代表取締役 大家 輝之

株式会社東宝ハウス国分寺 代表取締役 大家 輝之

株式会社東宝ハウス国分寺 代表取締役 大家 輝之

株式会社東宝ハウス国分寺
設立 1983年7月
事業内容
  • 総合不動産業
会社HP http://www.toho-house.co.jp/

サラリーマンにはなりたくない!夢を語り合った学生時代

学生時代は特に情熱を傾けて、夢中になったものはありませんでした。
しいていえば酒を飲んだくらい(笑)
最初は何でも自由で学生生活が楽しかったけど、
それも大学2年くらいであきてしまいましたね。
ただお酒を飲んでいただけではなく、
毎回「10年経ったら自分たちはどうなるか」ということについて語り合っていました。
父親の背中を見ていて、満員電車に揺られて、帰りに酒をひっかけて帰る、
そんな生活をするサラリーマンがカッコイイとは思えませんでした。
このまま、何もせずほっといたら、そんなサラリーマンになってしまう。
何か面白いことはやりたいなと考えていました。
そこで、いろんなところに行けて楽しいだろうと
旅行会社の添乗員のアルバイトをしてみたり、
有名な人に会いたいからという理由で広告代理店に勤めたりしましたが、
どれもいまいちでした。
そんな中、「27歳課長 年収1000万」という求人広告を見つけるわけです。

30代で社長を目指す!そんな勢いのある会社に入りたい!!!

その求人広告を出していた会社こそがTHRだったわけです。
面白いことをやりたいと仕事を探してきたが、実際にやってみるといまいち面白くない。
じゃあ、仕事に何を求めようかと考えたときに「お金」だったんです。(若気の至りです)
求人広告には「27歳課長 年収1000万」と書いてありました。
これはすごいなと思いました。そして、無借金経営で社長を目指せとも書いてあり、
これはもうここに入るしかないと即決しました。
そして、その日のうちに電話をかけたのですが、応募はもう終わりましたという返事でした。
それでもあきらめきれなかったので、その場でスーツに着替え、
今度は御社に入りたいと直談判しにいきました。
しかし、それでも、募集は終わりましたと帰されたのですが・・・
ラッキーなことに、あきらめて帰ろうとしていたところ、
部長の方がその様子を見ていたんです。それで面接をしてくれることになりました。
とにかくアピールしようと、その帰り道に次回面接のため、
宅建の本を買って、「勉強しています!!」というわかりやすいアピールをしました。
その結果、面白いやつだと内定を頂くことに。
諦めずに行動したことに花が咲いた瞬間でした。

フルコミッション 完全実力主義の世界

この会社の不動産の営業は完全実力主義の世界でした。
売れば売った分だけ自分の利益になります。
そこで、私は求人広告にあったとおり、20代で課長、年収1000万を目指しました。
はじめは周りと比べて実力不足を感じましたが、
3~4年鍛えたら資質で勝てるかもしれないという自信はありました。
そうして仕事優先で努力した結果、入社から3年半で課長になることができたのです。

その後、30歳で次長になり、34歳のときに社長になるという出世をしました。
これは、一番初めに見た募集広告のモデルケースそのままのコースです。
このようなスピードで出世できたのは常にひとつ上の階層から物事をみて、
仕事をしてきたからだと思います。

ひとつ上の立場から仕事をみる

はじめに平社員として入社しますよね。
でもそこで仕事をするときは課長の目線で仕事をする。
課長の立場だったらどう考えるかとかを想像しながら。
次に課長になる。課長になったら、次長の立場で考えて仕事をする。
次長になったら、今度は社長の立場で仕事をする、という具合で、
ひとつ上の立場から仕事を考えるのです。
私は常にこのスタンスで仕事をして、結果をだしてきました。
 
なぜ、そういう考えで仕事をしたかというと、
うちの会社はフルコミッションですから、
ほっておけばみんなスダンドプレーになってしまうからです。
自分の利益ばかり求めてしまうんですね。

チームで仕事をする

フルコミッションの実力主義の世界だと
どうしても各個人が利益をゆうせんして、スタンドプレーになってしまうものです。
しかし、スタンドプレーになってしまうと結果として生産性は上がらないんです。
お客様の心象もよくない。
 
例えばひとつの契約で、5人の営業が一緒に知恵をしぼって提案してくれる。
それだったらお客様にとっても嬉しいですよね。それが結果として、契約につながる。
 
歩合優先で各営業が自分の利益ばかり追いかけてたら、
お客様も嬉しくないし、契約もとりにくいものです。
なので、チームで仕事をした方が生産性が高いのです。

会社というチームが勝つために自分はどうするのか

うちはグループ会社です。
会社の利益のためにはさきほどお話した
チームの考えにもとづいて仕事をする必要があります。
例えば、優秀な人材がいたとする。普通、優秀な人材は手放したくないですよね。
でもそこで、チームのことを考え、優秀な人材をさらに優秀にして、
グループ会社に排出する。
そして、その場所でさらにその人材が活躍してくれるという具合です。
これは会社をチームと考えなくてはできないことです。

チームの中でのポジションを考えて働こう

このようにチームで働くことは生産性をあげ、会社に利益をもたらしてくれます。
なので働くときには、会社というチームが勝つためにはどうするか?
会社にとっての自分のポジションは何なのか?を考えてください。
それが例え、個人営業の実力主義の世界でもです。

個人で勝つよりもチームで勝つほうが楽しいものです。
働くときは、会社の中で自分はどうあるべきかを常に考えて働きましょう。