代表取締役社長 妹尾八郎
設立 | 1954年9月28日(創業昭和10年) |
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事業内容 |
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会社HP | https://www.takamitsu.com/ |
高光産業株式会社の成り立ちはどのようでしたか?
昭和10年代の先代社長の頃は、博多駅前に土地を複数持っており、
菜種油などを作っておりました。
駅前の好立地だったこともあり、土地、建屋を物流会社さんから
貸して欲しいというお話しをいただき、協力することに。
その時、お客様には非常に喜んでいただいたようです。
また、県内にも数カ所土地を持っていたことから、倉庫業がはじまり、
倉庫業を起点に物流業、運送事業へと繋がっていくことになったのが
高光産業の創業時です。
会社を経営していく中で力を入れていることはどのような事でしょうか?
高光産業では既存業界の枠に捕らわれない事業を展開しております。
その強みを発信し、支えていくのは、社員一人一人の力も非常に重要になってきます。
そのため社員教育、人材育成には力を入れております。
高光産業の強みについて教えてください
一般的な物流業、倉庫業の会社では無く、
二つの主業務を生かすためのIT事業と特許を絡めて、
お客様により良いご提案をできるのが弊社の強みです。
会社を経営する上で、
妹尾八郎社長が特に心がけている事を教えてください
『その人のために!』ということでしょうか。
見返りを求めず、お客様のために!ということを心掛けております。
移動式ロッカーを開発されていましたが、開発秘話について教えてください
東京で、大きなスーツケースをゴロゴロ引きずりながら
ショッピングや観光をしている外国人を見た時に、
何か良いサービスを提案できないものか?と思ったのがこの特許のはじまりでした。
とあるビジネスマンから
「東京都内には大きなスーツケースを預けられるコインロッカーが少ない。
店舗や企業などで、ロッカー代わりに荷物を預かってくれる場所を紹介してほしい」という
相談を受けたことが『移動式ロッカー』のヒントにもなりました。
移動式ロッカーを開発する際、困難だったことはありますか?
特に困難なことはなかったですね。
弊社事業の一つである運送事業のノウハウと、
IT事業や数々の特許で培ってきた知識の組み合わせで構想を固めていきました。
第80代警視総監 井上幸彦様と対談されていましたが、いかがでしたか?
井上さんとは、対談以外にも食事をご一緒させていただいたり、
ゴルフをご一緒させていただいたりいたしましたが、
非常に人望が厚く、皆から信用されている方であることが判りました。
だからこそ巨大な組織、人をまとめられてきたのだな、と改めて納得できました。
警視総監時代の裏話もお聞きしたこともありますが、
組織のトップとしての決断力、掌握術にも長けている方でして、
そのあたりは企業のトップとしても刺激を受けました。
ご縁もあり、現在は弊社の顧問として就いていただいております。
最後に今後のビジョン・目標を教えてください
「高光産業で取得した発明、特許を如何に世の中に広め、役立たせていくか!」、
「如何に、世の中の役に立つ会社になるか!」
ということを目標にしております。
それを広めるのが弊社の役目だと思っております。
《 高光産業株式会社 代表取締役社長 妹尾八郎 》