代表取締役 光本朱美
設立 | 2012年3月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.harisienne.com/ |
どういう訳か、自分の小さい頃の写真は極端に少なかった
美容に興味を持つようになったのは、
私の昔の写真が全くなかったことがきっかけでした。
当時そのことに気付いたのは小学生の頃で、
それについて母に尋ねると、
「あまりにも父と私の顔が似ていて、
将来この写真を見るとショックを受けてしまう」
だから捨てよう、とのことでした(笑)
そのような出来事から、
私は“綺麗になりたい”と思うようになりました。
中学生になった私は岡山から高知の学校へと進学、
中学2年生には親元を離れて寮生活をすることになります。
通っていた学校はアスリート教育に力を入れていて、
時折、鍼の先生が来てくれていました。
興味があった私は鍼治療を受けに行ったところ、
患者の中に肩が上がらないと悩んでいたピッチャーの方がいたのです。
そして治療をすると魔法のように治る。
目の前の光景に私は驚きを隠せなかったのですが、
それよりも印象的だったのが治った患者の“笑顔”。
私も誰かに喜んでもらいたい。
それが私の中で、
美容と鍼が繋がった瞬間でした。
高校生になって順調な生活の中、
部活のキャプテンと寮長という、
周囲のまとめ役を任されるようになります。
今思えば、それが社長になる上の勉強の始まりでターニングポイントでしたね。
学生と監督の想いを繋げること、
お客様とスタッフの想いを繋げること。
全員が良い方向に向く、架け橋を作ることが私の役割ですから。
人それぞれ、顔かたちは違う。その個性を受け入れることが大切
中学、高校とゴルフを続けてきた私でしたが、
大学では本格的に鍼の勉強をしたいと思っていました。
そのことを監督に相談したところ、
「もう少しゴルフを続けてみないか」とアドバイスを頂き、
オーストラリアの学校のお誘いを受けることになります。
私は1年間は海外でという条件の下で海外留学を決めました。
それはゴルフのプロを目指すためではなく、
小学生の頃から抱き続けている夢、
つまり“美容”のため。
海外を知り、様々な文化と人に出会う。
それが次に繋がると考えた結果でした。
オーストラリアで学んだ後、私はフランスへと移ります。
フランスへ渡った目的は、
美容の勉強と エステティックと呼ばれる国家資格を取りに行くため、
それと何より歴史から学ぶことが大切だと考えているので、
現地で挑戦をすることが最大の目的でした。
めまぐるしい日々の中、
私はフランスで“個性の大切さ”を感じました。
人それぞれの顔の作りの違いや、1人1人に対する接し方など、
海外に行かなければ気付かないことを学ぶことが出来たのです。
ドバイの帰り、自分のやりたい事を「138個」書き出すことから始めた
フランスから帰ってきた私は、
当初から考えていた鍼灸の大学へと進みました。
就職先が将来を大きく左右すると思っていたので、
1年生の頃から動いていたのですが、
自分が何を求めているのか正確には分かっていなかったんです。
それから私は就職活動でのドバイからの帰りに、
自分のやりたい事を138個書き出すことをしました。
そこから優先順に10個に絞り、
3個に絞りました。
そして「お客様目線」「美容」「女性のチームワーク」の3つを学べる会社を探したところ、
それに合致した会社を見つけることができました。
もともと私は起業を決めていたので、
給料や保険よりも経験を重視していました。
それと就職したい会社も早くに見つけていたので、
1年前からアルバイトもしていました。
会社に入ってからは、
バイトの経験も活きてお客様やスタッフとのコミュニケーションもとれていて、
楽しくお仕事出来ましたし、
何よりも迷いがなかったので集中できていました。
様々な方が相談に来て下さいますが、
やはり就職先で悩んでいらっしゃる方が多いです。
なので、ご自身のやりたいことを1つに絞るなどをして入社した方が
迷いなく進むことが出来ると思いますね。
「皆に応援してもらえる自分になる」
会社で2年の経験を積んだ私は、
いよいよ起業しようとシンガポールへ向かいます。
しかし、知り合いもいない中で立ち上げるとなると、
相応のリスクと自分の未熟さに気づき、
それからは出来ない理由ばかりを考えていました。
半年間の足踏みの後、私はシンガポールでの立ち上げを断念し、日本で起業。
日本から海外に進出することを目標とします。
実際に起業してみると、
「スピードの大切さ」に気付かされました。
特に「決断」と「変革」のスピードが重要だったのです。
時間が経つたびに改善点が溢れるように出てくるので、
スタッフも日々スピードを持って
同じ思いでハリジェンヌをよくしようと頑張ってくださっています。
時代が変われば、人も変わります。
進化すれば、出来ることも増えてきます。
なので、自分自身も進化していくことが大切と思っています。
「1人では出来ないことがこんなにもある」
皆に応援してもらえる自分になりたいと思いますね。
自分を変えることが、2013年の目標でした。
自分が変われば、周りのスタッフも変わってくれたと実感できました。
2014年の目標は「やる」です。
経営者になって本当に良かった。
楽しくて、学んで、もっと早く動き出せば良かったと今でも思います。
輝く女性が増える仕事を創りたい、独立女性鍼灸師(ハリジェンヌ)200店舗を目標に動く
両親の仕事の関係で、
私は小さい頃から女性のスタッフと接する場が多かったです。
私はそれを見て、
働くことが楽しそうで、
人が夢に向かって頑張る姿は素晴らしいなと
憧れを持っていました。
そして自分もそのように女性が成長する場所を創りたいと
幼い頃から思っていました。
現在、200名の女性鍼灸師の独立と、
200店舗を目標として掲げて動いています。
同じように独立を目指し、
経営者としてこの美容の鍼を通して社会のお役に立ちたいという方が増えることで
社会貢献ができると私は思っています。
「もっと早く起業していれば・・・」と思うくらい、成長と楽しさが詰まっている。
起業して思う事は、「もっと早くに起業していても良かった」という事です。
たくさんの「成長」と「楽しさ」が詰っていると思います。
誰もが起業したいと思っているわけではないので、
起業したいと思っている方は、迷わず突き進んで欲しいです。
学生の頃から、
「なりたい自分はなっている人にきく」という考えがありましたので、
お会いしたいと思った方には、
国も関係なく会いに行かせて頂きました。
そうしている間に自分が今後何をしていきたいのか、
どのような人になりたいのかなどビジョンが見えてきたので、
やはり色々な方とお会いして頂けたことは今でも貴重な経験です。
学生の方々にも起業から生まれる成長をぜひ近い将来味わって頂きたいです。