代表取締役 山下秀樹

代表取締役 山下秀樹

設立 2007年4月2日
事業内容
    • ソフトウェア開発、WEBサービス開発、ITコンサルティング及びセールスプロモーションサービス
会社HP http://www.missioncrew.co.jp/index.html

父親の影響

山梨で生まれ育ち、会社立ち上げも馴染みのある山梨で始めました。
「起業」を意識したのは、高校生のころからです。
父親は、私が生まれる前から脱サラして会社を立ち上げていて、
その影響もあって、
「将来はサラリーマンでなく、自分でやることになるだろう」
と思っていました。

とはいえ、起業の「中身」は、ノーアイデアでした。
大学卒業後、ベンチャー系の訪問販売で営業を担当し、
その後、光通信系会社でも営業を経験しました。
そうした中、だんだん営業だけでなく、「開発」のほうが面白くなってきて、
“セキュリティーコンサルタント”としての道が見えてきました。
「システム面からセキュリティーを向上させるにはこういう施策がある」
「ISOやPマークをとるにはこうすればいいのでは?」
など、開発と営業の双方の視点から企業への提案を繰り返す中、
目指していた起業を「セキュアデザイン」の分野で始めようと思い至ったのです。

設立前、
仕事上つながりのあるコンサルタント会社に移らないかと誘わましたが、当時29歳。
すぐに起業しようと思っていたため断って、
2006年にミッションクルーの前身である
「セキュアデザイン株式会社」を立ち上げました。

社名「ミッションクルー」に込められた思い

創設当初は、一人だったので、
フリーコンサルのような形で仕事を続け、
食べていくために働いていたようなところがあります。
でも、だんだん組織として事業を展開する必要性を感じるようなり、
2007年4月にミッションクルーに商号変換。
人を増やし、「企業理念」を持って事業を展開し始めました。

社名のミッションクルーとは、
「使命(ミッション)に情熱を持った人(クルー)」
の意味です。
私はチーム力こそが、企業の財産であると考えますが、
船の乗組員(クルー)のように、
社員全員が役割をもち、
その役割が連動して海原を進み大波を越えていける会社を目指しています。
一人一人が力を集結して厳しい経済環境を乗り越え、
その先の成功をつかみとることを願っています。

まだまだ若い会社で、企業としての歴史や実績は少ないですが、
「自由な発想と実行する情熱」がウリです。
「こうなりたい」というイメージを描き続け、
新しく何かをやり続けていく「チャレンジ溢れる企業」を目指しています。

ITとセールスプロモーションの二本柱

ミッションクルーの事業は、
インフォーメーションテクノロジー(IT)とセールスプロモーションの2つのビジネス領域が柱です。

具体的には、
ITサービスの開発とセールプロモーションノウハウを活かし
WEBサービスに取り込むことで、
顧客の売上向上を支えることをビジネスセグメントとしています。

売上支援の次の手法としてSEO・SEM、アフェリエイト、メールマーケティングなどの
Webマーケティングの活用を取り入れ、
店頭周りのPOP制作(アナログアプローチ)に留まらず、
Webを用いたデジタルアプローチにビジネス領域を展開しています。

またオフィスのスペースを取ってしまうPOPの販促品を
弊社提供のPOP出庫管理システム+倉庫サービスにより
スペースの有効活用とPOP製品の在庫管理コストのカットを実現し、
顧客の営業業務の効率化を支えています。

すべては「人」

私たちの取り組むビジネスを通じて顧客の企業力アップを支援し、
ビジネスパートナーのクルーであることを目指していますが、
そのためには、私たちが力を合わせて一丸とならなければなりません。

すべては「人」が大切。
使命感を持って仕事ができる仲間なら、
たとえ経験が少なくても、
技術力が不足していても、
一緒に働きたいと思っています。

来てほしいのは、生かし生かされている、という感覚で仕事ができる人。
ベンチャー系の企業はどこも同じだと思いますが、
会社の利益と社員の成長はイコールです。
上から言われてただやる、という仕事の仕方ではなく、
会社に与えられたチャンスをこなしていくうちに、
どんどん新しいアイデアを出し、
さらに良い仕事ができるようになっていく。
そういう働き方ができる人を求めています。

採用の基準はありません。
強いていうなら、話し好きかどうか、でしょうか。
もっと会社が大きくなっていくと、
採用側はそういう感覚ではいけませんが、
今は、幹をつくるときなので、
波長が合うかどうか、
というのも重要です。

「こうなりたい」イメージを持って働ける人を

ビジネスクルーは、
セキュリティに関するコンサルティングを手がける会社としてスタートし、
主にIT分野を中心事業としてきました。
また、セールスプロモーションのノウハウを活かしてWEBサービスに取り込むことで、
デジタル・アナログ双方のアプローチからお客様の営業促進を支援しています。

他社ではあまり類を見ない、こうした支援体制が評価され、
多数の情報通信系の企業から依頼を請けていることが弊社の特徴です。
今後もお客様のご依頼は増え続けていくことが見込まれるため、
その一つ一つにしっかりと応えられる体制作りが急務です。

今後のビジョンは、
ITと広告の融合がテーマです。
少数精鋭で事業を展開しているため、
各自の裁量が大きくなっていますが、
会社が成長していくために、
「これで良いのだ」ではなく「こうなりたい」というイメージを描き、
チャレンジしていく必要性を感じています。

また、弊社ではチームワークを重視していることから、
今後社員が増えていってもしっかりと連携を図れる会社を目指していて、
そのためには社員全員がそれぞれ使命感を持ってほしいと考えています。

「気付き」の奇跡

これから社会人として働く学生の皆さんには、
仕事として「気付き」を見つけてほしいですね。
「気付き」というのは、実は奇跡のようなものです。
価値観が変わるほどの気付きにはなんなか遭遇できるものではありませんが、
その「気付き」が多いほど、
人は成長できるはずです。
夢中になって一生懸命やって、
それでも怒られる時期があり、
でも、その必死な時間を過ごすなかで気付けることがあります。
そんな「気付き」を社員に提供できる会社にしたいです。
そうすることで、面白い会社に成長していけるでしょう。
 
学生時代に奇跡のような気付きを得るためには、
人にたくさん会って話をすることが大切だと思います。
本を読んだり、たくさんの「インプット」をすることも重要ですね。

社会人になって良い仕事をするためには
「インプット」と「アウトプット」をちゃんと繰り返すことです。
インプットした情報の処理がうまくいかないのに
アウトプットをしても失敗します。
そして、アウトプットができないということは、
仕事ができないということ。

双方を繰り返しながら、
奇跡のような「気付き」をたくさん取り入れられるようになってください。