代表 森一申

代表 森一申

設立 2010年6月11日
事業内容
    • PC向けコンテンツの企画・開発・運営
    • 携帯電話向けコンテンツの企画・開発・運営
    • webサイトの企画・開発・運営
会社HP http://www.cosmomachia.co.jp/index.html

サークル活動に夢中になった学生時代

オリエンテーリングというスポーツをご存じでしょうか?

地図とコンパスを使い、山の中に設置されたポイントを通過して、
到着までの時間を競う、硬派な野外スポーツです。

世の中では認知度の低い、いわゆるマイナースポーツ。
そんなオリエンテーリングと巡り合ったのは、高校生の時。

スピードと正確さをバランスさせる二律背反とも言えるゲーム性。
このルートで行けば近いが大変、でもこのルートで行けば遠いが楽。
さぁどちらを選択するのか・・・そんな駆け引きが面白く、
たちまちその魅力に惹かれ、夢中になりました。
大学時代は、仲間と共に自分でサークルを立ち上げ、
選手権大会優勝を目指し、汗を流す日々。
そのサークルも、最盛期には40人規模の大所帯へ。

そんな学生時代の中で、起業しようと思ったことは正直ありません。

ただ振り返ってみると。
大学生の時にゼロからサークルを作り上げ、仲間と共に目標へ突き進む。
このエキサイティングな体験が、起業を選択した一つのきっかけかもしれません。

レールに敷かれた人生を歩みたくない

2000年頃、MMORPGの草分け「ウルティマオンライン」を
プレイして衝撃を受けました。
純粋にオンラインゲームをライフワークにしたい!そう考えるようになりました。
現在、オンラインゲームが主流となっているゲーム業界のことを考えれば、
そんな私の考えは正しかったのかもしれません。

ともあれライフワークを実現すべく、
当時営業職をしていた会社を退職し、
株式会社ナムコ(現:株式会社バンダイナムコゲームス)へ転職。
2009年にフリーランスとして独立し、
株式会社コスモマキアーは2010年に立ち上げました。

転職前に、営業をしていた会社というのはソフトバンクです。
株式上場前のソフトバンクに、新卒で入社しました。
そこでは10年間、とにかく頑張って働いて、30歳の頃には管理職も務めていました。

そのまま残って頑張っていれば、
給料もたくさん貰えて、安定した生活を送れたかもしれません。
しかし私は起業するという選択肢を選びました。

レールの上の人生よりも、
自分でゼロから作り上げていく人生の方が面白い。
そう思っての事です。

お客様に常に誠実でいる

会社を作って良かったと思うことがあります。
自分たちのペースでゲームを開発できることともう一つ、
自分たちの意思で、サービスを継続していけることです。

当然ですが、企業の存続には利益が必要です。
大手のゲーム会社ともなれば、たくさん儲かる横綱相撲が求められるでしょう。
従って、どんなにこのゲームは面白い!と思っても、
それが儲からないのであれば、そのゲームの運営は終了となります。
ゲームを楽しんでいるお客様のことは後回しになってしまうのです。

なので、単純に利益だけで判断するのではなく、
愛情を持ってゲームを運営していきたい。
お客様と誠実に向き合い、共に成長し、
感動を共有していくことを大切にしたいと思っています。

その上できちんと利益を出して、
社員全員が安定した生活を送っていけるのが理想ですね。

粘り強く、クリエイティブを大切に

情報化社会という世の中で、合理化して量産化して利益を出す。
ゲーム業界に限らず、どんな業界でもやっていることでしょう。

ゲームはデジタル製品ですが、一つ一つクリエイティブは異なりますし、
真心を籠めて作っていく手法は、アナログ的とも言えます。
そのゲームが開花するまでに、長い時間がかかる事もあるでしょう。

似たようなシステムで似たようなゲームを量産することも可能だと思いますが、
5年10年というスパンを考えると、
そんな考え方でなければ生き残っていけないのでは?とも考えています。

与えられるのを待つのではなく、自分から率先して行動する

在学中に起業するのは良いことだと思います。
学生は、社会人が抱えるようなリスクは低いと思いますし、
現在の起業の環境を考えると、リスクはゼロと言えるかもしれません。
仮に失敗したとしても、それは一つの経験となり今後に活かされるでしょう。
就職を期待している親も、在学中に起業してイキイキとしている子を見れば、
納得感もあるのではないでしょうか?

逆に卒業後の進路を起業にしたいという学生についてはあまり感心しません。
ビジネスチャンスが卒業まで待ってくれる訳ではないですし、
そもそも起業したいと本気で思っている人は、今日にでも起業するものでしょう。
起業するネタが無い人は、まず企業に就職し、
社会人経験と人脈を蓄えてから起業しても良いのではないかと思います。

ただ、結局は『起業する』という勇気を持たなければなりません。
なんでもまず、自分から率先して行動してみる。
そんなマインドの持ち主ならば向いているのかなと思います。

集まれ、ゲーマーよ!

ゲームが大好き。
ゲームを作ってみたい。
ゲームを作っているのが幸せ。
そういう動機で就職先を決めるのはよくない!と仰る方も居るでしょうが、
私はそんな動機づけで全然構わないと思います。

弊社の社員達も、動機はそれぞれあるでしょうが、
共通しているのは全員がゲーム大好きということです。

そんなメンバーと一緒にゲームを作っていき、
自分自身も日々スキルアップしていき、
チャンスがあれば新しい事に挑戦していきたい!
そんな事を考えている人材が最もピッタリなのかな、と思います。