代表取締役 平井里枝

代表取締役 平井里枝

設立 平成7年
事業内容
    • 化粧品製造販売業
    • 医薬部外品製造販売業
会社HP http://www.yamahira.co.jp

元々、起業をしたいと考えたことはなかった。

私は一般の家庭で育ったこともあるのか、
将来経営者になろうとか、
化粧品の会社を立ち上げて化粧品を売りたいなどとは
全く考えていませんでしたね。

小さい頃は比較的、神経質な子供で、
お店で売られている食べ物は、
私にとっては食べにくいものばかりでした。
現在ほど綺麗なお店も少なかったので、
お店の埃なんかがあまり心地の良いものではありませんでしたね。

主婦になってからも、私がそのような環境で育ったので、
家族には安全な物を食べてもらうことを意識していました。
そのため、私自身は食や健康にすごく関心を持っていたのです。
特に口に入れるものは、ほとんど手作りで生活していました。

化粧品についても、
身体に気を遣って「自然派」と謳われるような化粧品を使っていましたね。
化粧品メーカーのキャッチコピーをそのまま信じて使用していたのです。

しかし、お肌が全然潤わず、自分の肌には馴染まないものが大半でした。
肌に良い物をすごく探しましたが、
中々見つからず、
化粧品メーカーが販売している化粧品に対して、
次第に疑問が生まれたのです。

そこから、化粧品を自分で勉強し始めました。
ある化粧品専門家の方の講演会に参加する他、
化粧品やお肌についての本を100冊程ほど読みましたね。

さまざま調べた結果、化粧品についてある1つの本質に辿り着く。

しばらく勉強を重ねた結果、ある答えに行き着くのです。

それは、化粧品においては肌への「水分」が最も重要な要素だということです。

実は、化粧品に含まれる水分以外の成分は、肌に馴染まないものだったのです。

通常、化粧水は精製水が使われており、すぐに蒸発する性質を持っています。
それを防ぐ為に乳液やクリームで肌に蓋をする、というのが一般的です。
しかし乳液やクリームは、肌荒れを引き起こす合成界面活性剤を使用する必要があります。

自分がひどい乾燥肌だったのは、
化粧品メーカーのアドバイス通り、何種類もの化粧品を使い、
しかもそれらが合成界面活性剤が配合されていたものでした。
水分こそが肌にとって重要であると気づいた時、
やはり自分の乾燥肌は、肌に不必要な物を何年も使い続けた結果だったのだと、
とても納得できました。

そのため、私は自分用の化粧水を手作りするようになりました。

次第に私の肌を見た知り合いに
「どこの化粧品使っているのですか?」と聞かれるようになり、
私のオリジナルの化粧水を分けてあげるようになりました。
そこがこの事業の原点になります。

私のオリジナル化粧水の評判が広まり、
その評判に押される形で法人化することを決めました。

インターネット販売の初期に参入し、化粧品カテゴリで1位を獲得する。

初めは少量を自分で作って、
地域のフリーペーパーなどに広告を掲載して販売していました。

ちょうどその頃、インターネットが着々と普及していた時期で、
インターネットでの化粧水販売を考えたのです。

今では考えられませんが、当時のインターネットショッピングサイトでは
アトピーやニキビの化粧品カテゴリで1位を記録していました。

インターネットでの販売への参入は、
大手の化粧品メーカーよりも早かったと思います。
大手では、社内での企画から販売までとても時間が掛かりますからね。

そのため最初は、宣伝費や広告費など一切使わずに販売できました。
現在ではやや厳しいのですが、
他の化粧品メーカーが参入していない時期にインターネットで販売できたことは、
大きなアドバンテージでした。

インターネットの時代だからこそ、直接顔を合わせることに意味がある。

今後はインターネットだけではなく、
商品説明会などを実施していきたいと思います。
自分自身が実際に商品の説明を行うのです。

薬事法の関係もあり、インターネットでは伝えられないこともあります。
それに、化粧品を使う側も、
直接説明を聞くことで安心も出来ると思うのです。

どちらかと言うと、化粧品より健康面の方が
生協を立ち上げたり、「漢方と健康を考える会」を主宰していた関係で詳しくなっていますので、
化粧品の販売だけでなく、
健康知識などの面でお客様のサポートしたいと考えています。

皮膚は、内臓の鏡といわれているように、
身体の内側から綺麗にすることが大切です。

特にアトピーの症状は、
腸や肺を丈夫にすることで肌を綺麗にすることができます。
また、なるべく手作りの食生活を意識するなど、
アドバイスして行きたいと思います。

アトピーなど、肌が荒れがちな方は食生活も上手くいっていないことが多いのです。
私たちの身体は、自分が口にしたもので作られています。
ですので、食事は大切です。

今後は、例えば私達と同じようなコンセプトの店舗のスペースを借りて、
私達が出向いて相談会などをしたいと考えています。
私自身だけでなく、
スタッフの人にもやってもらいたいと思います。

経済的自立を目指してほしい。

女性向けのメッセージになりますが、
やはり結婚しても配偶者に頼っていても、
いつどうなるかは分かりません。
ですので、どんな状況になっても自分一人で生活できるようにしてほしいと思います。

一人になったときの支えは、精神的なものではなく、経済的なものです。

私自身も専業主婦でしたが、
10年後20年後、どうなるのだろうかといつも思っていましたから。
精神面は何とかなります。
何度も言いますが、最も不安なのは経済力です。

男性の場合は、誰かに頼らず自分で生きて行こうと思う方が多いと思います。
しかし女性は、誰かに頼りがちな部分があります。
でもその先どうなるかは、本当に分かりません。

もしもの状況の時に、生計を立てる手段がないと困りますよね。

年を重ねると、どこもかしこも雇ってくれるとは限りません。
年金などに頼って生活するのではなく、
経済的に自立できることが大切ですね。