代表取締役 川添 裕貴

代表取締役 川添 裕貴

設立 2003年10月10日
事業内容
    • webコンサルティング、戦略立案
    • webサイトプロデュース・企画・制作
    • ログ解析によるPDCA運用
会社HP http://www.bostudio.co.jp

早く社会に出たかった学生時代

学生の時から漠然とはしていましたが、
早く社会に出て自分の力で世の中の役に立ちたいという思いはずっと抱いてました。
思いが強いあまり、大学4年生の時には営業のアルバイトをして、
学生時代からスーツを着て営業マンとして企業を訪問したりもしていましたね。

就職活動は興味のあった広告業界に絞って活動。
地元大阪の広告会社に就職し、数年間勤務した後、映像関係の仕事に就く事になりました。
主な仕事の内容は、大きなイベント会場で、
新商品の携帯電話機やノートパソコン等を紹介する映像を制作して
プレゼンしたり、会社紹介ビデオ等の制作。
インターネットが普及し始めてきた頃であり、
企業もホームページを活用するべく模索し始めた、そんな時代でした。

インターネットの波は勤めていた映像業界にも押し寄せ、
映像関係の仕事よりもインターネット関連の仕事の方に予算配分が多くなってくる様に。
そこで、映像プロデューサーを目指すか、
インターネットの扉を開くのか岐路に立たされる事になったのです。
昔ながらのやり方で仕事を進める映像業界に窮屈さを感じていた事や、
インターネットの可能性に魅力を感じた事もあり、新しい媒体の方で挑戦する決意をしました。

事業内容について

26歳の時、映像業界からweb系の制作会社に転職。
個性的なクリエイター集団が揃っていた事もあり、デザイン等の完成度は高いレベルでした。
ただ、あまりにもクリエイティブな面ばかりが重要視されていて、
依頼者がwebサイトに求める肝心の本質の部分が二の次になってしまっている様な気がしました。
そんな状況の中、企業の要望に応える形でやっていきたい自分の思いとズレを感じ、31歳の時に独立を決意しました。

自分が独立して会社を始めていくからには、
徹底して企業の求める本質に応えるビジネスを展開していこうと思いました。
ポテンシャルを持っているがインターネットを上手に活用していない為、
思った様な成果が出せていない企業の手助けをするべくwebコンサルティング事業を主軸に始めることに。
企業の求める内容を反映させて成果を生み出す事を一番に考えていますので、
デザインは後から付いてくるものと考えています。
なので社内で専属のデザイナーを抱えないで全て外注に任せています。
ただし、最終的にソフトウェアをアウトプットするコーディングが出来るスタッフは置いて、
戦略提案出来る様な体制は整えています。

企業理念「Good & Fit」とは

企業理念は「Good & Fit」。
意味は、当社がする良い提案(Good)がお客様に合って(Fit)しているか、ということ。

企業によっては、IT専門の部署を作って組織化がきっちりなされている企業もあるでしょうし、
専門部署はおろか、詳しい人すら社内にいないという企業もあるでしょう。
つまり、企業によって理解度、対応力等に温度差があって当然と考えています。

従って我々が考えて良い提案が、全ての企業に当てはまる訳ではありません。
そこを十分に理解しておかないと、独りよがりの考え方になってしまいますし、
それこそ絵に描いた餅的提案になってしまう可能性は十分にあります。

web戦略コンサルティングを主軸とする当社では、緻密な調査、分析を重ねた上で戦略設計を考え、
これまで培ってきた経験と常識にとらわれない発想力から生まれた提案を融合させる事により、
お客様をただのお客様で終わらすのではなく、ファンにする仕組み作りを提案しています。
つまり一過性の売り上げアップを望むのではなく、
ファンを作る事によって継続的に業績をアップしていける環境作りのお手伝いをさせていただいています。

今後の展望について

web制作をする会社は星の数程あるかとは思いますが、
当社はweb制作だけを行っている会社ではありません。
コンサルティングを事業内容として謳っているからには、
その役割を果たす位置にいないといけないと考えています。
そこで、今後は従業員個々の能力を高める事は勿論、
当社がやりたい事を実現出来る様になる為にも、企業様が求める能力を持った人材をいかに提供して、
お役に立てるかという事を考えています。

また、その様な取り組みをしていかないと、市場は伸びていきません。
そして、企業の中でwebの事を理解し、積極的に取り入れようという動きが無ければ、
企業側もですが当社も伸びていきません。
そうならない為にも、企業に当社スタッフを常駐させ、サポートしていく事も一つの方法ですが、
さらにその上の段階を目指して企業の中で担える人を育てる為に、
企業の人に当社スタッフが教えるという役目を果たす事を考えています。

多くの企業には、webの力を最大限活用してもらう事で、今抱えている問題を解決し、
コストダウンや業績アップに結びつけて大きく成長していっていただきたいと思っていますね。
結果、経済が活性化し、元気のある会社が一社でも多く増えてくれれば良いなと思います。

学生へのメッセージ

『自分の人生に責任を持つ』この一言に尽きます。
何気なく生きていると忘れてしまいがちですが、
何でも自分で決断して行っている事が大前提だという事を絶対に忘れてはいけません。

辞めたいと考えているその会社を選んだのは誰ですか?
嫌々やっているその仕事を選んだのは誰ですか?

この様に壁にぶつかった時、自らを正当化する為に、ついつい周りや社会のせいにしてしまうものです。
しかし、今の状況にあるのは自分で決断を下し、その道を選択してきた結果なのです。

『面白くないな』と思う単調作業の仕事でも、
長時間続ける内に精度が上がっていく人と全く上がらない人がいます。
これは、物の考え方や、その仕事に対して向き合う姿勢の違いです。
そしてその違いは、考え方が他者責任か自己責任によって生まれてくるものです。
これは仕事だけでは無く、人生におけるあらゆる場面で出てきますから、非常に大事になってきます。

人生何があっても自己責任。
その考え方さえぶれなければ、どんな業種、どんな業界に行っても活躍出来るでしょう。
そして、納得いく充実した人生を送ってほしいと思います。
それが私からのメッセージです。