CEO 澤 曙憙誕

CEO 澤 曙憙誕
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設立 | 2009年10月7日 |
事業内容 |
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会社HP | http://www.undrop.jp/ |
ロンドンで映像の勉強
学生時代は普通に遊んでいました。
ただ、興味のあったコピーライターの勉強に宣伝会議に行ったり、
将来やりたいことを意識してダブルスクールしたりもしていました。
大学を卒業した後は、一度広告制作会社に就職しました。
そこではコピーライターとして働き始めました。
ただ、その当時の広告っていうと
一にも二にもコマーシャル。CM至上主義みたいな時代。
だから僕も映像の勉強をしたい。
あとはもっと色々なことを見てみたい。
日本だけに留まらず、グローバルに何かしてみたい。
その為には英語も必要だろう。そんな思いから、イギリスへ留学。
ロンドンのアートスクールで映像を勉強しました。
一年半ほど留学し、帰国後は制作会社へ就職し、
CMプランナーとコピーライターの活動を一緒に始めました。
僕のキャリアのスタートはここからですね。
企業と密接に
もともと僕はブランディングというお客様の視点から発想して
価値を高めていくマーケティングに興味があり、この会社に入社した動機も
そういうことが出来るだろうと思ったからでもありました。
ただ、制作会社での仕事はクライアントのビジネスや売上げとは
かなり距離のある表現を追求するような仕事。
そのスタンスに、僕は何かが少し違う気がしてきました。
ブランディングをやりたいのなら企業とより密接に関れるような。
それこそ、クライアントの側に入っていかないといけないのかな?
そう思っていたら、たまたまあるインテリアブランドの
立ち上げに参加することになりました。
その会社は、老舗の額縁メーカーで、
額縁を使ったインテリアブランドを作りたいと考えていました。
このプロジェクトのプロデュースを、僕が任されました。
その後、独立してフリーランスとして活動を始めたのですが、
現在弊社が売りにしている空間プロデュースの知識は、実はこの時に学びました。
額縁って空間に掛ける。
でもどう掛けるかは、大抵の人が知らない。
それを自分なりに考えて、そして考えていく中で空間のことを勉強して。
そう、空間のことは独学なんです。
ただそのお陰で、空間に対して独自の感性を養えたと思います。
ブランディング+空間プロデュース
弊社のストロングポイントは企画力。
お客様にクリエイティブな戦略を提案したり、お客様の個性を最大限引き出したりする。
そんな企画力には自信があります。
その為に弊社は、お仕事をさせていただく上で
IMPACT
INDIVIDUALITY
INTERESTING
この頭文字を取った3つの”i”を仕事の中に取り入れることを絶対条件としています。
何故これらを取り入れるのか?
まず言えることは、誰の目にも一瞬で留まるような(IMPACT)が大事ということです。
ですがそれだけだとお遊びで終わってしまう。
だからそこにお客様の個性(INDIVIDUALITY)を取り入れなくてはいけません。
最後に、そんな中でも楽しんで仕事をしたいから、
そこに「こうしたら面白い(INTERESTING)だろうなぁ」
というユーモアを籠めて仕事を完成させる。
これら3つの”i”を取り入れることがアンドロップのクリエイティブ。
そして、僕がやりたいこと。
中でもお客様がメインとなる以上、お客様の個性がメインとはなりますが、
ブランディングにしろ空間プロデュースにしろ、自分達のクリエイティブに拘ることで、
お客様にも満足して頂けて、より濃い関係を築き上げていけているのだと思います。
オンリーワンなブランド価値の創造
空間をプロデュースするにしても、ただカッコよくするだけではありません。
そもそも、カッコいいものなんて世の中に溢れる程存在していて、
真似すれば誰でも作れます。それと同じことをしても意味がない。
