代表取締役 三浦 忠

代表取締役 三浦 忠

設立 平成13年1月16日
事業内容
    • 企業各種団体の国内・海外視察・研修・ベンチマーキングを軸とした企画コーディネート及びコンサルティング業務
    • アジアを中心とした、企業、各種団体向けに、質の高い訪日視察・研修のコーディネート業務
    • チャーター輸送(バス、ハイヤー、タクシー、船舶、ヘリコプター、小型ジェット機など)の営業/オペレーター業務
会社HP http://www.j-minds.com

日本とアジアのゲートウェイ

私は12歳の頃から俳優を目指し、活動をしていました。
その頃より自分でお金を稼ぐ楽しさやありがたさを知り、
俳優の勉強にもなると思い様々なアルバイトを経験しました。
中学、高校、大学と学校に通いながらテレビや舞台、映画にも出演しました。

大学生になり愛知から東京へ出て来ましたが、早く自分で独立がしたかったので、
親からの仕送りは一切もらわずにアルバイトをしながらオーディションを受け、俳優業を続けていました。
大学4年生になり、だんだんと俳優が自分の行く道ではないと思うようになり、
私は最初の岐路に立ったわけです。

そこで俳優ではなく、一般企業に勤めようと考えて就職活動をし、旅行会社に就職を決めました。

旅行会社の営業として、国内や海外に幅広く渡航経験を積みました。
そこで9年間働きましたが、何かに縛られることなくもっと自由に表現したいという想いが強くなり、
独立を考えるようになりました。

経営について学びたいと思っていたときに、
中小ゼネコン専門の営業系のコンサルティング会社から声がかかったんです。
それでそこへ転職し経営のノウハウを学び、会社勤めをしながらすぐに旅行会社を作りました。
その後完全に独立し、2001年にジェイマインズ株式会社としてスタートしたわけです。

ジェイはジャパンのジェイ。マインズは心です。
日本や日本人の心を大事にしたいという想いをこめて起業しました。
「日本とアジアのゲートウェイ」がコンセプトです。
日本の心を大事にしながら、日本とアジアをつなげるよう様々な事業を展開しています。

感謝・感動・感恩

経営理念として、常に創造的で、常に変革的であることを考えています。
また事業を通じ、日本人が国際社会で活躍できるよう尽力したいと思っています。
そして世界中の人達が幸せになるために、様々な事業活動を展開したいですね。

それらを実現するのに大切な3つのこと。
それは「感謝・感動・感恩」です。
この三感精神は私の大好きな言葉であり、何より大切だと思っていることです。

まず全てに対するありがとうの気持ちを忘れてはいけないですね。
教えてもらえること、怒られることにも感謝できる素直さを持つことは基本的なことですが、
とても大事なことです。

次に感動できることです。感動がなければ感謝をすることもできません。
良いことばかりではなくマイナスの方向に心が動くこともまた感動といいます。
私たちはお客様に感動を与えようとは思っていません。
良い方向に感じてもらえるためのお手伝いができたらと思っているのです。
そのためには自分達は毎日何かを感じるアンテナ、意識をしっかりと持ち、
一つ一つの物事を考えて行動するよう心がけたいですね。
そういった感性がとても大切です。

そして、とても大切なこと、感恩です。
自分が親や家族や周りの人たちに何かをしてもらっているから今ここにいるということを
決して忘れてはいけません。その恩を感じることです。
もらった恩は返すことはできないのです。
いくら親孝行をしてもしつくすということはないでしょう。
もらった恩を今度は自分が下に送ることで返してゆくのです。
親や目上の方達から教えてもらったことは自分の子供や後輩達に伝えてゆくのです。
恩を感じ、次に送ってゆくこと、とても大切なことなので忘れてはいけないですね。

人と人のつながり

そもそも何のために仕事をするのか、ということを考えたとき、
もちろん生活してゆくためということもあります。けれどその一方でお金だけではなく、
仕事は自分の人生の縮図であるとも思うのです。
目標を設定し進むことなのです。
周りの人と一緒になって、自分や家族が幸せになるために、心豊かな人生を歩みたいから、
仕事をしているんですね。

