代表取締役 小金 勝太郎
代表取締役 小金 勝太郎
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| 設立 | 1997年 |
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| 会社HP | http://www.hdd-repair.jp/ |
ひとりから始めたデータ復旧
データ復旧は独学で学びました！
自分のPCが壊れたことがこの業界を知るきっかけでした。
携帯電話一本で仕事をしていた時、PCにデータを移して携帯のデータを消去した瞬間、
PCが立ち上がらなくなり、大騒ぎになりました。
当時は何の情報も無く、HDDの知識も全く無く、自分で修理するのは諦めました。
ここで、ふと思いました。
自分がここまで困っているのなら、他にも困っている人は沢山いるはず。
ネットで検索すると、大きな会社がたくさん出てきました。
この後から、データ復旧の知識と技術を学びました。
元々機械が好きだったので、全て独学です。専門学校にも行きませんでした。
ある時、お客様から一本の電話を受け、データ復旧をお願いされたのですが、
その時は何かあったら電話くださいと伝えて、他の会社を薦めました。
三日後。
再びお客様が電話があり、見積もり金額がなんと400万円だったと知らされました。
出せない金額ではないけど、出来ることならやってもらいたいとお願いされ、
データ復旧に挑戦してみたところ、何とかできました。
つながりを作って会社を発展させる
お客様は、小さな会社がミスをすると納得してくれません。
そして大手を頼って離れていきます。
大勢の社員を抱える大手企業が存在する中で会社を大きくしていく為には、
どんな些細なミスも許されません。
例えば、HDDのデータを救う為に海外メーカーの部品が必要になったとします。
一体、違う国の部品なんて一人でどうやって見つければいいのか？
例えば、修理したHDDをお客様に届ける際、
運送会社の人間がHDDについて詳しい知識を知っているとは限りません。
SDカードやUSBメモリと違い、
落としただけで全損し兼ねない代物を、彼らは丁寧に扱ってくれるのか？
一人で部品を探しつつ、運送まで全て管理するのは不可能でしょう。
とはいえ、出来ませんでしたではお客様が納得してくれる筈がありません。
一体どうすればいいのか？
この時に色々な方との人脈、つまり『つながり』が活かされます。
もしも、中古部品を取り扱う会社に知り合いが居れば。
もしも、運送会社の営業所と知り合えたら。
自分一人では出来ない事も、他者と協力していくことができれば、
大手にも勝る仕事内容で、お客様に満足していただけます。
データ復旧の業界とは・・・
この業界が『足元見た商売』だと言われることがあります。
何故なら、お客様はデータとお金を天秤にかけます。
HDDの中身次第では、借金してでも復旧したいと考える方もいらっしゃいます。
実際、詐欺被害も多発しているので慎重に業者を選ぶ必要があるのですが、
実は、信頼できる会社を見抜く方法があります。
・HPやリンクなどに『無料診断』とある会社
断言しますが、無料なものにいいものはありません。家賃、検査費、広告費など、
多額の経費が掛かるにも関わらず、何故無料なのか。それを考えてみてください。
・電話越しで診断してもらう
無料診断をした時は症状を詳細まで、何時間でも説明しましょう。
この時、長時間の電話に相手が電話を切った場合は、信用してはなりません。
・料金を安くさせる
例えば10万円のものならそれ以下で、という風に提案して下さい。
この時に作業証明をもらってください。
故障の原因が物理障害なのか、論理障害なのか。原因を明確にする為です。
その際、電話の相手が原因についてうまく説明できない時は怪しむべきです。
・料金表をちゃんと見る
内容がおおまかにしか書いていない場合、その業者は重度の障害は直せません。
頼んでも、料金は安いがHDDそのものを壊されてしまう場合があります。
大手にはできないことができる会社
専門的なイメージの強い業界なので、知識が豊富とか理系に強い人間は沢山います。
大事なのは好きという気持ちです。
機械が好き、HDDが大好きという気持ちを持たないと、やっていけません。
私は、子供が遊びたがっていてもHDD。妻と話していてもHDD。
それくらい、HDD大好きです。
弊社の社員は、心の底から好きで、この業界の専門分野に強い人間が揃っています。
なので、私は自分の会社と他とが技術的に同じと思われたくありません。
経験の差でも変わりますし、経験のある技術者でもサボっていれば力量も変わります。
弊社の強みは、経験豊富な実力のある技術者数人で働いていることです。
それにより、お客様は誰にデータ復旧をお願いすればいいか選べます。
ユーザー側の目線に立った仕事をする事ができるのです。
また、少数精鋭ならば、その分人件費が少なくなります。
例えば、他社で100万円の見積もりだった案件も数分の1の低料金で引き受けられます。
データ復旧をすると、料金が高額な場合が多いので、
お客様の予算内で済ませられるというのは、他社には真似できない強みになります。
誰もが安心して利用できる為に
お客様から預かったHDを、どれくらいのスキルを持った人間が修理しているのか？
修理された後はどう扱われるのか？
配送業者はちゃんと丁寧に扱ってくれているのか？
これらは、お客様の目には見えていません。
相手の事も分からず、大事な物を預ける。これほど危険なものはありません。
弊社では修理依頼を考えているお客様が、
相手の全てを把握できるようにする為のネットワークを構築していきたいと思います。
そして、この業界のことをもっと知ってもらう。
そもそも、データ復旧の会社が多く存在することが、実は意外に知られていません。
困った時に困った人を助ける仕事であるにも関わらず、
認知度が低いのは非常に問題があります。
弊社のHPを是非ご覧下さい。
作業の開始から終了まで、写真付きで詳細を掲載しております。
色々な媒体に露出する事で、我々の仕事とは何なのか、データ復旧とは何なのかを
これから利用するかもしれない方々に知ってもらい、安心感を与えていきたいです。
最終的には街中にデータを救ってくれる場所だと分かる全国チェーン業務です。
コンビニの様な感覚で気軽に利用してくれる場所を目指します。
学生へのメッセージ
今の若い方は、
色々なことをやりたがるか、一つのことだけに筋を通す。
どちらかに分かれると思います。
まずは、自分は一体どちらなのか？これを見抜きましょう。
そして、
自分には何が向いているのか？
自分にはどんなものが必要なのか？
これを考えることが重要です。
考えていく内にやりたいことが見つかったのなら、突き詰めていきましょう。
気付けば、自分の好きなことに変わっていきます。
何をやれば良いのか分からない時は、過去の自分の履歴を振り返ってみましょう。
昔から車が好きだった、高校の時卓球部に入ってた。
そこから見つけられるかもしれません。
好きなことが見つかれば即実行です。先手を打ちましょう！
今の日本は何が起きても不思議ではない時代です。
自分のスケジュール通りに進むことはない、と思うべきです。
何かが起きた時に、好きなことが出来なかったと後悔しても遅いです。
最後に、リスクがあって出来ないと思っている方へ。
『ダメ、できない、無理、リスク』のキーワードを頭に浮かべずに
『できる、絶対に、無理なわけがない、リスクなんて当たり前』
と考えることが、リスクを回避できる唯一の方法です。
恐れずに好きなことをやっていきましょう！