代表取締役 山田 辰郎

代表取締役 山田 辰郎

設立 2004年7月22日
事業内容
    • ホームページの企画・作成・コンサルティング
    • 不動産賃貸・売買仲介業務、交換、管理、代理
    • 動画コンテンツへのサービス提供
    • 通信販売
会社HP http://www.distnoah.jp/

起業経緯

社長になりたいとか、大きな夢があったわけではありません。
友達と遊んだりしながら楽しく生きていけたらな、という気軽な気持ちでいました。
勉強も一生懸命!というわけではありませんでしたね。
朝まで友人たちと遊んだり、哲学的なことを話し合ったりして、
翌日学校へと向かう。
そんな生活をしていました。
そんな僕ですから就職活動もしていません。
知り合いから紹介された会社へ右から左へと流れるように就職しました。
今思えば、働く意欲がまったくない青年でした。
社会貢献の意味も働く意義も知らず、自分のことで精一杯でしたね。
起業した経緯も、仕事の流れや誰かから促されてというわけではありませんでした。
当時はちょうどIT関連の事業が産声をあげた時代。
インターネットオークションなどで生計を立てていた僕にとって、
多少なりとも自信のあったIT関連の会社へと転職をしたのは自然な流れでしょう。
そこで業務を重ね経験を積むうちに、独立を志すようになりました。

信頼すべき仲間と

本当に信頼できる人かどうかは、長い時間をかけなければ分からないでしょう。
しかしビジネスの上で信頼できる人かを判断するためには、
それほど時間をかけてはいられません。
では、どの段階で信頼できるかどうかを判断するのか。
僕は提案をしてくれるかどうかで決めています。
例えば仕事をある人に頼んだとしましょう。
何もいわず、作業のように仕事を受け取る人はダメです。
仕事を受け取ってその仕事に対して意見をくれたり、
こうしたらどうだろう、こうするともっと良くなるのでは?
そんな意見をくれる人を信頼すべきと考えます。
やっぱり意見をくれるということは、
それだけ僕や会社のことを考えてくれているということですから。
もちろん、根拠無く仕事の期日を守れない人は論外です。
本当は僕が知らないところで努力しているのかもしれないし、
別のところで頑張っているのかもしれません。
でも期日を守れない、ただ無感動に仕事を請け負っている人を
僕は信頼すべきと考えません。
やはり仕事をする上で大切なのは、
信頼すべき人と仕事をすることですから。

事業内容

主業のライブチャットを軸に不動産・カフェを運営しております。
ライブチャットは後程説明するとして、
不動産、カフェについては「浸透しきっている業種」に対して
どこまで弊社が「今の」「これからの」サービスで
活躍・貢献できるかを試したく立ち上げました。

不動産業のルメストは首都圏の不動産の売買・賃貸に特化した事業です。
まだまだ若いですが、おかげさまで3年の実績を積み上げることができ、
クライアントや利用者からもあつい信頼を得ています。

お客様の中には
行くお店によっては「営業トーク」で丸め込まれそうになった経験などもお持ちで、
こういった業種の営業マンには多少なりとも
「本当に言ってるのかな?」と不信を持たれている方もいらっしゃると思います。
また、お部屋情報がインターネットで概ね収集できる時代ですから
「不動産屋」というのはただの案内人という位置づけにもなってきてますね。
ルメストではお客様一組に対して、
「これでもか!」と言うくらいしっかり時間をかけて対応をさせて頂くことで
「営業トーク」「営業マン」というイメージを少しでも払拭していただき、
僕たちの本当のお仕事「提案」という部分を大事にし、
店長中川を筆頭に満足していただけるサービスを
これからも改善しながら成長させていくつもりです。

カフェは、京都で昨年春に「カフェぼんちぃ」としてOPENさせましたが、
京都ではまずその当時なかった「カフェインレス珈琲」の提供を主とし、
一般的な喫茶店で提供されているメニューをそろえております。
「珈琲は好きだけど、妊娠中だから・・・」「あまり飲みすぎると眠れないから・・・」
などを理由に本当は好きだけど飲めないお客様はたくさんいらっしゃいます。
当社のオリジナル(通販可)のカフェインレス珈琲は
99.9%カフェインを抜いた豆で入れておりますので、
お子様でも妊婦様でも安心してお飲み頂けます。

ライブチャットへの認識を

新規事業に対しては明確なビジョンがあるわけではありません。
そもそも僕自身が今日はカフェの事業の計画、明日は不動産の計画、というように
頭をすぐに切り替えていけるタイプではないので、
ひとつのこと、つまりライブチャットに力を入れていきたいと考えています。
「ライブチャット」ときくと皆さんどんな印象を抱きますか?
ライブチャットはコミュニケーションツールとして最適なサービスですが、
どうしても健全でない印象を抱いてしまう人が少なからずいる不遇のサービスでもあります。
今後弊社としてはライブチャットの正しい認識を広めていくこと。
ライブチャットをもっと多くの人に使用してもらえるよう努力していくつもりです。

新しいサービスや事業というものはどうしても抵抗を受けるものです。
ライブチャットも同じく多くの人に受け入れられるためには時間と労力が必要になるでしょう。
抵抗に負けず、ライブチャットを普及させていきたいと思います。

求める人物像

今では通信技術も進歩し、遠く離れていてもすぐに連絡することができます。
しかし返事が来るのが遅く結局話を伝えるのに1日以上掛かってしまった。
メールでも電話でもこういった経験がありませんか。
直接会って話せば、こういったロスタイムはありませんが、
話してもなかなか理解してくれない、
理解してくれたと思っても間違っていたために、もう一度伝えなければならない。
こうした齟齬が発生することもあります。
話を一言で理解できるか。
相手の立場や背景を考察しながら、何を求められているのか理解することが出来るか。
通信技術がいくら発達しても最終的に必要になるのは理解力です。
だから、僕は理解力のある人と一緒に働きたい。
理解力というのは何も特別な力ではありません。
友達に喜んでもらいたいから、何をして欲しいのか察してみよう。
先生がどんな答えを求めているか理解しよう。
こうした対人関係での理解は小学生でも持っています。
大切なのは理解力を伸ばしていく努力を怠らないことです。

学生へのメッセージ

人に迷惑をかけずに、誠実にやる。
信頼を得られる人間になってほしい。
僕はいまの学生さんは頭が良いと思っています。
しかし中には頭の良さの使いどころを間違えてしまっている人がいる。
現代ではインターネットを使って、
一般人や学生であっても自分のコメントを発信することが出来ます。
有益に使うことも出来るこの機能、
使い方を間違えてしまうと他人を否定することで自分の意見を目立たせたり、
かっこよく見せるために使ってしまう。
自分を賢くみせるために、本当は反対していない意見に対しても反対してしまう。
不特定多数の人に対して自分を良くみせようとしたり、反応をえようとしてりするよりも、
1人に対してでもいいから誠実に、本来の自分をみせるようにしてほしい。
またリスクを恐れず挑戦してほしい。
起業だってためらう必要はありません。
上手くいかず潰れてしまったとしても、
自分ひとりで責任を負うことができるのであれば、
どんどん挑戦していけばよいと思います。