代表取締役社長 常岡晋太郎
設立 | 2006年8月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.ajito.in |
やりたいことはすべてやる!
特別に社長に憧れたり、「経営者になりたい」という野望を持っていたわけではありませんでした。
自分がやりたいと決めた事に責任を持とうと思ってやっていたら、
結果的に社長になっていた…というのが本音です。
特に自分には学歴があるわけでもなく、
明確な夢や目標があったわけでもない。
でもその場、その場でやりたいことを全力でやってきた感じですね。
高校には行かずにエキストラ養成所で役者を目指していたこともありました。
そんな当時から大事にしてきたのが
「エンドユーザーへの意識」。
視聴者がどう見てるか、どう反応するかを考えながら演じることに面白みを感じて
一生懸命やっていましたね。
やがて大検の資格を取り、大学に進学してから熱を入れたのはサークル活動。
様々なイベントを企画から実行まで行うサークルで、
来てくれた友人達の反応を見るのが好きでした。
大学を卒業して初めて就職した先はCM制作会社。
民放のCMなどを手掛けていたので、
結構これも反応を感じられる点が魅力的でした。
そして自分自身がエンドユーザーである、飲食業に足を踏み入れるわけですが、
思いだけで、業界的にはまったくの未経験状態でした。
「お客様の喜ぶ姿のためなら何でもやります!」
という文言を掲げているお店が多いのですが、
実情は違う。
お店の都合だったり、何かと言うに付けてすべてしっかり実行しているお店は少ないと感じていました。
「だったら自分が飲食業界を盛り上げて変えていこう!」
という思いで起業しようと思い立ったのです。
自然に自分の居場所を求めていたのかもしれませんね。
人間力を養う・人を楽しませる場を
「エンドユーザーを感動させられるお店を作れば絶対成功する」
そう思って起業したわけですが、
では次にどうしたら良いのかを考え始めました。
僕がこだわったのはあくまでも自分がエンドユーザーの目線に立って喜べるかどうかでした。
つまり、基準の軸を自分に設定したのです。
自分がエンドユーザーだったら…
という視点に立ってすべてのことを考えていったので、
飲食業界のセオリー通りではない飲食業界として初心者の意見は伝わりづらく、
社員に思いを浸透させるのは苦労しました。
しかし、私にはどんな仕事にも共通して言えると思っていた信念が一つありました。
それは「人が人に対して行うのが仕事であり、だからこそ人間力がものを言う」ということ。
飲食業もお客様に感動してもらってその対価としてお金をいただく。
つまり、料理・ドリンクは当然、
サービスもその金額に含まれているんだということです。
だから今でも社員には、
「相手を喜ばせる能力は相手に対して心遣いができる能力。
その人間力を養うのは仕事中だけでなく、24時間365日がそうだぞ」
と口を酸っぱくして言い続けています。
お店をオープンさせる前には業界の経験を積むために
実際に超一流のサービスで有名な飲食店に頼み込んで修業させてもらい、
お店の開業後も超一流のサービスで有名なホテルのセミナーも受けたりしましたが、
やはり方向性として間違っていないんだと確信しました。
人間力は仕事だけでなく、生活をする上でも基本的なことですが、
完全に実行できている人はまだまだ少ない。
もちろん私もまだまだではありますが
これからも変わらぬ思いを社員には伝え続けたいと思っています。
今後のビジョン
「人間力を養うことが良い仕事につながる」
この理念を証明するためにも、
会社をもっと成長させ存在意義を示す必要があると思っています。
そのため直営店の店舗数を増やしたいと考えています。
でも単に拡大させたいわけではなく5~10店舗までと決めています。
あくまでもサービスの質はそのままに、
目の行き届く最大限のラインですね。
そして直営店の拡大だけでなく、
今後注力していきたいのがプロデュース事業。
今現在も銀座で立ち飲みのお店をプロデュースしていますが、
今後はもっとコンサルティングを強化して
少しでも弊社として役立てる部分で貢献していきたいですね。
飲食の業界で仕事をしていますが、飲食業ではなく、あくまでもサービス業だと思っていますから
エンドユーザーの感動を追い求めていく中で
いずれは飲食業界以外にもどんどん進出していきたいです。
求める人財とは?そして会社とは?
当たり前のことを当たり前にできる人です。
僕の中では期待値よりも信頼値の方が大事ですから、
何も特別な能力や才能を持っていなくても良いんです。
当たり前のことを当たり前にやるという、
信頼値を積み重ねていってくれるような人と一緒に仕事をしたいですよ。
また、やるべきことをやり続けられることも大切。
派手なことや大きなことを成し遂げなければいけないということはないんですよ。
継続すること自体が己との闘いですからね。
途中で挫けたり、妥協して自分に負けない人であってもらいたいです。
地道に続けられることだけでも大きな武器ですよ。
会社や仕事は報酬を得る以上に、
人間力を磨く場でもあると思っています。
繰り返し言いますが、弊社では人間力を養うことが最重要。
社員にも繰り返し、繰り返し言い聞かせています。
人間力はどんな仕事でも基礎になることなので、
どこに行っても恥ずかしくないような社員を育てるつもりです。
折れない心と強靱な精神力を持て!
このページを見ている人の多くがベンチャー企業への就職や、起業志向が高い人だと思うのですが、
そういう人たちにはあまり頭でっかちになるなと言いたいですね。
起業するには特別な才能や学歴なんて必要ありません。
必要なのはやると決めたら最後までやり抜いてやるという“覚悟”です。
よく、自由になりたいとか、もっと自由に働きたいと訴える人がいますが、
自由という意味をはき違えてはなりません。
「自由」とは響きがいいですが、
本当はとても大変でリスキーなことでもあるんです。
起業やベンチャー企業で働くということも同じです。
いろいろそろっている大企業とは違って覚えなきゃいけない仕事も多いし、責任も多い。
それでも「やってやる!」「成長してやる!」と思えるぐらいの強い精神力と気概がないと
生き残り、勝ち抜くことは厳しいでしょう。
でもだからこそ、小さい企業では人間力を教えられるし、養えるとも思っています。
私が修業させてもらった飲食店では
「サービスは五感でするもの」だと教えられました。
お客様の目を見て、言葉を耳で聞くという当たり前のことを当たり前に実行しろと
徹底してたたき込まれました。
基本を忠実に守ることが最良のサービスにつながると言われ、
妙に納得したのを覚えています。
当たり前のことを当たり前にやる。
一見簡単そうなことですが、実はこれが一番難しいんです。
社員にはいつも、
「学歴も特別な能力もない自分でも社長になれたんだから、途中で諦めなければみんなもできる!」
とハッパをかけてます。
これから社会に出て働く学生のみなさんや、若い人はまず人間力です。
仕事だけでなく、プライベートでも絶対プラスになりますから。
どんな人、経験も自分を磨いてくれる砥石です。
人間力を鍛え、大いに飛躍していってください。