしかなかった僕でしたが、
でも、結果的には、就職して良かったと思ってます。
僕が入ったリクルートコスモス(現コスモスイニシア)という会社は、
当時平均年齢25歳以下の若い会社で、早くからいろんなことを責任もってやらせてくれました。
最初に配属された広報室では、新入社員なのにいきなり会社案内や有価証券報告書を作らされたり、
次に配属された賃貸部門では、自分がプランニングした物件が実際に建設されて商品になったり。
刺激的で楽しかったですね。
その代わり、死ぬほど働きました。
毎晩夜遅くまで会社にいて、休日出勤も当たり前。
広報では朝7時に会社に行き、新聞をチェックして関連記事をクリッピングして、役員に配って回って・・
まぁ、大変なことだらけでした。
でも、そこで本当に根本から鍛えられたと思います。
「会社ってどういうものなのか」「社会人って何なのか」
とても貴重な経験でした。
だからこそ、今があると思います。
「起業は甘くない・・」
企業に就職した僕のサラリーマン時代。
世界は大きく変わろうとしていました。
“インターネット”が徐々に広がりはじめたのです。
僕は当時、組織の中でいろいろな体験をしながらも、
やはり0の状態から新たな1や10を生み出していくことに魅力を感じずにはいられませんでした。
その方が性にも合ったんでしょうね。
「インターネットの登場で世界が変わるかも!」と思い立ち、
学生時代の友人の堀(現㈱サイバードHD代表)とパラダイスウェブという会社を作りました。
Windows95が出たばかりの頃です。
まだサラリーマンをしながらの二足のわらじでしたが、
インターネットの可能性にワクワクしながら、僕たちはいろんなサービスを立ち上げました。
最初に立ち上げたサービスは「Hello」という、自分の写真とプロフィールを入力してマイページを作り、
コミュニケーションが取れる、SNSの走りのようなサービスでした。
ユーザーはあっという間に1万人近くになりましたが、
バナー広告は全く売れず、収益が発生しない中、サーバー代ばかりかかる・・
という大変な状況で、泣く泣くサービスを閉じました。
他にもインターネットカフェが簡単に始められるキットの販売、
自分の結婚式の様子をまとめたHPを簡単に作成できるサイト「マリッジネット」等、
いろんな事業を行いました。
しかしまぁ、どれもこれも成功せず、お金がどんどんなくなっていき、
「起業は甘くない」ということを実感させられました。
「必死で考え、必死で働き、そして成功をつかむ」
そんな時、ケータイ電話でもインターネットが出来るんじゃないか?と思い立ち、
“ケータイ向けコンテンツサービスをやろう!”となったんですね。
偶然、友人の結婚式で真田さん(現KLab㈱代表)と久しぶりに再会し、
彼から、docomoがiモードというケータイ向けインターネットプラットフォームを作るという話を聞き、
これだ!ということで、堀、真田さん、僕の3人でサイバードという会社を立ち上げました。
1998年、僕が32歳の時でした。
読みが当たり、その後、モバイルインターネットの追い風に乗った僕たちは、
2000年、当時の最短記録でJASDAQに上場を果たします。
その間は、僕の人生の中で一番働いた時期でした。
とにかくありとあらゆるモバイルサービスを立ち上げました。
ただひたすら必死に前を見て走り続けました。
「モテたい」「儲けたい」「オモロイことしたい」
って動機も、さすがに少しだけ進化していて(苦笑)
「僕たちの事業に関わるみんなをHappyにしたい!」
という新たな動機が、僕の軸になりつつありました。
ただ、創業して数年経つと、
組織も肥大化し、自分の会社との関わりも少しずつ変化し、
事業を作ると言うより、会議をこなす毎日の方が多くなり、
目標にも少しずつブレが出てきてました。
そんな中、当時海外事業を担当していた僕は、
世界各国を奔走しているときに、とても興味深い事業に出会ったのです。
それが、すでに北米・カナダでは一般的だった
“ギフトカードビジネス”でした。
「これを日本に広めたい!」「新しいビジネスを展開したい!」
こう思ったら、僕はもう思うがまま前に突き進むしかなく、
