有限会社レッドムーン　代表取締役　熱海康子

代表取締役　熱海康子

大学進学のとき新聞記者か株屋になりたいと考えていましたが、
大学は文学部へ。
女性で、子持ちで、一生出来る仕事は何だろうといろんな人に聞きました。
すると、新聞記者ではなくコピーライターだと判明。
そこで養成講座を受講しました。

大学卒業後はコピーライターの製作プロダクションへ入社。
アシスタントとして通販カタログやデパートの広告の作成から
スタートしました。

プロダクションで働いているとき出産を経験。
復帰するのが大変でしたが、その時友人の助けを得ることができ、復帰。

「自分と同じように苦労している人や
　　　　　コピーライターの仕事をやりたい人にチャンスの場を提供したい。」

この思いを実現すべく、レッドムーンを設立しました。

コピーライターの仕事をする人には二通りの人がいると思います。
クライアントから「書いてほしい」と言われて書く人。
広告を作製する目的を考えて、媒体や文章を考える人。
特に後者の人たちをディレクターと呼ぶことができます。
今後はこのようなディレクター集団にしていきたいです。

「無理は承知。
　無謀は覚悟の上。
　新しい世界へ。
　広い世界へ。
　人生はトライアル。」

自分が歩んできた人生を表現しています。
会社のホームページを作成したときに考えました。
ところが同業者の人から感銘のメッセージ。
ホームページから消しました（笑）

「みなさん。
　ご飯をしっかり食べとくなはれ。
　よくかんできっちり食べとくなはれ。
　ご飯があるから
　　　おかずがおいしいんどす。
　　　デザートがうれしいんどす。」

あえて京都弁です。標準語だと固い表現になってしまう。
ところが関西の言葉だと同じ意味でも柔らかい表現になるので、
使い分けています。

ご飯だけだと飽きてしまいますが、
よくかんで食べればおかずやデザートを楽しめます。
デザートだけではメタボになってしまいますし（笑）

これは仕事も同じ。
コピーライターの仕事もですが、仕事の8割はやりたくない仕事や
地味なことです。
しかし、それをやる目的や理由を自分で考えて行動すれば、
自分のノウハウになります。
これらの仕事の先にやりたい仕事や華やかな仕事が出来るのです。