代表取締役 村中 修
設立 | 2004年2月19日 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.ants-biz.jp/index.html |
関わりのないものへの挑戦
子供の頃から、サラリーマン家庭ではなく、自営業者の家庭で育ちました。
ダスキンのフランチャイズをやっていた父親の背中を見て育ったので、
自分で何かを稼いで行くという精神はそこで気づかぬうちに感じていたのかもしれません。
逆に、サラリーマン家庭がどのようなものか、当時は想像がつきませんでした。
その後、自分も大学を卒業し、会社に就職してサラリーマンになるわけですが、
当時もサラリーマンとして、「安定」を求めていたわけではなかったような気がします。
大阪で数年間のサラリーマンとしての勤務経験を経て、2000年頃のITベンチャーブームの波に乗って、上京しました。
その後、ITベンチャーのCTOを経て、2004年に会社を立ち上げました。
大学を卒業後、就職してからずっとシステムに関する仕事に携わっています。
元々、システムに関わる仕事についた理由は、学生時代、コンピューターにあまり興味がなかったから。
だからこそ、ここでコンピューターに携わらなかったら、もう一生関わることもないだろうと思い、
システム関連企業に特化して就職活動を行いました。そして、縁あってこの業界に入り、今に至っています。
起業したからこそ味わえたもの
会社に雇われているサラリーマンと違って、
起業して会社を経営するということは、自分が会社の顔、代表になるわけです。
つまり、会社としての方針も社内で検討することもありますが、実質、自分ひとりで決定することもあります。
ミスが取り返しのつかない事になりかねないので、責任重大です。
サラリーマンであれば、自分が会社を休んだり、
明日突然いなくなったとしても、自分の仕事をしてくれる代わりの人はいますが、
今は代わりに任せれる人が見つからない場合、すべて自分でやるしかないですね。
逆に、起業してよかったなと感じることは、
大企業でよくある会社都合や、会社内の人間関係の都合や、しがらみなどで、
スムーズに進めることができなかったり、できないことがなくなったことですね。
もちろん、外部との関係ではありますが、社内では風通しも良く、
そういうしがらみや人間関係などでうまくいかないケースは、まず、ないですね。
現在の社内体制とエンジニアの稼動環境
現在の社内体制は、契約社員含め、エンジニアが10名と事務職が1名です。
エンジニアの場合、お客様先に常駐するケースと社内に持ち帰って開発するケースに分かれます。
それぞれのメンバーがそれぞれ案件を抱えて、責任を持って対応してもらっています。
前述のシステム開発案件のほかには、HPの制作、サーバー構築などの案件もあります。
システム開発は、コンサル、企画から携わるケースもあれば、
要求定義、基本設計の上流工程からのケースも、詳細設計、プログラム製造からのケースもございます。
ウェブ系、スマホ系などは、アジャイルで開発するケースもあり、様々なケースに対応しているのが、現状でございます。
エンジニアとして求められること
通常の業務をしながら、業務外の時間でエンジニアとして必要な新しい技術やスキルを習得できるかどうかは、
自分次第だと考えています。
同時に、エンジニアとしての技術やスキルだけではなく、営業的なスキルも必要だと考えています。
エンジニアとして、お客様とちゃんと意見交換ができることが重要です。
お客様の意図や、要望を汲み取った上で、エンジニアとしてのスキルを活かして、業務を行うことが必要だからです。
技術レベルだけ高くても、人と話ができないエンジニアは、これから先通用するケースは少なくなってくるでしょう。
1人間としてのバランスのとれたエンジニアを求めています。
メンバーには、営業もできる幅の広いエンジニアになってほしいと考えていますし、
その後、独立して将来的に弊社のパートナーとして活躍してくれるようなエンジニアを育てたいですね。
社員への期待と求める人材像は?
私は社員にはやるべきことをやっていれば、特に何も言わないスタンスです。
ただし、会社の一メンバーとしてやっている以上、責任をもって、全員が理解できる共通認識を持ってほしい。
私は自分自ら業務に携わることもありますが、
メンバー間の調整、組み合わせなどを共通認識のもとにチームとして機能させることも重要な役割だと思っています。
ですので、自分の都合だけで動く自己中心的な人間は駄目ですね。
自発性がありつつ、周りとのコミュニケーションを取れる人間が必要です。
それと同時に、その場の状況に応じた柔軟性や臨機応変さを持って仕事をしてほしいと考えています。
転職が普通のエンジニア業界。
その中で当社は、ある程度の経験とスキルを持ったエンジニアが転職してきたときに、
そのエンジニアと一緒に成長できる会社でありたいと考えています。
そうすることが、会社全体としてのエンジニアのレベルアップにつながりますし、
今後、新卒生を採用することがあった際にも役立つと思います。
「ベンチャー企業で働く」とは?
学生の皆さんは、これから社会に出て働く上で“責任感”がキーワード。
誰しもが、責任感がない人間と一緒に仕事をしたくないと思うのが当然でしょう。
また、責任感もなく仕事をしていると、その本人が損をするのは確実です
これから就職する若い人たちには、
まだ経験がないから責任感というものはどういうものか分からないし、まだ自信が持てないかもしれませんが、
これは日々、人間関係においても、意識次第で変わってくると思います。
また、いろんな意識を持って行動できることも必要だと思います。
これも経験からではなく、マインドの問題だと思うので、日々の意識や姿勢から考えてほしいと思います。