代表取締役社長 中井 健司
代表取締役社長 中井 健司
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| 設立 | 2004年8月 |
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| 会社HP | http://www.e-savacity.com/ |
システムとの出会い、そして仕事へ
現在、インターネットショッピング事業者向けにシステムをベースとした
ＥＣ支援サービスを提供する事業を行っていますが、
そもそもシステムとの出会いはとても単純なものでした。
初めてシステムに出会った時、「ゲームが作れる！面白い！」と直感的に感じました。
そして、学生生活では情報処理を専攻していたのですが、
勉強を進めていく内に（システムを作れたら）「格好いいな」「自分の思いを形に出来るな」と、
システムの世界にのめり込む様になっていきました。
当時は家庭用パソコンが出始めの時で、
システムについてもこれから一つの産業の柱になるだろうとささやかれていました。
卒業後は、カタログ通販のムトウグループ（現・株式会社スクロール）に入社しました。
入社まもなくから、通信販売の基幹システムを作る仕事に携わっていたのですが、
本当に“楽しんで”仕事をしていましたね。
その延長で「早さと確実性でトップになろう」という意気込みで仕事をしていましたので、
当然仕事量やクオリティは同期よりも飛び抜けていました。
システムが好きだから発想の枠を広げて様々な事にトライしていました。
すると周囲からは自ずと期待される様になり、また仕事の枠を広げられる…など、
システムだけでなく幅広業務をこなしていましたね。
社長への道のり
そんな様子で働いていましたので、結局、約２０年もの長い間努めておりました。
転職を迎える転機となったのは、インターネットが普及し始めた事に起因します。
時代は電話やハガキで注文を受けるカタログ型通信販売から、
もっと手軽なインターネット型通信販売へと移行していく最中でした。
「カタログ型通信販売分野で２０年間培ったものをベースにインターネット型通信販売をへ役立てたい」と
未来を考えていたいた所、現在の会長の理念に共感し、転職する事になります。
家族を抱えておりましたので、当然経済的な不安要素はありましたが、
それよりも「大企業だけでなく、どんな企業や人でも平等にインターネット型通信販売が行える様にしたい」という思いと、
今後絶対に伸びていくという確信めいた信念が勝ってしまいました。
会社は元々、会長の川連が一人で始めた事業ですが、
この業界の成長スピードと変化がが著しい中であっても、成長をリーディングするために現在のダブル代表制をとり、
社長という重責である職務に就いております。
当社の２つの強み
主な強みとしては２つあります。
１つ目は、おもてなしの心（接客）を大事にしている事です。
通信販売という形は、直接お客様に接客出来る訳ではありませんので、
どうしたら少しでも心地よく、サービスを受けてもらえるかを常に考えて実行しています。
具体的な例としては、
インターネット通販であっても、リアル店舗のように行列している感じをどう出すか！・・ です。
人は行列を見かけると、心理的に「何だろう？」と思い、ついつい並んで買ってしまうものです。
このワクワク感をインターネット通信販売では、
“購入された商品と数”を時系列で見せる（演出する）ことで、
“今、○○を購入した” “一時間で○○売れた”など、行列感が生まれます。
これにより “ちょっと買ってみよう“ ”このお見せなら安心だ“などと感じることで
商品を手にとって買ってもらえます。
ほんの少しの事かもしれませんが、接客が出きることの差は大きな差になります。
２つ目は、現場主義の目線を持つという事です。
インターネットで通信販売を行いたい店舗であったり、
実施している企業様向けにシステムを販売しているのですが、
エンドユーザーである消費者の目線からも考える事がとても大事だと思っています。
その為に、わかりやすい操作でお買い物ができる、安心してお買い物ができるなど、
お客様視点での品質を高める事は勿論、創造力を働かせて
もう一歩先へ進んだサービスを考え出す事が大事だと思っていますし、
そこが出来るのが当社の強みだと思っています。
今後の展開
追い求める理想としては、当社のサービスを利用すると全世界中から注文が入り、
簡単に日々の業務がこなせる仕組みを作る事ですね。
目標にする会社規模イメージとしては、当社は通販のシステムだけを販売している会社ではなく、
決済や物流等も手がけており、通信販売を一本化できる点が強みでもありますので、
そういった付随するサービスも充実出来る様な規模や社員数になればと思っています。
勿論、関連会社等も出来てくれば、より一層充実度が増してくるのではないかと思います。
また、国内だけに止まらず、世界の至る所にも支社を増やしていけたら、
もっともっとサービスが充実する様になると思いますね。
グローバル化が進む現代社会の中でも、どうしても我々日本人は内に目を向ける事の方が多いのですが、
質の良い日本の商品「メイドインジャパン」を世界に販売できるように、
縁の下の力持ちとして支える事が出来ればと思っています。
「世界中のネットショップを黒字化させる」をミッションに、
変化にいち早く対応したサービスを提供するため、
創造と挑戦を主な行動指針に、今後も楽しみながら事業を展開していきたいと思っています。
学生へ伝えたい事
学生へのメッセージは、「なんでも楽しみながら一生懸命やる」という事ですね。
自分が好きなこと、興味があることであればなお良いです。
社会人になった最初からＥＣ（通販）支援を行うサービスを創りたかった訳ではありません。
当初は興味があったシステムを作る事を一生懸命携わり、
様々な役割をこなした延長線上で、
「あぁこれだ！自分のミッションは」 と浮かんできたという感じです。
好きな事を仕事とし、一生懸命行えば、自然にアイディア（提案）が浮かんできます。
そうすれば、サービスや仕組みを創造出来る様になり、本物になります。
そうすることで、色んな目線を持つ事が出来る様になります。
そこで初めて、「自分がやるべきもの」が見つかるものだと思います。
まずは、何でも楽しみながら一生懸命にやる、これですね。