代表取締役 多田 美希

株式会社トリプルサン 代表取締役 多田 美希

代表取締役 多田 美希

株式会社トリプルサン
設立 1996年2月6日
事業内容
  • 化粧品販売
  • 広告代理店業
  • 講演会主催
会社HP https://www.triplesun.co.jp/


ダンサーとして独立し、上京。

兵庫県の淡路島出身です。
子供の頃は、どちらかというと内向的なタイプで、家で編み物をしたり、本を読んだり、
ケーキを作ったりするのが好きでしたね。
そんな幼少時代を過ごしましたが、18歳の時に親元を離れ、東京へ出て行きたいと
切望するようになりました。
ところが、親は猛反対。
何とか説き伏せたところ、親の管理下のもとで大阪なら住んでも良いと言われたのですが、
それでも納得できませんでした。
結局、決まっていた就職先も振り切って、とりあえず一人で大阪に飛び出しました。
そして大阪や神戸のステージダンサーとして独立した後、23歳で東京へ。
1996年、24歳で有限会社トリプルサン(後に株式会社へ)を設立。広告代理店として
スタートし、イベントや式典関係のプロデュース等をおこなっていました。
また、無国籍料理のレストラン経営もおこない、多忙な日々を送っていました。

ハードな生活と化粧で、肌はボロボロに。

20代前半の私は、ステージに立つために
しっかりとしたメイクをしなければなりませんでした。
高級コスメブランドの口紅やファンデーション、ドーランなどを使い、
スポットライトを浴びる日々。
気が付けば、月に何十万もエステや化粧品に注ぎ込んでいたにもかかわらず、
肌はトラブル続きでボロボロになっていました。
高級エステや高価な化粧品に頼っても、本当の美肌はつくれない。
むしろ、マッサージのやりすぎや栄養の与え過ぎはNGであるということに気付き、
独学で美容法を研究し始めました。
そんな時、ある外科医の方と共同で美容液を開発、販売することに。
「保湿をしっかり。肌に不要な物を与えない」
「できるだけ保存料や界面活性剤を使用していない製品を」
そんな美容法の極意に沿った化粧品を提供したいとの思いから、
「エポラーシェ」シリーズをプロデュースすることになりました。

独自の美容法に基づくコスメを開発、販売。

仕事といえば何でもそうだと思いますが、初めからうまくいったわけではありません。
満を持して開発した化粧品でしたが、最初は売り込みに行っても信用がなく、
相手にしてもらえない事も多々ありました。
けれども、自分の会社のつくったコスメでお客様が綺麗になっていくという
目に見える成果が表れ、やりがいがありましたね。
人間は、楽しい事、やりたい事をしている時は、苦労を「苦労」と思わないものです。
不本意な事をやっていたわけでなく、自身が楽しいと思える仕事だったので、
迷いはありませんでした。
ユーザーでもある自分やスタッフの肌がどんどん綺麗になっていくのと比例して、
化粧品も徐々に売れ出し、独自の美容法も確立。
折しも、「美容研究家として本を出さないか」という話をいただき、著書を発行。
TV出演や取材も依頼されるようになり、TV通販等でどんどん売り上げが伸びていきました。

美容研究家として伝えていきたい事。

現在、美容研究家としてさまざまな場で講演をおこなっています。
そこで話している事なのですが、
日本では、高校生まで男女の近視の比率はほとんど同じなのに、
大学生以上になると女性のほうがグンと視力が落ちる傾向があるそうです。
なぜかというと、クレンジングや洗顔料、アイメイクの成分等が目の中に
入ってしまっている事が、大きな原因の一つとして考えられます。
日々何の疑いもなく使っている化粧品が、身体に悪影響を及ぼす事がある。
そんな事実を、まず多くの方々に受け止めて欲しいですね。
私は自社の製品が売れて欲しいがために、
このような講演をして回っているわけではありません。
私自身、あらゆる高価な化粧品やエステに散財していた20代に比べて、
40歳になる今のほうが断然肌が綺麗になりました。
身をもって得た美容法を、たくさんの人に伝えていきたい。
そんな想いを胸に活動しています。

日本を「美」の国にするために。

「エポラーシェ」シリーズは、全てパラベンフリー、石油系界面活性剤フリー、
無着色、無香料、無鉱物油です。
代表的アイテムである美白美容液は、天然成分のみで作られた無添加の美容液で、
とくに自信を持ってお勧めしています。
私は、これだけ世の中に化粧品が溢れているのに、
本当に肌の綺麗な人が少ない時代はおかしいと思います。
20歳前後といえば、一番肌が生き生きしていて然るべき。
それなのに、今の若い人達のほとんどが、シミ、ニキビ跡、
くすみといった肌のトラブルに悩んでいます。
もし、私達が今後20年この仕事を続けたら、若い人達は美しい肌を取り戻し、
現在20歳のユーザーが美しい40歳になり、日本は「美」の国になるはずです。
そのために、精力的に講演活動も行っています。日本を「美」の国にするために、
私がこれまでに知り得た「美」に関する知識を、余すところなく皆さんにお伝えしています。
我が社は、単に化粧品を売っているのではなく、「感動」を売る仕事をしていると
思っています。そのためには、どんなに原価が高くなっても妥協せず、商品のクオリティーを
大切に守っていこうと考えています。

素直な心と夢を持って次代へ!

わが社の面接で、まず判断する点は、「素直」かどうか。
素直でないと、仕事の基本が頭に入りません。
また仕事には、どんな職種であれトラブルやクレームが付き物です。
そんな様々な問題が生じた時に、素直な心と態度でもって対応できないと、
次のステップへ進めないのです。
それから、今の若い人達は、夢がない!と感じます。
人間は自分のやりたい事に対しては何でもできるので、まずは一日も早く夢を持つべきです。
そのためにも、できるだけ早く親元から離れ、ハングリー精神を養う体験をして欲しいですね。
「若い時の苦労は、買ってでもしろ」
と言われますが、今は苦労を避けている若者が多すぎるのでは。
夢のない人が成功した例はありません。
さらには夢を持たない人には、安泰すらあり得ないと思います。
なぜかというと、現在の日本は、数十年前の若者達の夢と努力で成り立ったものであり、
今後もずっと続くとは考えにくいからです。
自分達の精神力が、次なるステージをつくります。
ぜひ「素直」な気持ちと、「夢」を持ってください。