ですから会社をもっと大きくしたいとか、上場したいなどとは全く考えていません。
人と人のつながりを大切にし、更につないでゆきたい、というのが一番の願いです。

ビジネスに特化した旅行業務 日本から海外へ、海外から日本へ

主な事業内容としては
視察研修事業部、EASTCHA JAPAN事業部、ビジネスサポート事業部の三本柱になります。

一つ目の視察研修事業部とは、ビジネスに特化した旅行業です。
日本全国の中小企業の経営者の方達が、国内や海外の企業を訪問するという視察研修を企画、
実行する事業です。逆に海外から現地の企業経営者らが訪日することもあります。

またBTSセクションという事業では、輸送に関するサービスを展開しています。例えば大企業、
官公庁などの要人の方達にバス、ハイヤー、リムジン、ヘリコプター、小型ジェット機などを提供する
ビジネストランスポートサービスです。

二つ目のEASTCHA JAPANは、アジアの良いもの日本へ持ってこようということで生まれた事業です。
EASTCHAとは台湾で生まれ上海でブランド化されたオリエンタルなお茶です。
もともと台湾の勉強仲間だった経営者が、台湾から中国や世界にも展開したいということで始まりました。
アジアに多くの店舗を持つ上海の有名なレストランで取り扱われているお茶です。
良い企業であり良いお茶なので、
日本でも展開して仲間として一緒に頑張りましょうという思いでやっています。

最後の三つ目はビジネスサポート事業部です。
こちらは日本の良い技術をもった機械や
食品、ビジネスモデルをアジアに持って行ってつないでゆこうという事業です。
またEASTCHAのようにアジアの良い物を日本へ持ってくることもサポートしています。

■台湾で生まれ上海でブランド化されたオリエンタルティー■

和僑として日本人企業家が多く世界で活躍して欲しい

今日本の中小企業はどんどん海外に出ていかなければならないと考えています。
人口減少に伴う外国人の誘致や外国企業の進出など、
日本にいながらグローバルな感覚を身につけなければいけなくなってきています。
外を見て視野を広げ、仲間を作り、よりクリエイティブで自由な発想を持つことが必要です。

事業ではないですが、和僑会という社会貢献団体の副会長をやっています。
中国を出て海外で活躍する華僑は、互いに助け合うネットワークと強さを持っています。
同じように海外で活躍する日本の企業家達も日本人同士で助け合えるネットワークを作り、
更に多くの人達に活躍の場を広げて欲しいと考えています。

現在、北京、上海、タイ、シンガポールなどアジア22地域、
また日本各地も含め全部で約2千人の経営者が参加しています。

人をつなぐこと。人が一番大事なことです。
日本の企業家達が和僑として出てゆき、
自ら変革し自らクリエイティブなところで勝負していって欲しいですね。

和僑とは造語ですが、この先百年経って、海外で活躍する日本人のことを和僑と広く
一般的に呼ばれるようになること、それが目標ですね。

求める人物像「101%の努力ができる人」

私は感性を持った人と一緒に働きたいですね。
スキルや能力も大切なことですが、一番大切なのはその人の持っている資質だと思います。

礼儀を知っていること。ありがとうと言うとか、靴を揃えるとか、
学生なりのぎこちない礼儀でも構わないですが、当たり前のことが身について習慣化していること。
それと素直で明るく、嘘をつかず誠実であること。
あとは少しの向上心を持っていることです。

自分の道が分かっていなくてもいいんです。人に負けたくないではなく、
自分が成長したいという気持ちを持っていてほしい。
そうゆう人は101%の努力ができるんです。
今100持っているとしたらその100より1つだけ多く頑張る。
いきなり150は無理でも1つだけならできます。
そうすると今日の101%が明日は100%になっているのです。
1%成長するわけです。

その小さな1%の積み重ねを毎日何年も何十年も続けると、とても大きな成長となります。

そしてそういったチャレンジ精神を持っている人は、
漠然とでもちゃんと目標設定ができる人だと思います。