代表取締役 瀧 良太

代表取締役 瀧 良太

設立 2010年4月2日
事業内容
    • 映像・WEB・グラフィックの企画・制作・販売
    • 映像・動画メディアの企画・制作・運営
    • 人材採用支援事業
会社HP http://www.locus-inc.co.jp/

ビジネスの面白さを体感した学生時代

大学時代の大半は、会員制宝石店や海外高級ブランドなどのビジネスに携わり、
大学にはあまり行かずにビジネスばかりやっていましたね。

しかし、大学3年生の夏にターニングポイントが訪れます。
卒業後もその仕事を続けていく予定でしたが、
ある方との出会いが人生の転機となり、全ての仕事を辞めて、
自分の可能性を試すべく就活を始めることを決意しました。

また、皆と一緒では面白くないので、
就活を始めると同時に友人と「就活支援団体」を立上げることとなります。
発足当初は、「就活を楽しもう」という程度の軽い動機でしたが、
様々なイベントを開催していく内に、「優良企業と学生の出会いの場」を提供することに意義を感じ、
就活と並行しながら、団体運営にのめり込んでいましたね。

主な活動内容は、
「企業20社、学生500人のサマーインターンイベント」や「ベンチャー経営者の講演会」などでしたが、
当時はそのような団体が珍しかったのか、新聞や雑誌など各種メディアにも取り上げて頂きました。

今になって振り返ってみると、宝石や高級ブランド等の嗜好品をtoC向けに販売する経験から、
今の営業スキルが養われたなと感じていますし、「就活支援団体」の運営を通して、
組織を束ねることの難しさや面白さを得たなと感じています。

LOCUS誕生のきっかけと背景

学生時代の仕事や就職支援団体での経験を通じてビジネスや組織を作る面白さに目覚め、
「3年間経験を積んで独立するために、
結果を出せば1年目から新規事業を任せてくれる会社」という軸で就職活動をし、
最終的にはその想いを受け止めてくれた株式会社ビー・スタイルに入社を決めました。

幸いな事に入社2ヵ月後から「映像を付加価値とした社内SNS」の新規事業を任され、
マネージャーとして充実した日々を過ごさせて頂きました。
当初立上げた事業はなかなか軌道に乗らなかったのですが、
試行錯誤したプロセスで映像の持つ可能性を確信した私は、
旧態依然の「映像受託制作事業」に市場性を見出しました。
代理店を介さない直取引による価格競争力と柔軟な対応力を強みに、
事業は少しずつ軌道に乗りはじめ、
三菱商事様、日本生命保険様、すかいらーく様、楽天様、セブン‐イレブン・ジャパン様、明治様など、
3年間で200社以上と取引するまでに至りました。

事業の成長と共に学生時代に宣言していた3年間はあっという間に過ぎ、
そろそろ自身のキャリアを考え始めようと思った矢先、
世界経済に大きな衝撃を与えたリーマンショックが発生。
世界同時不況の幕開けが人材の流動化に歯止めをかけ、
ビー・スタイルは本業である派遣事業に経営資源を集中させることが確定し、
経営陣から担当事業の撤退を打診されました。

社会的意義とニーズがある事業なのはもちろんのこと、
何より大切なお客様と仲間の存在が心を動かし、自己資金で事業のEBOを行うことを決断し独立。
これが起業、そしてLOCUSが産声を上げたきっかけと背景になります。

映像ベンチャー企業として

私たちはセールスプロモーション、人材採用、教育研修、広報・IRブランディングなど
様々なジャンルの映像・WEB・グラフィックの企画制作を、現在は主力分野としています。

新規事業としては、19万円でプロクオリティの映像ができる映像制作パッケージ「PROMOTTO.tv」や、
世界中のWEB動画マーケティングの最新情報を取り上げているニュースメディア「movie TIMES」、
日本最大級のWEB動画データベース「movie BANK」、
YoutubeやSNSなど各種WEBメディアの「動画広告代理事業」などを次々にリリース。

今後は、既存事業を収益の柱とし、スマートフォンやタブレット、デジタルサイネージ、
電子ペーパー、AR、ホログラムなどの映像を配信・視聴可能なインフラの整備とテクノロジーの進化に合わせて、
映像を基軸とした「クラウドソーシング」や「映像クリエイター特化の求人媒体」、
「アドネットワーク」、「クリエイタースクール」など様々な映像関連サービスを開発していきます。

LOCUSは、市場の成長性に合わせて「映像制作会社」ではなく「映像ベンチャー」として
“映像をもっと手軽に、映像クリエイターをもっと身近に。”をミッションに
新たな価値を世に提供し続けていく企業体で在り続けます。

求める人物像

LOCUSが志向する企業風土は、
まず、社長や一般社員といった立場を超越して、自由闊達に意見が言い合えること。
次に、映像を企画・制作する姿勢は、見た目だけではなくロジックに基づき
“目的”をきちんと果たすソリューションを追求するものであること。
そして、どの分野の事業においても常にNO.1を目指す、ということです。

そんな私たちが求める人材は、基本的に誠実で前向き、そして人を大切にする人。
また、世の中にない新しい分野を開拓していく上では、
自然にアンテナを高く掲げ常にインプットし続けている人が望ましいと考えています。
さらに、会社のスタートアップ期に受けるさまざまなプレッシャーを「面白い」と思えることも重要ですね。
その点では、“野心を持っている”ベンチャー志向の人がふさわしいと考えています。

社内の制度などは、これから整えていくことになりますが、
会社として着実に成長させていくために、グローバル展開を視野に入れた事業戦略や、
事業競争力や財務基盤、マネジメント体制の強化が必須となるIPOもベンチマークに置いています。
新しいフィールドに挑みながら、
仲間とともに自分を成長させていきたいというチャレンジ精神のある人と是非一緒に働きたいですね。

就活生へのメッセージ

まず、ベンチャー・大手などの規模や就職人気ランキングをはじめとした知名度にこだわらず、
就職活動してほしいと思います。

どんなに大きな会社でも倒産する可能性は多いにありますし、
今後の日本では貧富の差がどんどん激しくなっていくでしょう。
そのような状況が予想される経済環境を見据えて、
社会人になったら、会社にぶら下がるのではなく個人として稼げる力を身に着けるべきだと思います。

なのでベンチャー・大手にこだわらず、
ご自身の人生設計に合わせた力を身につけられる会社で働いたほうがいいかなと思いますし、
そもそも就活の目的は「就社」ではなく、「就職」ですからね。

会社の規模ではなく、
自分がそこで個として勝負できるまで成長できるような会社を目指して
就職活動に臨んでください。