新たな事業の立ち上げ準備を進めていきました。
そして、2006年。
ついに、株式会社レピカを設立したのです。
「みんなをHappyにする事業」
「新しいものが好き」
「オモロイものが好き」
僕の中で、この気持ちは今も昔も全く変わりません。
0の状態から新たな1や10を生み出していくことに、
やはり何よりもテンションが上がるんです。
だからこそ、カードビジネスのおもしろさにも気付くことができ、
レピカという企業も生まれたのだと思ってます。
その上で、レピカの理念には、
「みんなをHappyにする」という大きな軸があります。
レピカ設立と共にスタートしたカード事業、その後に始めたメール事業、
そして、2010年に設立した子会社アララで始めたスマートフォン事業・・
今や子会社を含めてグループとなったレピカの事業は、
どれも、企業や店舗と、エンドユーザーとの距離を近づけ、
みんなをHappyにする事業だと思ってます。
企業や店舗とお客様が、より良好かつ親密な関係を築くことができる環境をトータルで演出することで、
社会にHappyを生み出すソリューションを、今後も事業の柱として展開していくつもりです。
新しいものやオモロイものをどんどん取り入れながら、
レピカグループを大きく成長させて、何十年と続いていく企業にすること。
そして、僕たちや僕たちの事業に関わる「みんなをHappyにすること」。
これが僕の今の目標です。
僕は、絶対に現状に満足しません。
ノンストップで、常にメインプレーヤーのポジションで成長を続けていきます。
「楽しめない仕事なんてしたくない」
僕たちの展開する事業は、基本的には企業や店舗をお客様とするものですが、
最終的なところには、サービスを利用する個人=“エンドユーザー”がいます。
ですから、“エンドユーザーが楽しめるものを提供すること”が
何よりも大切だと思ってます。
そのためには、自分たち自身が楽しめるサービスを提供すること。
つまり、“仕事を楽しむこと”が必須になるわけです。
社会人になると、一日の大半の時間を仕事に費やすことになりますから、
その時間をいかに楽しく過ごすことができるかが、仕事の質を左右します。
レピカグループでは、メンバーが楽しみながら仕事に取り組める“環境作り”にも注力してるんですよ。
ミッションにも「社員一人一人が自らの力で最高の環境を創る」とあります。
2013年の秋には「One Repica」を掲げ、オフィスを移転。
これまで離れ離れだったグループ3社を集約させ、
新たなオフィス環境を実現しました。
この移転により、3社の横断的な情報交換が可能となり、
これからのさらなる加速度的なグループの成長が、
僕自身、楽しみでなりません。
「“遊べ”!“挑め”!“成功をつかめ”!」
レピカグループの採用のポイントは、
ズバリ・・「一緒に働きたい人」!
具体的には、“好奇心旺盛な人”が一番ですね。
新しい情報を入手することに前向きで、発想力が豊かで、実行力もある人。
情報の移り変わりの速いITの業界では、
これは、ある意味で必須のスキルだと思います。
だからこそ、学生時代にもいろいろな経験をしている人が良いですね。
「あれもダメ」「これもダメ」は、レピカにはありません。
レピカにあるのは、いろいろなことに自由に取り組める環境です。
特に若いメンバーには、どんどん挑戦し、仕事を楽しみ、
成功をつかめる人間になって欲しいと思います。
レピカグループの新卒採用のキャッチコピーは、
「“遊べ”!“挑め”!“成功をつかめ”!」です。
昔の僕のように
「モテたい」「もうけたい」「オモロイことしたい」「一度は就職してみようかなぁ?」
そんな気持ちからのスタートでも、OKだと思います(笑)
就職はゴールではありません。
ひとつの会社で人生が終わるなんて考えなくて良い。
自分が好きなことをやり続けるための知識・スキル・人脈作りに
会社を最大限に利用すればいい。
“組織のために人材がいるのではなく、人材のために組織がある”
僕はそう考えてます。
「世界中の人が、気付いたらレピカのサービスを使っている」
そんな未来を、一緒に作ってみませんか?