代表取締役 岡本洋明

代表取締役 岡本洋明

設立 2002年1月18日
事業内容
    • EC運営事業
    • EC支援事業
    • 思い出事業
会社HP http://genepa.com

人の思いを世の中に伝える

もともとは昔のアルバムなどの思い出写真のアーカイブ化、
映像化システムの製造販売を目的とした事業からスタートしました。

大切な思い出をきれいな状態で振り返ることができるようにしたいと思ったのが
ジェネレーションパスを設立したきっかけです。

起業しようと考えたのは実体験からでした。
実家で自分の写真を整理していた時に
「昔の写真のコピーをとって保管しておきたい」と思ったのです。
ところが、アルバム一冊まるまるコピーをとろうとしたら、
びっくりするような高額な費用がかかると言われてしまったんです。
そこで「もっと手軽に思い出を残せるようにしたい!」という思いから
事業をスタートさせたというわけです。

今のようにEC事業に本格的に取り組み始めたのは
会社設立5年目くらいからになります。
お客さんの中に木工細工や家具の職人さんがいて、
「販路の拡大ができない」と相談を受けたのです。
世代から世代への橋渡し役になりたいという思いで始めた会社でしたので、
そうした作り手の思いを次へと伝えることも仕事のうちだと使命感を感じました。
そこで目をつけたのがインターネットのマーケティングでした。

ECサイトの強みとこだわり

当社が運営するインターネットショッピングサイト「リコメン堂」は
他のECサイトとはいくつか異なる点があります。

まずは出品がしやすいということです。
売りたい商品があればその情報を元に当社で販売ページを作成、これだけです。
出品に際して費用はかからないので、
基本的に商品さえあれば誰にでもすぐにでもインターネット上で販売を開始することが可能になります。

また、もともと職人さんの販売先開拓の支援から始まった事業なので、
マーケティングには強みがあります。
「自社でECサイトを立ち上げたい」場合でも
リコメン堂でテストマーケティングを行い、収集したデータを提供することもできます。
一番知りたい「何が売れているのか」「どうやったら売れるのか」という
疑問点、不安点を解消する絶好の手立てとなっているのです。

物流の進歩、インターネットショッピングの普及と共に、EC事業は成長を重ね、
今では取り扱い点数は50万点以上、取引実績も250社を超えるまでに成長しました。
「“あるといいな”がきっとある」を合言葉に
これからも商品を探す人と作る人のベストマッチングのお手伝いができればと思っています。

営業マンはいない

リコメン堂を使いやすい点として「出品しやすい」ということに触れましたが、
それは完全成功報酬型をとっているからです。

売れるかどうかも分からない状態で出品して、手数料や出品料をとられることはなく、
売れたら報酬をいただくというスタイルをとっているから、
利用する側としてはとても安心で、大きな初期投資も必要ありません。

この利用しやすさが人気を呼び、
最近では海外からのお客様の利用や、海外に住む日本の方からの依頼も増えてきました。

また、ただ単にECサイトを立ち上げて終わりではなく、
ページ作成後もマーケティングを行い、商品の売り方、見せ方などを徹底追求していきます。
ページの見やすさ、デザイン性などにもこだわり、閲覧数にも気を配ります。
これらの独自のシステムで集客、売上アップを図っていくところが支持を集めている所以です。

販売後のサポートまで一貫して行えるのも当社の魅力の一つ。

万全のシステムを構築しているので、
膨大な件数の注文にも専任のスタッフ少人数で対応ができます。
そして、商品に対する問い合わせにも自社の専門スタッフが対応。

当社には営業マンはいませんが、
受発注業務からアフターフォローまで、
すべてをリコメン堂にお任せできる仕組みとなっているんです。

ECマーケティングに革命を

当初は思い出事業から始まった会社でしたが、
今ではすっかりEC事業に転換してしまいました。

ただ、思い出事業もなくなることはありません。
ある程度の企業規模に成長するまで発展させていくことを我慢している状態です。

年々130%の成長を遂げるようにやってきましたが、
お陰様でその目標はいずれも達成できています。
今後については50億円の売上を100億円に、
社員数もほぼ倍の80名程度まで増やすことを目標に掲げています。

もっとも、これまでアウトソーシングしていた部分が内在化していくと考えると、
売上よりも社員数の方が確実に増えていくといった感じではありますが。
とにかく、組織として拡大、成長していけるように取り組んでいくだけです。

ただ、理念は変わらずに貫きたいと思っています。
EC事業を始めた当初から
モノ作りをする人と、そのモノを欲する人の望みが合致することが一番だと考えてきました。

既存の流通体系を見直し、無駄を省いた適正な取引を行うことで、
作り手側と消費者側、双方にメリットがある状態にしたいと思いました。
今後も規模は拡大していってもその思いは変わらず、
あくまでも黒子の存在に徹することで、
満足のいくマッチングのお手伝いをしていきたいと考えています。

会社の仲間を一番大切に

「本気でやる」
「本気でやればおもしろい!」
「自由な発想でまずやってみる」
創業以来大事にしてきた3つの信条です。

どんな人でも働く時間、仕事ができる時間は限られています。
それは老若男女誰でも同じ。
人生の大部分を占める働くことを
休日のため、アフター5のためだけに頑張るというのでは少し寂しいではありませんか。
大半の時間を占めるからこそ、本気で働き、本気で楽しんでほしいと思っています。

会社として大切なことは一人一人が持つ力を余すことなく発揮できる場所にすること。
3年前と今、3年後で全く違ったことをしていても構いませんが、
とにかく大事なのは今いるステージに集中すること。
「前の会社では…」「普通では…」は当社ではタブーです。
過去のことよりもこれからやることに力を注いでもらいたいのです。

そして会社はあくまでも組織なので、とにかく仲間意識を大切にしてもらいたいですね。
学生時代の仲間、前職の仲間などさまざまなステージで大切な仲間がいるかと思いますが、
今の仲間は今働いている会社の仲間です。
仕事も仲間も“今”を大事にするようにと、社員には話すようにしています。

0からスタートの方が伸びる!

順調に成長を続ける当社には毎月500名ほどの入社希望者がいます。

市場の伸びもありますが、
何より会社として面白い、伸びていると感じてもらえているのだと思います。
これは皆様のおかげだと思っております。
                                    
志望する人の中にはIT業界出身者もいますが、大半は未経験者です。

経験者を採用する方が楽だと思われがちですが、それはあくまでも入り口だけに限った話です。
IT業界では、「3ヶ月前の常識は非常識」というぐらい
急速なスピードで変化を遂げると言われています。
つまり、いくら前職でノウハウを身につけていても、
その知識を常識だと思ってあぐらをかいてしまっていては
あっという間に取り残されてしまうことにもなりかねません。
中途で入ってくる社員には過去にやってきた功績よりも、
これから当社で何をしたいかという部分の方が大事であると言い聞かせています。

そして一緒に働きたいと思える人に重要なのが明るさと知識。
何でも挑戦しようと前向きに取り組む姿勢と、
制作、アライアンス、受発注と多岐にわたる業務の中で、
自分の持っている知識がどの分野に活かせるのかということをアピールしてほしいですね。