だから空間をプロデュースするにも、その手前や後のことを考えて。
オフィスをプロデュースするなら、ただカッコよくするだけではなく、
仕事効率に繋がるようないい働き方ができるような。
あるいは、その会社の人達が社内のルールをちゃんと守れるような。
単純にデザインするだけでなく、そこまで考えてプロデュースしていきます。
ブランディングにしても、デザインをカッコよくするのではなく、
ビジネスの企画の部分から携わっていくのが弊社のスタイルです。
お店だったらその内装から商品の構成、PR・レセプション関係もトータルでこなします。
正直、仕事量は多いですね・・・
ですが僕達の事業とは、
お客様の仰ることが仮にどんなに滅茶苦茶でも、
それを受け止めることで、お客様がイメージしている
100倍にすることだと思っています。
だからお客様が変なことを言っているからとそれを否定してはならないのです。
変なことだとしても、それをベースにし、その中からポイントを掴み、
良き相談相手や良き理解者になれるように努める。
ここまでやってようやく、お客様の個性が引き出されて、
結果、その会社の価値がグンと高まっていく、あるいは創り出せるのだと思います。
日本でオンリーワンに
事業のスタイルとして考えているのは、
大きな事業をやるのなら、他社とパートナーを組み共同で事業をやる。
またはクライアントワークで、クリエイティブ面から支えていく。
そういうスタイルを考えているので
実は会社を大きくしたい、というイメージは僕の中にはありません。
あくまでも小さくても強い会社、というのが目指すところ。
最終的には、海外でも勝負できるくらいに、会社を強くしていきたいと思います。
ですが、実は小規模でもやれることは意外にあるんです。
例えば、卸売とかですね。
会社としてもキャッシュポイントはたくさん持っておくべきですし、
クリティティブワークを突き詰めるには、どうしても人が必要になってくるでしょう。
そんなときに卸売なら仕入れる、もしくは作る。あとはそれを流す。
この繰り返しなので規模が小さくても充分実現可能なのです。
そして、このような自社ビジネスをやる理由は、
モノを売ることの大変さを自分たちが身をもって体感することで、
真にお客さんのビジネスの事を考えたクリエイティブが実現するためです。
世の中には4つの仕事がある
1 楽しくなくて儲からない仕事
2 楽しくなくても儲かる仕事
3 楽しいけど儲からない仕事
4 楽しくて儲かる仕事
この中のどれがいいですか?
と聞かれたら、誰でも『4』と答えるでしょう。
ですが現実は、大抵の人が楽しくなくて儲からない仕事をしているものなのです。
では、どうすれば楽しくて儲かる仕事ができるのか?
まずは積極性ですね。
仕事は自分で作っていくもので、会社の中で自分の立ち位置を作るのもやはり自分。
そして仕事を楽しむこと。
やりたい仕事だったら、誰でも楽しめるかなと思います。
ですが、やりたいことが決まっている人って中々居ません。
せいぜいが医学系、美術系とかその程度。
だから学生の今のうちから、自分の意識を変えていく必要があります。
従って、積極性があって仕事を楽しめる人。
それが『4』のできる人で、
実はアンドロップにはそういう方がぴったりだと思っています。
あと言えることがもう一つ。
楽な人と付き合っちゃダメだと思います。
失礼な言いですがが、つまり自分と同レベルの人と付き合うのがダメ、ということです。
そうではなくて、例えば自分よりも『レベル高いなぁ』と思える人と付き合ってみる。
たとえその人に自分なんか相手にされていなくても。
『この人に自分に興味を持ってもらえるようにするにはどうすればいいかな?』
と考えていくことで、自然と自らが磨かれていくと思います。
最後に言えるのは、自分の意識を変えるにしろ自分を磨くにしろ、
それが時間を掛けて出来るのは、大学生活四年間が最後になるでしょう。
もちろん遊ぶのもいいと思います。
ただし、遊ぶならとことん遊ぶこと!
そしてそれに負けないくらいに、自分を変えていくことにも努めてください!