代表取締役 齋藤聡史

代表取締役 齋藤聡史

設立 2008年1月
事業内容
    • ソーラー発電システム等の企画・コンサルタント・設計・企画・販売・施工・アフターメンテナンス
    • ソーラーグッズの企画・開発・販売・ソーラーグッズ専門店SoEneの運営
会社HP http://www.otias-group.co.jp/

小遣いも自分で稼ぐ。養われた独立志向

私は、父も兄も経営者という家庭で育ちました。
そのせいか、自然と幼い頃から自分で稼ぐということが
身についていたように思えます。

例えば、小学校低学年の時。
友達がもらったお年玉が3、4万の時に、僕のお年玉が5千円ということがありました。
たまたま周りに親戚がいなく、親からのお年玉だけだったということなのですが、
負けず嫌いの僕はそれが本当に悔しかったんですね。

家でたこ焼きを作り、遊びにきた友達に1個20円で売りました(笑)
他にも、親に交渉して、浴槽の掃除で1回30円、肩たたき1回で10円など、
お小遣いを自分で稼いだのです。

家が貧しいわけでもなかったので、もしかしたら親が僕の将来を考えて
あえて必要以上にお小遣いを渡さないという方針だったのかもしれないですね。

今思うと、この時から自分のお金は自分で稼ぐしかない!
という強い気持ちが備わったんだなと思っています。

自分の力で誰よりも稼ぐ

起業前の約9年間、エコ家電の訪問販売の営業をしていました。
会社に縛られて、固定給が多いのではなく、
自分でやった結果が、反映される歩合制の訪問販売の仕事を選択したのです。

ここでも負けず嫌いは継続。
約9年間、営業成績トップで、インセンティブを含め月に200万稼いだこともありました。
僕の性分にぴったりの会社ですね(笑)

そして、入社9年目に入った頃、太陽光発電やオール電化が広まり、
半年ほど経験を積んだうえで、「この商材ならいける!」 と思い
現在のオーチアスを設立しました。

当初は、一人で自宅兼事務所からのスタート。
僕は自分自身にどんどんプレッシャーをかけて、頑張れるタイプなので、
ある意味完全歩合でもある起業や社長という生き方は、私にとって究極の形でした。

営業としての顔、社長としての顔

創業時のメンバーは、前職で私が営業をしていた時の同僚でした。
しかし、ここで辛い別れを経験することに。
「営業であり、仲間であった齋藤」と、「経営者の齋藤」に大きな
ギャップが生まれたのだと思います。
私(会社)の変化についていけないメンバーが次々と去っていきました。。。

その後、同僚の採用はやめ、即戦力を求めた中途採用を開始しました。
しかし最近では全社をあげて、新卒採用に力を入れています。
その理由は、企業理念に共感する人財を採用したいと考えたからです。
私に対する先入観もなく、素直に理念やビジョンを共感してくれる新卒の方を
今後も積極的に採用していく予定です。    
企業が長く存続するには、社員が一つの理念を持ち一致団結にする必要があります。
育成コストはかかりますが、中長期的な視野に立った経営戦略です。

全ては理念とビジョン。

設立から数年は、みんながどれだけ稼げるか、歩合などを中心的に見た
経営をしてきました。
しかし、辛い別れや、さまざまな経験を経た、3年程前からは、
全てにおいて、ビジョン、理念に重きを置いています。

会社がいい時だけではなく、悪い時にもどれだけ本気でねばれて、
ふんばれるメンバーがいない限り、ベンチャー企業として勝ち残ったり、
目標である上場への苦しい道のりを共有するのは難しいと考えたんです。

そのためには、お金だけがモチベーションということには無理があるんですね。
ビジョン、理念を徹底的に打ち込んでいますので、
会社全体にそのマインドが浸透しつつあります。                                     

組織創りや理念浸透には大きく力を入れています。 
社章や朝会などでのビジョンの唱和など、小さいことからも組織を固めています。

私の考えやオーチアスのDNAが染み込んだ人財が、将来グループを代表する人財になって欲しいと考えています。

他と違う事を。世界一へ。

弊社は安売り合戦には巻き込まれるつもりはありません。
適正価格を守って販売し、
お客様にも「安さだけを求めるのであれば、他社をあたってほしい」と伝えています。
その分、私たちは付加価値をつけているのです。

例えば、競合他社の多くはショールームを、出したとしても郊外に設けますが、
これに対し、SoEne(ソーエネ) ショップは駅近に拠点をかまえ、
今後、大宮・横浜・品川・新宿・渋谷・六本木・銀座などにも出店を予定しています。

お客様の近くにショールームがあることで、
認知度もあがり、安心感をもっていただけるんですね。

また、年に1回の無料定期点検を一生涯つけています。担当者が生涯つきます。
など、とにかく全てにおいてサービスの質を徹底しているんですよ。
先行投資をすることで拡大し、突き抜けることができると考えているのです。

そして、社員一丸となって、世界一のソーラーカンパニーを目指しています。

誰も見たことの無い景色

ベンチャー企業は、大企業や歴史のある会社に比べれば、
福利厚生が少ない、ボーナスも給料も低い、安定性がない、変化が多い
などと不安な要素はたくさんあるかもしれません。
でも、それ以上にプラスの要素がたくさんあると思います。

一つは、会社が成長していくことで、日々仲間が増え、
後輩も入ってくれば、自分のポジションも急ピッチで上がるんですよ。
もちろんポジションが上がれば当然給料も増えていきます。

人生は一回きり。スリリングに、そして楽しく生きたいと思っている方には、
ベンチャーは最適です。
せっかく生きているなら、人生一回なのだから、将来楽になりたいなら。
という考えが持てる人であれば、ベンチャー企業に向いていると思います。

我々のようなベンチャーは、
同じような景色を見ながら、誰かの作った道を歩くのではなく、
けもの道をかきわけ、傷だらけになりながら、道を創るようなことをしているんです。

誰も通ったことない道を、ルートを創り、そこを歩く。
その道から見える景色は、この世の中の人が誰もみたことのない景色なんです。
それがベンチャー企業だと思います。

決してラクじゃないし、苦しいし、辛いし、タイヘン。。。
ただそれ以上に、満足度とか、達成感とか、感動とか、
圧倒的な喜びを感じることができると思いますよ。