代表取締役 森山 和彦


代表取締役 森山 和彦

設立 2012年7月
事業内容
  • ウェディングプロデュース事業
  • インターネットマーケティング事業
会社HP http://www.unitedstyle.co.jp/recruit/

新しい経営の仕組で世界を変える

これからの時代には、新しい生き方が求められています。
もはや数字や経済を追い求めることで企業が成長し、豊かになる時代は終わりを迎えつつあります。
僕は、この社会を生き抜くための新しい「生き事例」を提供したいと考えています。
それは、世界を変える手段としての経営。
新しい経営目的と優先順位の創造こそ、世界を変える大きな一手だと僕は信じています。
僕たちが考える経営の目的は、「豊かに生きること」を中心とした、
新しい生態系(エコシステム)の創造です。
人々や自然が共に生き、豊かさを生み出すことを目的にします。
例えば、豊かに生きる事において、従業員という言葉は存在していません。
人への信頼を土台に、社員も経営者もみんなで、ひとつの生命体を構築し
運営しているという考え方を出発点にしています。

人を囲い込み束縛するのではなく、自由なのに魅力があるから一緒にいたいと思える組織にすること。
完全に放任するのではなく、言ったからにはやるという重い連帯責任を負う環境をつくること。
といったような、社内文化を創造し、継続させる事が、経営陣の一番の仕事だと考えています。

理想に生きるきっかけは学生時代のリフォーム

このように、働くことも、お金の事も、健康のことも、人間関係のことも、未来の社会の事も、
すべてを白紙から考え、そのすべての理想を叶えることこそ、経営のあるべき姿だと思います。 
僕は、何よりこの生きることと経営(働く)を一致させるスタイルは、
「働く」を含めた、生きることの再定義であり、これからの時代を変える発明だと思っています。

このように、理想に根差して生きる生き方を
学生時代からしていたかと言うと、そんなことはありませんでした。

僕は、小さい頃から器用貧乏なタイプで、クラスで言うと平均以上ではあるものの、
遊び過ぎてもいない。すべての分野において「平均より少し上」だったと思います。
大学時代までずっとそんな人生でした。

そんな僕でしたが、大学時代に「自分の家を作る」という経験を通して大きな変化が起きたのです。
大学時代って何をやろうかなというモラトリアム期間だと思うのですが、
僕もまさにそんな時、ふらりと立ち寄ったコンビニで
「リフォーム雑誌」を読み「これを作りたい!」と思ったのです。

理想を実現するには

プランも無く、チェーンソーを買いに行き、友達と1週間のつもりでリフォームを開始。
それが1カ月になり、3か月になり、ついには1年間ずっとリフォームをしていました(笑)
その間大学にはほとんど行かず、100万円ほどをかけながら床下に穴を開け、
庭園を造り、床の基礎をつけて壁、天井までの本格的な工事を素人ながらやり続けました。
そのプロセスの中で、立ち退き請求を3回くらったり、
クレームが出た近所中に菓子折りを配ったりして、
どうにか完成した、床下が光ったりするカッコイイ部屋。

のべ100人くらいの人が遊びに来て、
みんなすごいねと驚いて喜んでくれたこと、本当に嬉しかったですね。
リフォーム経験を通して感じたのは「理想を実現する」というのはすごく地味だということ。
夢や理想はふくらむばかりなのに、クレームやお金の問題、
人材の問題、その対応と解決に追われる日々でした。

つまり日々ヤスリをかけたり、何ミリ単位まで寸法を測ったり、
そういう小さなことの積み重ねでしか夢は叶わないということに気づいたんです。
だからというか、逆説的にその地味さを知っているからこそ、
想像した理想は必ず成し遂げられるということが本能的に分かるようにもなりました。

理想を突き詰めれば、世界は変わる

いまは、創業してまだ9か月ですが、社員も10人になろうとしています。
新しい時代に共感し、集った仲間たちがまず挑んでいるのがウェディング業界であり、
インターネットマーケティングの世界です。
僕たちは、世界を変える志事しか興味がありません。
手がける仕事はすべて影響力において業界でNo1を目指しています。
実際にスタートしたcrazy weddingというウェディングブランドは
すでに影響力という観点においては一目置かれる存在となっています。
その方法は、非常に単純明快です。
私たちの経営におけるコアコンセプトである、
本質的で美しくてユニークであることを追求していくのです。

細かく話すとスゴイ文字量になるので言えませんが、要するに今の「当たり前」は
決して本質的視点から考えられたことではないということです。
だからこそ本質的に考え、それをビジネスに出来る力があれば、
事業は必ずうまくいくのです。
僕らは、これらの事業を、信じられないスピードで進めていきます。
まずは5年で100億円の規模へ。そしてその先には、100万人の雇用を生み出していきます。
きっとその時世界は少しは変わっているんじゃないでしょうか。

自分に正直な人だけが見える世界がある

今後は、教育を変えること、農業を変えること、お葬式を含んだ
ライフイベントを変えることなど色々と挑戦していきたいと思っています。
心に従って、本質的に常に自分に正直に生きている人にしか見えないものがある。
僕らは直観的にも、経験的にもそれを分かっています。
そういう自由な発想をしたりアイディアを出したりする人がこれからの時代に溢れている状態。
僕が好きな言葉で言えば、「人間らしく生きる」人であふれる社会にしたい。
そのためには、やはり「人を中心とした、理想しか存在しない経営」が求められていると思っています。
僕はその経営を世界へ広げていきたいのです。

すべての人がそうであるとは思いませんが、
日本人は、人を中心に考えることができる民族だと実感しています。
そんな私たちだからこそ、混沌とした世界で、
率先して人と共に生きる「新しい時代の生き方」を発信できるのではないでしょうか。
先進国で起業する私たちに求められていることは、
世界を一歩前に進める新しい経営システムを生み出すことだと確信しています。

売上が一番でも、規模が一番でも何でもなくて、
生き方そのものが奇跡と言われるような経営をしていきます。

理想に根差した何かに挑戦すること、経験を大切にしてほしい

僕は社会人になってからの変化の方が大きかったですね、
前職の社長には本当にお世話になりました。
一日20時間くらい働いて、自由にやらせてくれて、泣いて。
今でも前職の社長を尊敬しています。僕はそういう環境にいたから変われたんだと思う。
若いうちはどんな人といるか、それに尽きると思います。人は一番人に影響されるからね。

その人の凄さとは、その人の理想の大きさと、実際の覚悟の大きさです。
決して企業規模ではありません。
学生時代にやっていて本当によかったことは、前述のようなリフォームと言う、
ビジネスとは一見関係ないことでした。
自分が本当にやりたいことを描き、それをやりきるというプロセスには
人生の苦難や喜びがすべて詰まっています。
自分は一度の人生で何を成し遂げたいのか。
そのことに気が付くためには、何かに挑戦することです。
それこそ、社会人に交じってインターンをして、社員を超えるレベルで成果を出すなど、
難しいと言われるようなことにチャレンジするのも一つです。
最後に、自分の心に嘘をつかないこと。
自分に正直になることが一番大切だと僕は思います。
正直に生きる先にしか本当の幸せはないのではないでしょうか。