代表取締役名誉会長 弓削佳央

代表取締役名誉会長 弓削佳央

設立 2001年
事業内容
    • アパート・マンション・駐車場の総合管理
    • 土地有効利用の企画・立案
    • 賃貸物件の入居者募集・仲介
    • 土地・建物の仲介
    • 少額短期保険代理業
    • アパート・マンションのリフォーム・清掃・巡回
    • 住宅のリフォーム
    • 分譲マンションの管理
    • 大規模修繕工事
    • 投資用不動産の再生・販売
    • 都民住宅指定法人(06-6-003)
会社HP https://net-housing.tokyo/

どのようなきっかけで株式会社ネットハウジングを起ち上げたのでしょうか?

独立ですね。
元々は賃貸の営業を12年くらいやっていたのですが、前の会社が事業を縮小してしまったんです。

▼以前はどのような会社にいらっしゃったのですか?
賃貸の仲介と管理をしている会社でした。
今の会社も同じように作り始めて、流れで売買ですとか賃貸経営を始めたんです。

▼会社を起ち上げるとなると、お金の面でも大変そうな感じがするのですが
実はこの仕事、あまりお金のかかる仕事ではないんですよ。
その代わり管理物件を取得していくのが本当に大変で、物件集めにはかなり苦戦しました。

また、一番の要が管理人さんのもっているアパートを一棟代理で集積させてもらうことなので、そこを増やしていくことにも力を注ぎましたね。

会社を経営していて、これまで一番大変だった出来事はどのような事でしたか?

会社設立当初は、今の業務とは関係ない仕事をしていました。
携帯を販売したり、他にもいくつかの事業をやりながら賃貸の仲介と管理の仕事をしてきたんです。

あとは売上が毎月安定しないので、外壁を受注したりですとか、保守業、リフォーム業で収益を確保したりもしていました。
ですので最初はオーナー様の元を駆け回っていました。

▼家賃回収のお仕事となると管理人さんが結構嫌がる仕事ですよね
そうなんです。
特に足立区は、家賃滞納者が多いこともあって、家賃滞納しているような物件じゃないと、家主さんも管理を任せてくれませんでした。

そうした滞納の問題や、入居者として少々問題がある人の対応して解決するからこそ、管理人さんも「今後もお願いしますよ」と言ってくれるのです。

そう考えれば、確かに色んな苦労はしてきていますね。

▼場合によっては、裁判沙汰、警察沙汰になることもあるらしいですね
この業界では少なからずありますが、当社では大きいトラブルというのは無いですね。
それに裁判沙汰にしたら当社ではまず対応できないので、そうなる前に上手く解決していっています。

足立区は滞納者が23区内で一番多いですし、そういった意味では問題が多い。だからこそ、当社に任せてくれるというところもありますけどね。

▼ちなみに家賃回収などで、これまで一番記憶に残っている出来事などはありますか?
夜逃げされたことがあって、その処理が結構大変でした。

例えば、夜逃げした住人に荷物を残されてしまって、勝手にその荷物を処分してしまったとします。戻ってきたその住人に“自分の資産を勝手に捨てるな”と言われたら、当社が裁判で負けてしまうのです。

そうならないために書類を取ったり、親族や保証人さんからそのお金の回収はいいからこの書面を送ってほしいとか、結構考えてやらないといけません。

万が一何か言われたら、賠償しなければいけませんから。

▼夜逃げした場合、資産を放棄したということにはならないんですね
ならないです。
文書をもらえればいいんですけどね。

株式会社ネットハウジングの強みについて教えてください

まず、当社は地元密着なので、“足立区に特化してやっている”ということ。
あとは賃貸の管理から始まって、売買や資産運用のアドバイスなどもやりますので、不動産に関する業務を総合的にやっているというところですね。

そういう意味では、ユーザーから求められることを総合的にできているといえます。あとはきめ細かいところで、アパートの掃除をしていたり、巡回したりもしますね。

▼足立区というと治安面も含めて大変な地区という印象がありますね
今は大分よくなりましたよ。
18、9年前は確かに色々と言われていましたが(笑)。

他の地域と比べて苦労が多そうなイメージがあるかと思いますが、自分自身他の地域を知りませんから、これが普通なんだと思っています。

ただ、人間味はありますよ。

他の都市部よりも人とのつながりが強くなる場所だと思いますし、当社の仕事もお金だけでぱっぱと終わる話でもありません。滞納者がいたとしても、滞納者の生活のために福祉申請をしてあげたり、手続きなどのアドバイスをしてあげることも結構あるんです。

まずは生活を安定させることが第一ですからね。

他にも、突然失業して、生活保護のシステムを知らなかったりすると、当社でやりかたが解るので「こういう風にやってください」と伝えます。そうすると軌道にのったりするので、そこからお金を回収できたりするんです。

会社を経営する上で、弓削佳央様が特に心がけている事などありましたら教えてください

まずは“数字”ですね。

収益が安定していることがまず第一。そして管理してお金を預かる仕事ですので、信用が一番大きいです。毎月家賃を全部入れると億単位預かって、それを払わずに信用が無くなったらビジネスが成り立たなくなってしまいますから。

あとは入居者や家主さんからも文句が出ないように、スピーディーにクレーム対応をしたり、そうした対応を積み重ねて評判が上がるよう努力をしています。

▼本当に信用の積み重ねと言えますね
そうなんですよ。

賃貸経営は1回で終わる話ではなく、継続していくものなんです。当社では一番長いお客様で、創業時から18年付き合っている方もいらっしゃいます。賃貸管理というのは20~30年の長期の付き合いが当たり前なんです。

逆に1回でも当社の預かりの支払いが遅れたらそれで終わってしまいますからね。

今後は相続の問題とかも出てくるので、それに対する対応が必要になります。
家主さんには資産があって今は相続税の問題とかもあるので、それに対する対応もしていかなければいけません。人の資産に係る仕事なので、まさに一生のお付き合いという感じですよね。

今後のビジョンについて教えてください

建築が好きなので、建物の質を上げていきたいですね。今までのアパートのようにありふれたものではなく、もっとデザイン性のある建物を供給していきたいと思っています。

▼街のポスターなどで綺麗な家ですとか、マンションなどを見ていると、心が動かされますよね。イメージとしては、デザイナーズマンションのようなものなのでしょうか?
そうですね、デザイナーズマンションのようなものを手掛けていきたいです。

足立区では大学生が増えてきていますので、洗練されたものを欲する土壌は整ってきています。
千住ですと5校の大学がありますし、今度「文教大学」や女子医大も来るらしいですから、今後、千住では若者が増えてくることでしょう。

当社は今後もしっかりと地に足を着けて、常に成長し続けます。
より手堅く、より地元で時代にマッチした売り方で、地域に貢献できるようにしていきたいですね。

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