代表 桜井 たけし
設立 | 平成22年3月25日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://mongolshoji.co.jp/index.html |
起業経緯
はじめは個人事業主として活動し、モンゴルのことを文章にしているだけでしたが、
2008年にTV局からモンゴル語の翻訳を依頼されたことがきっかけで事業が波に乗りはじめました。
モンゴルのドキュメンタリーの翻訳を依頼されて、
あ!モンゴル語の翻訳ができる会社がないんだな、と気づいたんです。
TV局からの依頼されるまで半ば趣味として行ってきたモンゴル語の翻訳を、
ビジネスとして扱えることを意識できた。
そこから翻訳をビジネスにしようと思い立ったわけです。
着々と事業を大きくしていく中、
2010年ごろにモンゴルの金の埋蔵金のデータが発見されたことを機に法人化しました。
やはり法人化したことによって自分自身の仕事に対するモチベーションが上がりましたし、
仕事の依頼も増えましたね。会社として大きくなっていくためにも、
ひとつひとつの仕事の責任も増しました。
趣味から初めて法人化までできたことは本当に幸運だったと思います。
仕事のこだわり
私たちはモンゴル語の翻訳や文化の紹介をしています。
だからこそ初心を忘れず人の役に立つ仕事を続けていきたい。
最初はブログでモンゴルのことを紹介しているだけのほとんど趣味で活動していたのですが、
TV局の人がたまたまブログを見ていたのか翻訳の仕事を任され、
その後NPOから仕事を依頼されるなど、仕事の幅が広がっていきました。
弊社では社員がモンゴル語の翻訳をするシステムではなく、
社外のパートナー様に仕事を渡すことで翻訳を行っています。
社内では仕事を展開すること、そして人材を活用するためのコンサルタントを行っており、
いまは翻訳の仕事よりもこちらのコンサルタントがおもな業務になっています。
モンゴルに進出したい日本の企業をサポートする会社というのはほとんどありません。
大手企業向けのサポート会社はあるのですが、
中小企業ではそういった会社にサポートを依頼することができません。
サポートする会社がないのなら、弊社が最初の会社になるつもりです。
事業内容
弊社ではさまざまな事業分野で事業を展開し、
総合商社として発展途上国向けに技術やサービスを提供しています。
例えば翻訳業務。
一般的な文書は基より、手紙、メールやホームページから、
特許など専門的な文章まであらゆる文章の翻訳に対応しています。
翻訳業務では日本語からモンゴル語、モンゴル語から日本語を機軸に中国語の翻訳なども行っています。
現在では文章の翻訳だけでなく映像翻訳にも力をいれています。
はじめは翻訳業務を中心として事業を展開してきた弊社ですが、
さらに業務の幅を広げいまでは進出・調査、貿易業務、海外連絡業務、講演企画、出版業務、広告・宣伝
さらには不動産業務まで総合的に取り扱っています。
進出・調査では最新技術と自然との調和をモットーに
モンゴル・中国への進出、調査、現地法人設立、パートナー探しに対応しています。
もちろん海外進出コンサルティングサービスも行っていますので、
モンゴル・中国への進出を総合的にサポートしています。
今後のビジョン
最終的には資源を取り扱いたいと思っています。
日本には資源がありません。
そのため資源を他国から入手する必要があります。
僕はモンゴルの資源を日本に提供できるようなルートを開拓していきたいと思っています。
またモンゴルにとっても日本は魅力的です。
日本の高い環境保全技術やノウハウ、文化をモンゴルに役立てたい。
いまは日本企業がモンゴルへ進出するのをコンサルティングしているのみですが、
いずれは日本とモンゴルを繋ぐ大きな架け橋になりたいですね。
モンゴルと日本ふたつの国の苦手な部分を補い合う、パートナー関係を弊社の力で築いていきたい。
そのためにも会社を大きくしたいです。
まだ具体的な人数や規模は決めていませんが、会社を多くしたい夢は今後も変わらないでしょう。
いま弊社では仕事を共にこなしてくれるパートナーの皆さんがいます。
学者の方から個人の方まで幅広い層のパートナーの方々と共に会社を大きくしていきたいと思います。
求める人物像
まっさらな人が欲しい。
その人がどんな会社に展開していくか、みてみたいですね。
学生へのメッセージ
人生の中で学生のうちが一番時間があるときだと思います。
時間が自由に使えるからこそ、できれば海外に行ってほしい。
現地の人や文化に直接触れ合って感性を磨いてほしいと思っています。
海外で刺激を受けることで大きく価値観が変わることもありますから。
日本にだけいると裕福すぎて見えないことも、中央アジアやモンゴルに行くと、
物がない・不便な生活の中で頑張っている人に出会う。
そういう人たちと触れ合うとやる気をもらえるんです。
僕自身ときどきモンゴルへ帰るのですが、やはりモチベーションが上がりますね。
いまでも学生の皆さんと触れ合う機会が多いんです。
去年の冬はー40℃のモンゴルの冬を体験しに学生を含む4人でツアーに行きました。
みなさんに海外の情報を得て発信してもらいたいことと、
僕自身が学生の皆さんと過ごすことで勉強になること、
さらに会社の宣伝にもなるというとても有意義な時間になりました。
オンラインだけではなかなか難しい、生の情報を吸収して発信して欲しいですね。