代表者 鳥羽 悠史

代表者 鳥羽 悠史

設立 2011年2月14日
事業内容
    • 本の魅力を伝えるソーシャルリーディングサービス「ブクペ」
    • 書店員になったつもりでPOPを作る「ブクポップ」
    • 本の魅力を伝える本のニュースサイト「ビーカイブ」
会社HP http://bukupe.com/

安定志向からベンチャーに挑戦

学生時代の就職活動は、食品業界を中心に回っていました。
当時の私はとにかく安定志向。
大手コンビニの子会社に入社し、物流センターで働いていました。

「安定」をキーワードに決めただけに、
最初の会社は給与も待遇も申し分ない好条件でした。
しかし突然、「このまま40歳まで勤めて、何が残るだろう」と不安に感じたのです。
悩んだ結果、転職を決意。

「転職をするならベンチャーだ!」と意気込み、
たまたま求人サイトで見つけたサムライインキュベートという会社に入社することに。

そこでは、グーグルMAPを背景にした検索サービスの商品を担当しました。
初めてのベンチャーでの仕事は、大変だった分だけ、学びは大きかったと思います。

モットーは「やってみないと分からない」

安定志向の私は、それまで起業なんて考えたこともありませんでした。
それどころか、たくさんの企業が現れては潰れるのを、目の前で見ていたため、
どちらかというと「企業なんてしたくない」と思っていましたね(笑)

そんな私の起業の経緯は、本当に「流れ」のようなものです。
サムライインキュベートでは扱っていない事業に興味が湧き、
「転職してプログラマーになろうか」と考えていたところ、
社長から「応援するからやってみろ」と声をかけていただきました。

起業してからは、マネージメントすることの難しさなど、
経営者の大変さを日々感じています。
ただ、経営者でなければ会えない人と会えたり、
全体を見る力がついたりと、起業しなければ経験できなかったことも多くあります。

経営者をまったく目指していなかった私ですが、
やはり何事もやってみないと分からないな、と痛感します。
今後も「何事も挑戦してみる」姿勢で、さまざまなことに挑んでいきたいと思います。

今までにない、まとめサイト「ブクペ」

現在の主軸の事業は「ブクペ」という本のまとめサービスです。
1冊の本を1500文字程度にまとめ、サイトに掲載しています。
このような本そのもののまとめサイトは、今まで他にはなく、
他社サービスと差別化できているといえるでしょう。

また、まとめサイトだけではプロモーション的に弱いので、
本の魅力を伝えるニュースサイト「ビーカイブ」の運営も始めました。
この2つの事業において、現在は開発以外のほぼすべてを私一人で担当しています。

さらなるブラッシュアップを目指して

ブクペを運営する上で、一通り小手先のプロモーションは行いましたが
今後は、検索で上位に上がるためのSEO対策が課題となっています。

ブクペは、もともとビジネス書を読むのが好きだった
私のアイデアから生まれたサイトです。
今後、ブラッシュアップを重ねても、
本を中心とした知識を楽しむサービスという軸は変わらないと思います。

今のところ、大規模に人を増やす予定はありませんが
信頼でき、何事も責任感を持ってコミットできる人材は大歓迎です。
社長候補になりうる人材を待っていますよ。

己を鍛えるなら、ブラック企業へ!

学生の皆さんには、言い方は悪いかもしれませんが
いわゆるブラック企業と呼ばれる会社に入社することをおすすめします。
もちろん人を使い捨てにするブラック企業は別ですが、
そうした企業では、膨大な仕事量と雑務の数々に対応するために
意地でも仕事を覚えるはずです。
覚えないと終わらないほどの仕事をこなしてこそ、
しっかりとした下地を築くことができるでしょう。

また、5人程度の小さな会社に身を置くのもいいでしょう。
規模が小さいほど、経営者のすぐそばで直接仕事を教わり、
営業の現場もどんどん経験することができるからです。

最初から「企画がやりたい」「経営したい」と語るのではなく、
まずはブラック企業や小さな会社で、社会の厳しさを学んでみてください。
若いうちに経験した困難は、いずれスキルとして身につき
きっと将来、あなたの人生で生きてくると思います。