代表取締役社長 安井 純治
設立 | 1991年7月 |
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事業内容 |
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会社HP | http://www.welt.co.jp/ |
業界に感じた疑問。もっと現場を良くしたい!
この業界に入り、まもなく30年近くが経とうとしています。
いま現在もこの業界で尽力しているのは
もっと自分たちなりにテレビ業界に対して
何か工夫や貢献ができるのではないかと考えたのが参加した理由です。
事業的には、編集室があってはじめて商売になるという設備産業的な部分があります。
しかし、制作には様々な予想外のできごとや、難航する調整などが多くあるものです。
この業界が好きであるからこそ、
もっと自分達なりに工夫し
限られた時間を有効に活用できるようなご提案ができるんじゃないかと思ったんです。
さらに現場を業界を良くしていきたいといった想いが強くありましたね。
ハードとソフトのバランスを
私が徹底してこだわってきたのは、ハードとソフトのバランスです。
時代の流れにあわせた最新の機材や設備、いわゆるハードも適応させていく必要がありますが、
そこにソフトの面もミックスさせていくことが重要だと考えてきました。
演出部分を考えていくのは、ディレクターの方々です。
単にハード面を整えるのではなく、
うまく寄り添いながら仕事が提供できることが必要だと思ったのです。
例えば、お客様からスタジオを10日間使用したいと依頼があったとします。
「何時間使用したから費用はこの位」という時間単価の話ですむのかもしれませんが、
弊社では、お客様と打合せを重ねたり、5日間でどこまで形にするかという提案など、
いわゆる編集の段階に入ってからご提案もさせて頂きます。
そうすることで、お客様のコストも抑えられたりするんですよ。
もちろんイニシアティブを取るのはお客様です。
私たちも編集のプロとして、しっかりコミットしていく。
そういった一つずつの積み重ねによって、
リピートしてくださるお客様もどんどん増え、今日の規模まで拡大できたのでは無いかと考えています。
顧客満足度を上げるために。
会社の経営は、ある意味マネジメントです。
実際の現場から少し広げているイメージですね。
編集室やスタジオで、皆が一つ一つ稼いできてくれたお金を最終的にまとめて売り上げにし、
細かく分析し、売上をしっかり管理する。
そして、要となる設備投資のタイミングを見誤らないことが私の仕事だと思っています。
とはいえ、今でも個々の案件に関わり、営業全般なども行っています。
どの部屋で今、“何をしていて”“どうなっている”かを知っておく必要もありますから。
日々起こることに、どう対応し、次につなげていくか、
それがとても大切なことなのです。
本来であれば、1個1個携わっていきたいところですが、
これだけ規模が大きくなってきましたので、現場の体制作りも視野に入れています。
その目的は、とてもシンプルなこと。
“来ていただいたお客様に喜んでもらう”
“そのお客様に次もまた来ていただける”
“そのお客様から次のお客様を紹介していただける”
こういう現場となる体制作りをする。
単純な話です。
この目的意識が共有できるチームさえできれば、
今後もお客様の満足に繋がっていくと思います。
競合より協業のメリット
弊社は、横のつながりも大切にし、
同業者さんとも密接なお付き合いをさせていただいています。
一般的に「競合」言われる企業と「協業」する方法もとっているんです。
お互いに仕事が、溢れるほどある時もあれば、少ない時もあります。
そこで、スタジオがいっぱいになった時などには、
他社で空いているスタジオを借りることなどもしばしば。
ライバル関係ではなく、協業していくことが
スケールメリットともなり、
業界全体で、お客様へのより良い提案につながっていくと思っています。
スピード感をもち、さらなるマネジメント力を!
弊社の強みは、お客様のニーズにスピーディーに対応できることだと思います。
実際に驚きの声もたくさんいただきます。
テレビの世界は、どんどん進化していますから、
技術的な進歩と一緒に歩んでいくしかありません。
これからも、もっとスピードを意識してどんどん吸収していく必要があると思っています。
お客様の動向を見ながら、機械や設備も精査し対応する。
新しい編集フローを提案する。
今後も、コスト感もシンクロさせたうえで、
もっともっとお客様のニーズに合う、新しい提案に向けてチャレンジしていきたいと思います。
業界を変える気持ちで飛び込んできてほしい。
テレビの世界に興味のある方には、ぜひ飛び込んできてほしいと思います。
華やかな業界に見られがちなこの業界。。。
もちろんたいへんなことも山ほどあります。
でも、本当にやりがいのある世界です!
最近、少し元気がなくなってきているのではと言われるテレビ業界ですが、
若い方がどんどん入ってくることによって、活性化もはかれると思いますし、
なんといっても、影響力は依然として強烈。
こんなにおもしろい業界は無いと思います。
テレビの世界に“自分の情熱をぶつけたいんだ”そんな気持ちの熱い若者を待っています!!