代表取締役 秋葉 薫

代表取締役 秋葉 薫

設立 2005年3月15日
事業内容
    • 販売促進コンサルティング
    • セミナー事業、ホームページ制作
    • WEBマーケティング、WEBアプリケーション開発
    • グラフィックデザイン
    • コンテンツ企画運営
会社HP http://www.sofcom.co.jp/

役者から社会人となって

私はもともと役者を目指していました。
理由は目立ちたかったのと、稼ぎたい。
その二つです。
しかし、一攫千金とはならずアルバイト生活で繋ぎ、
28歳となった私に転機が訪れました。
それは些細なことで、アルバイトの後輩が就職したことがきっかけです。
当時の私の年収は約200万ほどでした。
それに比べ、その後輩の年収は400万。
私は30歳間近で焦りも交え、社会的価値が自分に無いと思う様になり就職を決意。
役者を休職し、社会人となったのです。

会社に入社した私は順調に仕事をこなし、周りから高い評価を頂きました。
役者時代には、なかった経験。
新人で怒鳴られ、こき使われることしかない日々。
ただひたすらに嬉しくて、私はいつの間にか仕事に夢中になっていたんです。

私がいた会社は、理念に「独立し、起業する」ことを掲げていました。
社内も入社から3年後には、
「後1年で独立」「どんな起業をするの?」など
今思えば、不思議な空気で不思議な会話が流れていましたね。
そして私もその流れに乗ることで、起業することを意識するようになったのです。

そんな時、「一緒に起業しないか」とお誘いがありました。
私もそれに頷き、弊社を起業することになったのですが、
それからすぐに相方とは方向性の違いで別れることになってしまいます。
会社に残った私は代表となり、会社の社長としての道を歩むこととなりました。

社員がやる気になる環境作り

会社を立ち上げてから3年は、経営者としてではなく、
現場で働く1人として毎日をすごしていました。
しかし、4年目に私は“違い”を感じるようになります。
今までは部活の様に動いてきたのですが、
組織として動くとなると社内整備やルールなど
「会社の内側」を作らないといけなかったんです。
そして「会社の外側」では、
お客様や社長同士の繋がりなども作らないといけない。
仕事の枠作りや、新しいビジネスモデルも考える必要がある。
考えれば考えるだけ、山の様な仕事量があったんです。

特に私は、社員がやる気になるような環境作りに重点を置いていて、
社長は見ていてくれる。
分かってくれている。
そう社員に思ってもらえることが大切だと考えています。
例の1つとして、社長プレゼンというのがあります。
これは私に対して「こんなことをしたい」といった企画をプレゼンして貰うことで、
その企画を実現に向けての話し合いを進めるといった内容ですが、
社員が自発的に動くようになり、面白いアイデアが多くでるため、
面白いことが好きな私にとっても非常に良いものです。

意思の必要性

仕事では、意識をしっかりと持っているかが重要になってきます。
コンサルティングやプロモーション以外にもデザインの仕事などを手掛けていますが、
キャッチコピーや扱う写真なども選んだ理由を常に気にしていますね。
理由を聞いての答えが、「何となく」ではいけません。
そこに作る側の意思が必要なんです。
失敗しても構わないので、意思を持ち仕事をしてほしいです。
弊社のルールとして、
「言い訳禁止」というのがあるのですが、これは“逃げない”ということ。
それこそが、成長していく糧と考えているので。

仕組みやルールを変える時ですが、変更は期間を設けることもありますが、
それ以外では、「やります」と一言だけ言って終わりというのがほとんどです。
それ以降は何かしらの理由が無い限り、前に戻るのを禁止しています。
人の意見を聞きすぎると、前に進まないといったこともあるので。
ただ社員が不利益なことは絶対にしてはいけません。
それを管理するのが、経営者の務めです。

人の背中を押すビジネスに向けて

現在はWEBとプロモーションの事業を中心として活動していますが、
基本的にはお客様の深くに潜り込むことが土台としてあります。
これは、「ここまでやってくれる」といった驚きを提供したい想いがあるからです。
上っ面だけで仕事をしては、
お客様のためにも、弊社にとっても悪い方向に向かいます。
ならば、良いものにするため努力することが大切になってくるので。

そしてこれからは、新しい企画を立ち上げ「何かと何かを組み合わせる」
「海外を交えたビジネス展開」を考えています。
近い1年後か2年後には、
私が担当するコンサルティングを別会社として運営させたいと考えていて、
そこはプロデュース会社として教育や経営支援など、人の背中を押すビジネスをしたいです。
まだまだサービスとして出来ていない部分がありますが、
これは私が一番やりたいことでもあるので、実現をさせていきたいです。

素直でいいやつ

求める人物としては、「素直でいいやつ」。
これだけですね。
こういった人は伸びるんですよ。
採用の時に、未経験者はもちろん経験者も受け入れてきましたが、
経験者だからといって良い訳ではありませんでした。
現在も残っている人はそういった素直でいいやつが多かった。

コミュニケーションに置いて、その部分は他の社員にも響くので重要になってきます。
なので、面接時にも他の社員と相談するなどは良くありますね。
誰かの下に付くにしろ、上に立つにしろ、
「素直でいいやつ」であることは必要ですから。
これはぶれる事はありません。

新卒採用のサイトを2014年の春から実施していく予定です。